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141.  どですかでん
 黒澤が市川崑・小林正樹・木下恵介と共に結成した”四騎の会”による記念すべき第一回作品であり、黒澤にとって初のカラー映画、と初尽くしの本作。しかし三船敏郎(「赤ひげ」を最後に訣別)を失ったダメージは本人の予想を遙かに上回っていた。加えて米との合作「トラ!トラ!トラ!」でのトラブル&降板劇も精神的ダメージに一層の拍車をかけ、ペシミスティックを通り越して貧民市井ドラマへ逃避に走ったとしか個人的には思えない。気晴らしの小品と呼ぶには二時間半は些か冗長に過ぎるし…。奇しくも邦画の斜陽化と黒澤の衰えが軌を一にしたかの如き錯覚を覚えた本作には…6点進呈。5年後に「デルス・ウザーラ」を発表したことで取り敢えず”杞憂”であったと思ったのだが。
6点(2003-09-18 03:12:58)
142.  ザッツ・エンタテインメント
 MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)と言えば、1930~50年代に綺羅星の如き良質のミュージカル映画を連発した制作会社の老舗である。その五十周年を記念した本作は歴代の名作ミュージカルから名場面を色々チョイスして合間に70年代のスターたちが往時の思い出を語るインタビューを織り交ぜた総集編となっている。当然ながら収録作品は「踊る大紐育」「雨に唄えば」「恋の手ほどき」等々どれもこれもMGM作品オンリー!!如何にMGMがミュージカル映画の第一人者的な存在であったかが窺い知れようというものだ。個人的に観たことのある作品が大多数を占めていたので特に新鮮味は無かったものの、矢張りイイものは何度観てもイイ!ハリウッド黄金時代のパワーに圧倒させられると同時にウットリさせられた。特にアステアのタップ&ダンスは芸術品だ。そうそう、日本未公開だった作品もいくつか収録されていたが、中でも「イディオッツ・ディライト」のクラーク・ゲーブルが披露する歌と踊りには吃驚してしまった。ほぇ~アノ”キング”がネェ…w。思わず作品自体も観たくなってしまった。ニコニコ嬉しくなるアイディア賞モノの本作には8点進呈!!流石にジャンルとしてのミュージカルそのものを受け付けない不幸な方々もいらっしゃるコトを考えると満点は無理…だなw。あ、【キリコ】さん、バズビー・バークレーはイイっすよねぇ~。
8点(2003-09-17 03:31:25)(良:1票)
143.  男はつらいよ 奮闘篇
 本作のマドンナ、花子を演じた坂田アキこと榊原るみの可憐さに…7作目だから洒落で7点w。寅の母親を演じたミヤコ蝶々も(第2作以来の)再登場ながら相変わらずイイ味出してるし。それにしても、やっぱり「おいちゃん」役は森川信に限るネェ…!!
7点(2003-09-16 04:04:20)
144.  巨大生物の島
 【鱗歌】さんの新規登録に改めて感謝。どうやら東宝東和マジックにしてやられた御様子。そうでしょう、そうでしょう。私も何度引っかかったコトか…w。てっきりハリーハウゼン作品みたいなクオリティを堪能できる!と期待を込めて劇場に足を運んだ幼き日が思い出されます。しかーーーし!生憎ハリーハウゼンではなく”Mr.BIG”ことバート・I・ゴードン作品だったのが運の尽き。本物のネズミをチープに合成しただけの画面に言い様のない脱力感が全身を襲いました…。アップ用のハリボテも泣かせます。原作はH・G・ウェルズの「神々の糧」ですが面影は微塵もありません。この無念を告白する場を与えて下さった【鱗歌】さんに敬意を表しつつ5点進呈。
5点(2003-09-04 15:37:49)
145.  巨大蟻の帝国
 【鱗歌】さんによる新規登録作品に感謝!可成り私のツボを突く渋いチョイスw。とは言え「とにかく何でも巨大化させちまえ~!」が身上の”Mr.BIG”ことバート・I・ゴードン監督による本作は(好きなんだけど)手放しに絶賛するのは躊躇うクオリティ。特に本物のアリを合成した(だけの)チープさは…絶句!50年代なら兎も角「スターウォーズ」が公開された1977年時点では余りにお粗末w。1953年の「放射能X」の巨大蟻の迫力には遠く及ばない。ジョーン・コリンズが老醜を曝すカルトな珍品に…5点。でも好きw。
5点(2003-09-04 14:02:08)
146.  愛と喝采の日々
 おお~そうそう、勘違いしてたよ。確かに「愛とほにゃらら~の云々」系おバカ邦題のオリジンは本作であって、「愛と青春の旅立ち」じゃなかった。「愛と青春の~」でのコメントは謹んで訂正させて頂くw。さて、本作だが久々のシャーリー・マクレーンが中年ながら溌剌とした名演を見せ秀作と言える出来。尤も、本作の後アレ程マクレーンが出まくるとは予想だにしなかった故の評価でもあるんだが…。でも本作の白眉は寧ろロバート・サーティスの鮮やかなキャメラワークに映し出されたミハイル・バリシニコフとレスリー・ブラウンの華麗なる”グラン・パドドゥ”シーンだと思う。流石は元・バレエ振り付け師だったハーバート・ロスだけに見せ方が心憎いほど上手い!アーサー・ローレンツのシナリオはいつもながら回想を巧みに使うなぁ…。でもでも、その後のマクレーン出まくりに興醒めした分、当時の感動も薄らいだので2点マイナース!
8点(2003-08-31 03:38:40)
147.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
 大ヒットした前作で見事オスカー作品賞に輝いたコッポラにとって、残る目標は「何が何でも」オスカー監督賞!!ボブ・フォシーに浚われた無念を晴らすべく万全を期して発表した続編がコレ。本作が凡百の「パート2」モノと明らかに一線を画す主たる要因は、何と言ってもパチーノ演じるマイケルの”現在”とデ・ニーロ(公開当時の映画誌ではデナイロと表記されてたっけ…)扮する若き日のヴィトーの”過去”との鮮烈な対比をコッポラが凄い馬力で描ききったコトだろう。殊に”過去”篇がシシリーを地方色豊かに描いており、実に秀逸。中でもファヌッチ暗殺シーンの凄味は鳥肌モノだw。オスカー助演男優賞も納得!ただ…矢張り”現在”篇が些か冗長な上にストーリーも陰に籠もっており、クオリティは別として娯楽性&インパクトでは残念ながら前作に及ばないと思う。何よりバランスが悪い。真面目なお坊ちゃんだったマイケルが非情なドンへと変貌する前作のような抑揚が本作のパチーノには欠けているため、ひたすら苦悩し続けるだけで変化に乏しく単調なのが辛い。NYアクターズ・スタジオ伝説の演技指導だった重鎮リー・ストラスバーグを担ぎ出し、マイアミの大ボス、ハイマン・ロスにキャスティングして変化を狙ったようだが、生憎前作のブランドのような意外性にまでは至らなかったのもイタイ。とは言え、コッポラの演出は前作よりも遙かに熟達しており質的には寧ろ上回る出来であるのも事実。よって余り低い点はつけたくない。明らかに「一見さんお断り」な作りと、マフィアの抗争モノにしては何となく書生っぽい文学的なノリに悪いけど2点マイナス。
8点(2003-08-28 01:16:20)(良:2票)
148.  クイーン・コング
 確信犯でオブライエンを侮辱した神をも恐れぬ所業に怒りの限りを込めて…2点!!こんなチンケなゴミ映画でもオブライエンの偉大なるカリスマがもたらした”負の遺産”の一つには違いないので零点だけは許してつかわす。物好き以外は呉々も観ぬが吉~!!!
2点(2003-08-22 05:05:49)(笑:2票)
149.  メカニック(1972) 《ネタバレ》 
 ブロンソンは主役のハズなのに、ラストを待たずして相棒の若造ジャン・マイケル・ビンセントに一服盛られて死亡!!何という呆気無さ、予想だにしない意外な展開!ははぁコレはラストでちゃっかり復活して相手に一泡吹かせる狙いだな?フッ読めたゼ…って本当に死んでたよ~オイ!!何じゃぁ~こりゃあ!!!!
5点(2003-08-20 02:25:01)
150.  マクベス(1971)
 御存知ウィリアム・シェークスピアの同名原作、3度目の映画化。ポランスキーの当時の心理状態(妻シャロン・テートを惨殺された)が色濃く映し出され血なまぐさいグロ場面に満ちた興味深い内容となっている。ただ…主役のマクベスを演じるジョン・フィンチとマクベス夫人役のフランセスカ・アニスが今イチ魅力に乏しく、作品をラストまで引っ張るインパクトが薄い。原作の持てるポテンシャルを最大限にまで引き出したとは言い難いので3点マイナス。
7点(2003-08-15 04:35:32)
151.  ファンタズム(1979)
 何か如何にもB(C?)級ホラーといった安っぽさ。ナイフの付いた球体が宙を舞い主人公の少年を襲う!が、それがどうした?生理的不快感はあっても恐怖感は無いぞ。監督が「悪夢を再現」とかコメントしてたけど、おハナシの支離滅裂さは確かに夢を連想させなくも無い。だが、ブニュエルの「アンダルシアの犬」を観た後では余りに陳腐かつ底が浅過ぎ。70年代は駄作ホラーの宝庫(いや掃き溜め?)…だな。5点!
5点(2003-07-31 02:21:38)
152.  西部戦線異状なし<TVM>(1979)
 コレって…TVムービーじゃんw。エリッヒ・マリア・レマルクの秀抜な原作&オスカー受賞の1930年ルイス・マイルストン版あっての作品であり、ソレ以上でもソレ以下でもナイ。『そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ。』の定義に従い6点を進呈。悪しからず…w。
6点(2003-07-31 01:24:39)
153.  シンドバッド黄金の航海
 ハリ-ハウゼンのストップモーション・アニメによるシンドバッド映画としては「七回目の冒険(航海)」がベストだが、本作が勝っている数少ない点を敢えて挙げると…先ず、ヒロイン。コレは本作のキャロライン・マンローが圧勝!!実にナ~イスバディ!!キャスリン・グラントなんか目じゃ無いゼ!あと、シンドバッド役のジョン・フィリップ・ローもカーウィン・マシューズより知名度高かったし…。ただ、肝心のモンスターの魅力では完全に旧作の方が上。本作のケンタウロスやグリフォン、カーリ神像もそう悪くはないが、如何せん旧作のドラゴン・サイクロプス・ロック鳥・チャンバラ骸骨のインパクトが強過ぎた。相手が悪かったネェ…(笑)。まぁそこそこ楽しめるし、何よりマンローがメチャ気に入ってしまったんで7点。
7点(2003-07-21 09:19:22)
154.  オーメン2/ダミアン
 矢張り監督がリチャード・ドナーではなく、ドン・テイラーに交代したコトが最大のミスだろう。ショッキングに煽り続けるパワフルさに絶望的に欠けている。どなたも指摘なさっているが、ジョナサン・スコット・テイラー君のダミアンは第1作のハーヴェイ・スティーブンス坊やの不気味さの足下にも及ばない。結局第3作まで作られるが最早”蛇足”以外の何物でもないと思う。二番煎じの典型だね、コリャ。5点!
5点(2003-07-16 02:15:59)
155.  華麗なるギャツビー(1974)
 フランシス・スコット・フィッツジェラルドという作家は「通俗的で娯楽重視」なハリウッドの作風とは対極にある、と常々思う私としてはコッポラの脚本は些か下世話で端折り過ぎていて余り感心できない。レッドフォードをお耽美的に撮っただけの薄っぺらで陳腐な凡作。ジャック・クレイトンという監督は「年上の女」で可成り注目したが、ヘンリー・ジェームズの「ねじの回転」を映画化した「回転」のつまらなさに失望してとどめにコレ。ガッカリしたもんだ。5点。
5点(2003-07-15 01:34:15)
156.  地球の頂上の島
 ディズニーのお子様向けSF?冒険映画なんだが…キャストが全然馴染みのない顔ばっかりで、ストーリーも(子供向けとは言え)余りにチープで御都合主義過ぎて「ツマラン」の莓じゃなくって一語。あ、一応日系俳優のマコ岩松が出てたっけ。でも面白くないコトに変わりはないので…5点ということで夜露死苦。
5点(2003-07-12 00:12:10)
157.  エスパイ
 小松左京原作で70年代屈指のヒットとなった「日本沈没」に気を良くした東宝が調子に乗って小松左京原作を映画化した迷作SF。ハズしまくったキャスティングについては【さかQ】さんが詳述されているので繰り返しませんが、”エスパー”と”スパイ”を掛けた余りにも陳腐な邦題には言及しておきましょうw。兎に角『サムい!サム過ぎる!!』の一言。監督も「日本沈没」の森谷司郎と違って、「若大将」シリーズの福田純では…期待するのが無茶と言うモノ。4点が相応しいでせう。
4点(2003-07-12 00:02:34)
158.  ハウス/HOUSE(1977)
 大林宣彦監督のデビュー作!という以外に特筆するコトも無い凡作。和製ホラーなんだが、池上季美子や大場久美子、神保美喜といった当時の若手アイドルが「家」に襲われる展開が当時の水準から観ても相当にチープで腰砕け。勿論、現在の視点で観れば…言うまでもないっしょ?大林ファンには悪いが5点。
5点(2003-07-07 04:35:38)
159.  女王蜂(1978)
 皆さん御指摘の通りでヒロイン・中井貴恵に責任の大半は求められると思う。兎に角、魅力無さ過ぎ。弟の貴一共々、お父っつぁん(佐田啓二)とはエライ違いだ。尤も、学生服仲代もやや貢献しているが。一番致命的なのはシリーズ自体のマンネリ化だろう。天才・市川崑と言えど4作目ともなればネタ切れは止むを得まい。キャスティングで犯人がネタバレになっているってのも痛し痒し。横溝原作&市川崑ファンとしても4点がイイとこ。ま、実は原作も今イチなんだけどね。
4点(2003-04-25 03:08:59)
160.  ヒンデンブルグ
 監督がロバート・ワイズなのでサスペンス演出はガッチリしており、見応えは結構有ると思う。ただ…1937年のヒンデンブルグ号事件を知っている者にはタダのネタバレムービーと化してしまうのが難点。若い人たちでもTVで「衝撃映像!」とかゆー感じで見たことあるだろうし。ああ、ジョージ・C・スコットがいくら頑張っても結末は…。チョット気が萎え~。因みにこの爆発事故、実際は相当数の乗客が助かっており、飛行船の安全性は寧ろジェット機を遙かに上回るのでコレを観て勘違いしないでね。あくまで映画の中での話というコトで。
7点(2003-04-13 15:34:32)
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