Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧。78ページ目
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1541.  君がいた夏
音楽が印象に残る映画。いいですねえ・・・デヴィッド・フォスターのキーボード。甘いサックスの音色も美しい。ストーリーは青春時代のエピソードを寄せ集めた淡々とした青春時代の回想モノ。しかしいい思い出も振り返れば恥ずかしくなるような思い出も色んな思い出が詰まった青春時代が既に過去になってしまった今に観直すと音楽の良さもあって妙に感傷的になる映画です。この頃がジョディ・フォスターの一番いい頃じゃないでしょうか。そして最後まで「あの時」のことを根に持つ友人の存在もいい。観終わってしばらくすると内容は忘れてしまいそうな映画ではあるのですが、鑑賞中はゆったりと心地よい気分に浸れる映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-12 00:11:25)
1542.  死刑執行人もまた死す
ナチスに利用されることを嫌ってアメリカに渡ったラング監督によるレジスタンス映画ですが、サスペンス映画としても今に見ても十分に楽しめる映画です。テンポよく展開が変わっていきながら常に緊張感を持続する構成が見事で脚本の素晴らしさが感じられます。光と影、明と暗、白と黒といったモノクロならではの効果が不安感や恐怖感をもたらす。ナチスの支配下のプラハで「死刑執行人」と市民に恐れられた総督を暗殺した犯人を探すゲシュタポ対地下組織、そしてプラハ市民。捜査のために報復のために罪の無い市民を処刑していくゲシュタポに対し地下組織も報復でそれに対抗する。本作でもラング監督の人間描写には独特の凄味があります。これは1943年の作品。まだ戦争も報復の連鎖も、プラハ市民の反ナチスの闘いもまだ終わっていない。だからこそ”not the end”で作品は締めくくられるところにラング監督の重い気持ちが感じられます。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-11 13:03:27)(良:1票)
1543.  運動靴と赤い金魚 《ネタバレ》 
確かに主人公一家の暮らしは貧しく描かれる内容は切ない。何度も映し出されるかわいい飾りのついたきれいな靴を履いた同級生の足元を見つめる妹の視線や高級住宅街の街並みを見つめる兄の視線からは貧富の差が確かに感じられます。  しかしその貧しさを強調するよりは路地を力強く駆け抜ける兄妹の姿、高級住宅街の庭師の仕事で収入を得た後、もっと働いて冷蔵庫を買って、お前たちの靴も買って、大きな家に引っ越そうと夢を語り合う自転車に二人乗りする父と息子の姿などを通して貧しくも力強く生きる家族を描く視線には素朴な優しさが感じられます。  その後仕事が順調なことを感じさせる買い物をするラストのお父さんの姿に嬉しくなる。なぜならその自転車の荷台には綺麗な赤と白の2足の靴が・・・!そしてマラソン大会で頑張りすぎてしまった兄が靴を脱ぎ脚を水に浸す。その足元に集まってくる金魚。とても優しく素敵なラストシーンでした。  欲を言えばお父さんが買ってきた靴を見た兄妹の喜ぶ笑顔と喜ぶ子供の姿に満足そうなお父さんの表情も少し離れた所からそっと見せてほしかったなあ・・・。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-11 12:12:58)
1544.  白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々
最初から最後まで観る者に目を離させない、全く途切れることのない緊張感。非常に重厚で丁寧に作られている映画でした。「白バラ」の活動を伝えるよりも、その中にいたゾフィー・ショルという一人の高潔な人間を伝えることに集中した映画ですが、ゾフィー役の女優さんの演技は本当に素晴らしかった。また、尋問を担当したモーアがゾフィーを見つめる様々な感情の入り混じった表情も印象に残る。特に2月20日の尋問の際に発する一つ一つの言葉には非常に重みがあり、演じる二人も見事な演技でした。事実に忠実に作られたというこの映画。実に立派な映画でした。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-09 23:32:47)
1545.  舞台よりすてきな生活 《ネタバレ》 
人付き合いが苦手で事あるごとにぼやいてばっかり、子どもが欲しいという妻に対し子どもなんていらない!という少々偏屈な劇作家。この男をコミカルに演じたケネス・ブラナーが素晴らしい。さすがにどんな役を演じても本当に上手いですね。そこにまだ小さな女の子と母親が隣に引っ越してきた時点でストーリーの方は大体読めてしまうよくあるハートフル・コメディではあるのですが、ケネスの演技とぼやきの台詞がとても楽しく、特に最初はぎこちなかったままごとが少しずつ変わっていき友情が芽生える、隣人の女の子との絡みがとても微笑ましかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-05 19:07:05)
1546.  ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 
「ロープ」でもお馴染みの映画がほとんど部屋から出ない密室劇。冒頭の2人の男のやりとりが少くどくはありますが、物語が動き出して以降、例えば実によく計算され尽くした、パーティ会場から電話をかける前後の細かいアクシデントの挿入や登場人物の行動の微妙なズレと、それがもたらす緊迫感。さらに相変わらず巧みな数々の小道具の使い方も見事。夫と妻、観る者がどちらに感情移入すべきか迷わせる巧みな登場人物の設定とその心理描写。限られた作品の行動範囲を実によく計算された演出で見事に使いきった、ヒッチコックの妙技の数々を堪能できる作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-05 16:57:15)
1547.  ワンダとダイヤと優しい奴ら
イタリア語を聞くと発情するという訳の分からんキャラながら適度にお色気を交え見事なコメディエンヌぶりを披露するジェイミー・リー・カーチスとケビン・クラインの二人が素晴らしい。そこに製作や脚本にも名を連ねるモンティ・パイソンのメンバーが絡むダイヤのありかをめぐるブラックなドタバタ劇。主要キャストは皆ハマっていたしテンポもいいし上手く作られた映画だとは思うのですが、残念ながら肝心のギャグがあまり笑えませんでした。特に動物の命をを不必要に軽く扱いすぎなところが・・・。長年熱帯魚の飼育を趣味にしている私としてはあのシーンは完全にドン引きしてしまいました。
[DVD(字幕)] 3点(2010-09-05 16:51:19)
1548.  瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 
いい映画でした・・・。25年前の若い銀行員の妻の惨殺事件。主人公の男の事件の回想と真相を追う姿を物語の軸に、妻を殺された銀行員と犯人、裁判所を定年退職した主人公の男とその上司である女性、それぞれの事件の二転三転する展開と共に描かれる深い味わいのある人間ドラマでした。更に執念の捜査を見せつつもどこかコミカルな主人公の男の同僚の味のある存在感も見逃せない。  途中長く感じられる部分もありましたが、25年前と今を行き来しながら事件の回想と解明のドラマと、事件後のそれぞれの人間ドラマの二つのドラマがしっかり描き切られ、ミステリ・サスペンスとロマンス、この二つのドラマそれぞれの結末が鑑賞後も違った余韻となって心に残る映画でした。  度々登場する“A”の文字が打てないタイプライター。主人公の男が恐れを振り払うかのように自ら“A”の文字を書きラストの行動に出る人間ドラマの結末も、事件のその後の驚愕の結末も見事でした。よく練られた脚本、味わい深く美しい映像も素晴らしい映画でした。
[映画館(字幕)] 9点(2010-08-31 21:58:57)(良:2票)
1549.  女教師グロリア<TVM>
1990年頃に好きだったペネロープ・アン・ミラー。最近お姿を見られなくなったなあ・・・なんて思っていたら思わぬ所での再会となりました。レンタル屋さんで借りるDVDを物色していたら妙に目につくパッケージ。しかし「あっ!ペネロープが出てる!」と借りることになったのですが、先にレビューされている方も書かれている通り、これはどう見てもパッケージのお姉さんがグロリアでしょう・・・。長いこと映画を見ているとたま~に邦題やパッケージのトラップにかかってしまうことがあるのですが、これはまさにそんな映画なのでありました・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2010-08-30 20:52:22)
1550.  會議は踊る
もう80年も前の、戦前のドイツのオペレッタの傑作と名高い本作をこの度初めて鑑賞しました。正直、映画としては退屈する時間帯も多かった。しかしそれでも観てよかったですねえ!あまりにも有名なお城からのお迎えの馬車に乗るクリステルの高揚する気持ちが伝わってくるかのような名曲「ただ一度だけ」とその馬車が街から郊外を駆け抜ける様子と沿道の人々をも生き生きと捉え続ける移動撮影。やはり映画史に残る名シーンですね。感動しました。リリアン・ハーヴェイもとてもチャーミング。一度最後まで見た鑑賞後も繰り返しここだけを何度も何度も見てしまいました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-29 23:29:49)
1551.  シスタースマイル ドミニクの歌 《ネタバレ》 
ドミニ~ク、ニク、ニク♪・・・一度は耳にしたことがある方も多い歌ではないでしょうか。僕は全米№1ヒットとなった“シンギング・ナン”というアーティスト名でこの歌は聞いたことがありました。 明るくウキウキするようなメロディを歌う修道院のシスター。「天使にラブソングを」のような歌で人々を元気づけるシスターの物語をイメージしていたのですが・・・。バックコーラスのシスターの仲間と歌うシーンにはそんな雰囲気はあるものの、ひと時の成功と名声、そしてそこからの長い転落という波乱万丈の生涯を生きた一人の女性の悲しいお話でした。 自分のやりたいように生き続けた彼女には共感できない部分もあったが潔さが感じられる人でもありました。 その反面、彼女を利用し続け邪魔になれば葬り去ろうとする教会とは一体何だったのだろうか。恐らく今ではあり得ないマネジメント、印税は教会が吸い上げ、彼女には莫大な税金だけが課税され、彼女に教会が救いの手を差し伸べることは無かったという。彼女の人生は悲しい結末を迎えますが、ラストに全く悲壮感が無く、波乱万丈の彼女の生涯の中で最も安らかな心で過ごした時間であるように描かれていたのが救いでした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-29 19:14:01)
1552.  マーサの幸せレシピ
リメイクの「幸せのレシピ」を先に見ました。正直、あまり内容は覚えていなかったのですが、見ているうちに少しずつ思い出しました。ラストがリメイクとは異なっています。リナを迎えに行って以降のラストは敢えて台詞を省き幸せの風景を流れるように見せていくのですが、これがとてもいい感じです。やはりラブコメにはこんなハッピーエンドがよく似合います。どちらかと言うとドイツ映画の雰囲気は苦手なのですが、(一方イタリア映画は好き)誰もがイメージするところの陽気なイタリア男のマリオの存在がドイツ映画の中にとても自然に溶け込んだ作品でした。
[DVD(吹替)] 6点(2010-08-29 15:12:32)
1553.  リトル・ロマンス
大人から見ればまだまだ子どもですが、もう僕らは子どもじゃない、なんて思う年頃が誰にでも訪れる。そんな年頃の二人の幼さと時折見せる大人っぽさ、そしてそんな二人の恋がとても上品に微笑ましく描かれた作品です。  そんな二人のリトル・ロマンスと共にローレンス・オリヴィエが素晴らしい。彼の存在とその演技、発する一つ一つの台詞は作品に実に味わい深いユーモアと意味をもたらす。自らの代表作である「明日に向って撃て!」や「スティング」の名シーンが登場するのもジョージ・ロイ・ヒルの映画が好きな者にはたまらなく嬉しい。  これがデビュー作であるダイアン・レインの可憐な魅力や義父の優しさ、美しいジョルジュ・ドルリューの音楽と旅先の風景も心に残る愛すべき映画であるとともにジョージ・ロイ・ヒルの優しさと映画作りの上手さをあらためて感じる作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-28 21:28:30)
1554.  藍色夏恋 《ネタバレ》 
80年代のホウ・シャオシェンの作品を思い出させる雰囲気を持った映画でした。日本人から見てもどこか親しみを感じさせる台湾の街の風景、そして音楽や登場人物の台詞を意識的に抑え、何かドラマチックな出来事がある訳でもない。しかしそんな淡々とした描写の中に彼ら、彼女らが表情や動作で表現する感情が切なくも生き生きと伝わってきます。  特に後半の体育館でのけんかのシーン。体を激しくぶつけあって喧嘩している二人の姿を少し離れた位置からカメラが捉える。その間二人は一言も発しないのですが、体をぶつけあう二人が同時にぶつけあっている感情までもが伝わってくるような見事なシーンでした。そして一つ一つが短くてとてもシンプルな台詞からも彼らの今の素直な気持ちが実に生き生きと伝わってきます。  本作で描かれる二人の恋の行方は・・・?その答が出るのは彼らが言うように1年後か3年後になるのかもしれない。しかし本作はそれでいいのだと思えました。自転車で爽やかに風を切り夏の台湾の街を駆け抜ける、まだ成長の過程にある二人が本作の一番最後に見せる本作の一番の笑顔を見ているとそれだけで十分でした。彼らはまだ若くどんな可能性だってあるし何も慌てることはない。そんな若さとその可能性が実に爽やかに描かれたラストシーンでした。 原題「藍色大門」を「藍色夏恋」とした邦題も上手くこの作品を表現しています。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-26 20:02:41)
1555.  流されて…
豪華なヨットを借り切って贅沢な休日を過ごすブルジョワの若奥様。話の内容も態度も声も全てが高飛車で鬱陶しく思え、そのヨットで働く顔中ひげだらけでムサ苦しく貧しい男がジャンカルロ・ジャンニーニ。臭いだの料理が不味いだのブルジョワの奥様は彼を召使いのように扱い言いたい放題。遭難前にそんな階級の対比をこれでもかと見せつける。そして遭難し無人島に上陸以降はその階級が逆転してしまう、というよくある状況の変化による階級や立場の逆転モノですが、この二人の演技がなかなかの見応えです。時にはコミカルでもありますが、人間の嫌な部分も含め、ねちっこく二人の姿を捉え描かれています。後の当時のマドンナ夫妻による「スウェプト・アウェイ」にジャンカルロ・ジャンニーニの息子が起用されており、父と息子の見比べも面白いでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-22 14:28:18)
1556.  シモーヌ
例えば世の中に存在する様々な情報操作や仕掛け人に踊らされるマスコミや熱狂する大衆の滑稽で皮肉を込めた描き方や、そんなマスコミに追いかけられシモーヌの秘密保持のため誤魔化し逃げ回るいつもとは全く違うコミカル・パチーノの演技も楽しい映画でした。特にクルマの中で隠れながら電話するカッコ悪すぎるパチーノの姿には爆笑でした。いつものパチーノと違うギャップは確かに面白かったですが、個人的にはシモーヌの秘密保持のために誤魔化し続ける姿よりも、やはり白でも黒と大声で自信満々に言い張ってしまう、パチーノにはこんな男であってほしいと思うのです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-21 18:29:15)
1557.  オールウェイズ
大きな感動がある映画ではないですが、リチャード・ドレイファスは流石の上手さを見せてくれるし、ホリー・ハンターの魅力も全開の作品でした。 この二人が演じるピートとドリンダに加えてアルとテッドといった彼らの周りにいる人物それぞれにいい味がある設定になっていて、ストーリーとしてはよく見られるゴーストものではありますが落ち着いた雰囲気で普通に楽しめる映画でした。前後半1回ずつ挿入される名曲「煙が目にしみる」の使い方も効果的。  そして本作はオードリーの引退作でもあります。その後彼女はユニセフ親善大使として活躍し、本作から数年後にこの世を去るのですが、そんなオードリーの最後の役は天使の役でした。スクリーンの妖精として世界中で今なお愛され続けるオードリーらしい女優最後の姿でしたね。登場シーンはごく僅かですが、そのスタイルと立ち姿の美しさは変わらずでした。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-21 18:08:00)
1558.  さよなら、さよならハリウッド 《ネタバレ》 
心身症から目が見えなくなってしまうという神経質な映画監督。2000年以降自身の映画に出演する事が減ってきたアレンですが、これは俳優アレンのお馴染みの役どころでした。台詞に込められた映画界に対する皮肉や相変わらずのユダヤ人ネタを喋りまくる。一つ一つのシーンの台詞まわしや落ち着きのない演技はアレンらしい楽しさがあります。ラストでアメリカでは全く評価されなかった作品がフランスで高評価され、「フランスがあって良かった」と旅立っていくのですが、本作の数年後から実際にアレンはヨーロッパを拠点にした映画を多く発表するようになります。これは全くの偶然なのでしょうか、それとも・・・?意味深な作品ではあります。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-17 23:27:10)
1559.  リバー・ランズ・スルー・イット
レッドフォードらしさが随所に感じられるいい映画でした。最初から最後まで兄の語りによる回想を基にあまりにも淡々と描かれる兄弟と家族の物語。しかし清流の美しさ、山の緑の美しさ、自然の陽の光を捉えた美しい映像と控えめだが美しい音楽、そして釣りをしている兄弟と父の姿、様々な表情を見ていると、それだけで十分と思えるような映画でした。そして本作のブラッド・ピットを見ていると、若かりし頃にまるでジョージ・ロイ・ヒルの映画にでも出ているレッドフォードの姿を見ているようでした。監督・レッドフォードも彼の姿に若かりし頃の自分を思い出していたのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 21:17:22)(良:1票)
1560.  ジョニーは戦場へ行った
二度と見る勇気が無いですが、ラストのジョニーの心の叫びと軍の幹部に対し怒りに満ちた表情で神父が放つ強烈な一言、そして「1914年以来戦死者8千万、戦傷者1億5千万、祖国に命を捧げることは美しく輝かしい」と淡々と数字を並べ数行の字幕で作品を締めくくるところに込められたダルトン・トランボの強烈な反戦のメッセージを忘れることは無いと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-11 20:14:22)
000.00%
120.10%
2130.62%
3492.33%
41205.71%
527313.00%
646622.19%
757027.14%
841119.57%
91617.67%
10351.67%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS