19.シリーズ中最もキャラが豊富で楽しい映画ですね。やっぱりNo.1はカーリです。あの無表情な顔で振り向かれたら腰を抜かすと思います。カーリに助演女優賞を! 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-04-13 16:31:36) |
18.《ネタバレ》 シンドバッドが異常なポジティブシンキングなのが凄い。なんというか植木等の無責任シリーズに通じるモノがあります(笑)。一方の悪役、黒魔術師クーラは気の毒なオジサンというイメージですねぇ。苦悶の表情で魔術を使い、やることが【海図を奪うだけ】という場面では「いやいや、命の削り方間違えてるよッ!」とツッコミを入れざるを得ません(苦笑)。あと、島の原住民のコスプレ感や陰母神カーリの首をカクカクさせる動きなど、【エキゾチシズム】な部分には令和の今の感覚からすると若干のヒヤヒヤ感が…。 中盤でマルギアナが地下牢?に落とされてケンタウロスが出現するまでの部分、『ジェダイの帰還』での、ジャバの宮殿での怪物ランコアが出現するシーンで完全再現されてましたね。カーリの6本腕チャンバラはまるまるグリーヴァス将軍ですし、序盤の市場での騒動はエピソードⅣにおけるタトゥーウインでのドロイド捜索&『レイダース』でのマリオン誘拐シークエンスっぽくもありました。この辺の引用され具合はさすがってカンジ。 それにしても…ハリーハウゼン作品を見ていると何故だか夏休みの感覚が蘇ってきます(個人の感想です)。 【幻覚@蛇プニョ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-10 02:20:34) |
17.《ネタバレ》 『7回目の航海』に比べると、少々劣る。理由を考えたのですが、まず、出てくるクリーチャーのほとんどが、クーラが作り出したものということ。前作では生物的な動きが面白かったのですが、今回はそういう点はあまり楽しめません。クライマックスでのグリフィンも唐突に現れて、話を盛り上げるためなんでしょうがちょっとご都合主義という感じ。ただ、一つ目ケンタウロスやグリフィンが登場する前に、足音を響かせる演出はよかった。あと、善悪それぞれが別行動をとるということで、話がやや単純化されたように思います。魔術師にも手下を登場させたりして工夫しているとは思いますが。ただ、ヒロインがキャロライン・マンローだったことは、前作よりもかなりレベルアップしています。今回は小さくならないし。音楽もミクロス・ローザなんですが、ちょっと格好良すぎるかなぁ、という気もします。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-10 11:03:23) |
16.《ネタバレ》 この作品は、私が「タイタンの戦い」をロードショー公開で見た2年後に、某名画座で見ました。率直に思ったのは「タイタンの戦い」が大作を意識しすぎてか、英国演劇調の台詞回しなど、演出がやや硬くて重い印象だったのに対し、この作品は冒頭から良い意味で無邪気な冒険活劇を目指しているんだな!ということでした。魔法を使うたびに老いてしまう(特に船首像を動かしたときが顕著)悪役クーラのキャラクターも、コマ撮りに伴うハリーハウゼン氏自身の疲労感から生まれたアイディアではないか?と想像したりもしました。また、音楽担当のミクロス・ローザ氏は、ベン・ハー(1959年)の音楽も担当したことがあり、そのガレー船の場面で流れるBGMと、悪役クーラのテーマ曲が似ているのも個人的には面白く感じました。さらに、小学校低学年の頃、興福寺の阿修羅像の写真を見て「これを特撮で見られたらな…」と思っていた願いを、カーリー像が見事に叶えてくれました!。そのカーリーを、ぐうたらなハロウンが倒すという展開にも「ストーリーを工夫しているな」と思いました。何故なら、アルゴ探検隊の大冒険(1963年)を見たとき、活躍しそうな登場人物が前半であっけなく亡くなってしまい「ハリーハウゼン映画では、人間のキャラクターは、なおざりなのだろうか…」と寂しく思っていたからです。 このように色々と感心しただけに、ケンタウルスにさらわれたヒロインの救出劇をもっとスリリングにしたり、クーラの忠実な部下・アクメッドのその後をきちんと描くなど、クライマックスに向けた詰めに、もうひと押しがほしかったな…という物足りなさが残りました。なお、以前に発売・レンタルしていたビデオ収録版に比べ、DVD版は映像・音質共に鮮明ですね。上記の物足りなさを差し引いて採点は9点を献上しますが、これからも鮮明なまま、多くの人に愛されてほしい作品です。 【せんべい】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-12 22:25:56) |
15.《ネタバレ》 ハリーハウゼンさん大好きです。 この作品では合成はそこそこでも、クリーチャーがいざ動き出すと生き生きとしていてその動きには目を奪われます。 命を吹き込まれたもの達が、登場人物以上にお話しを盛り上げてくれます。 なんといっても見どころは陰母神カリーでしょう。 皆さんのおっしゃるとおり。 六本腕の動きは実に素晴らしい。 ケンタウルスとグリフィンの戦いも良かったですねぇ。 どっちが善とか悪とかとか、そういうの抜きでOK(笑) でもでもストーリーはもっと面白く出来そうなのにセリフがいまいちとか、惜しいところがけっこうありました。 悪役クーラがけっこう良い味だしてたのにもったいないな、とも思いました。 悪魔の箱の正体はなんだったのでしょうか? 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 22:25:02) |
14.シンドバッドと悪の魔術師が、お宝争奪戦を繰り広げる冒険活劇。 1作目と3作目も鑑賞していると思うのだが、これが一番印象に残っている。 グリフィンやケンタウロスなど、伝説の怪物が続々と登場。 特にインドの女神像カーリーは不気味で大いに盛り上がらせてくれる。 もちろん怪物ばかりでなく、グラマラスなお姉さんも出演。 目の保養をさせてくるサービスも怠りない。「インディジョーンズ」も、 こういう映画にしちゃえばいいのに。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-20 17:07:17) |
13.カーリーのカクカクダンスとキャロライン・マンローに5点。 【真尋】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-09-21 09:29:31) |
12.面白かったんだけど、如何せん前半が寂しすぎる。。前作のようなスリルあふれる対決シーンが少ないのもなんか残念。ハリーハウゼン師匠の特撮っていうのはウィリス・オブサイエン大師匠にほんと負けないぐらいのレベルまでいってそうな感じがします。魔術は命を奪うっていう昔らしいセオリーやヒロインはやけに可愛いところなどややニヤニヤしてしまいました。 |
11.ケンタウルスだとかグリフォンだとか出てきますが、何と言っても一番の見所は六本腕の像とのチャンバラシーンでしょう。今でも見応え十分です。ストップモーションの滑らか過ぎない動きが、逆におどろおどろしい様子を出していると思います。船で動き出す像もそうですね。木製というのもありますが、もとより架空のものなので現実味を帯びたCGよりもあれぐらいの動きの方が不気味に感じます。ちなみに私の中でのシンドバッドのイメージは今作が最も近いです。ターバンに髭面。それから必要以上に?魅力的なヒロインも良かったですね。 【ミスター・グレイ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-11-25 17:58:58) |
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10.《ネタバレ》 シンドバッドシリーズ第二段。今回はシンドバッドと悪の魔術師との間に繰り広げられる虚々実々の駆け引きが見所。そして何と言っても前作よりも更にパワーアップしたレイ・ハリーハウゼンのストップモーションアニメ、特に"六本腕の女神"のダイナメーションは圧巻。序盤がちょっとダレ気味で、前半部分と後半部分のアンバランスさがやや気になるところ。それにしても結局あのグラマー姉ちゃんの入墨には何の意味があったのか…。 【かんたーた】さん 7点(2004-11-06 19:19:28) |
9.最近のCGを使った映画よりも恐怖さを感じた。船首の像の重々しい動きや、洞穴の奥からパカパカとヒヅメの音をたてながら登場するケンタウロス。しかも、このケンタウロスの鳴き声がかなり不気味。そして、皆さんが指摘しているとおり、カーリー像の動きがリアルだった。6本の腕で剣を持って構える姿が、何ともかっこいい。今回も前作同様、悪の魔術師が登場していたが、シンドバッド船長と魔術師とのサシの勝負も見物。あの透明の盾を使ったアクションも、当時としてはかなり大した物だと思う。それから、ケンタウロスとグリフォンの決闘もなかなか良かった。 【GON曹長】さん 8点(2004-08-30 17:19:39) (良:1票) |
8.夢と魔法と冒険、これぞファンタジー! CGがなくてここまでできるんだ~。ずいぶん以前に見たとき、とても面白かったことを思い出しました。そうそうトゥームレイダーを見ていて、どこかで見たシーンだなぁと思ったのはこれでした。CGのなめらかさがない分(=リアルさがない分)、あのカクカクした動きが妙にファンタジーなんだなーと納得。ハッピーエンドもよろしい。 【杜子春】さん 7点(2004-08-28 13:14:16) |
7.レイ・ハリーハウゼンの特撮技術は素晴らしい。最後の戦いは本当にすごい。ストップモーション特有のカクカク感がすごくいい。 【A.O.D】さん 6点(2004-08-27 20:55:49) |
6.皆様と同じくカーリー神像の踊りとチャンバラには感動しました。あと個人的に好きだったのは洞窟から現れる時のパッカパッカという軽快な蹄の後に続いて登場するケンタウロス(?)むさくるしいよお~。美女を殺さないで運んでいたので結構いいやつかと思いきや、最後にはすごい吠え声で羽の生えた猛獣(名前不明)と戦ってるし、どっちが悪役かわからなかったけど面白いからまあいいやという感じでしょうか。 シンドバッドがもうちょっと魅力的な方が良いかな。・・・ 【JEWEL】さん 6点(2004-05-25 21:40:45) |
5.ジャキジャキ!ジャキジャキ!ジャキジャキ!じゃぁあ~~~~ん♪(くねくねくねくね) カーリー像カッコイイ!一歩あるくごとにポージング!動きもセンスにあふれてます。確かにカクカクしてるし、重量感も全然ないけど、この動きのセンスは最近のCGで動く石像には見られない。最近のいかにも生き物っぽくとか、いかにも重そうな重量感とか、そんなのしか描かないでしょ。動きにセンスがない。リアルだけど普通なのが最近のCGIならハウゼンのはリアルじゃないけどセンス良し。 【マンダム】さん 7点(2004-02-16 22:30:40) (良:1票) |
4.何だか最初の方は出し惜しみしてるような感じで、ハリーハウゼンもお疲れかねえ、なんて思ってたらトンでもない、カーリー像のダンスとチャンバラに大興奮。スゴイ。これはもう人間業じゃないよ。CGだろうがストップモーションだろうが、大事なのは、何を描くか、そしてどう表情つけるか。というわけで特に後半、ハリーハウゼンの匠の技を堪能できます。それ以外は、どうということもない映画ではありますけど。 【鱗歌】さん 7点(2003-09-27 20:58:21) |
3.あっ「染太郎」師匠。カメオ出演してたんですね。えっ?そっくりさん! びっくりしたなあ、もー。 本編は前作に比べより冒険色が強くなり、ストーリーが充実しています。クリーチャーは今作のカーリーも良いんですけど、やはり15年という歳月をさかのぼる前作の方がインパクトがありました。キャストはキャロライン・マンローがベスト。汗ばんだ谷間がいいですね。 【tantan】さん 9点(2003-08-31 10:38:23) |
2. ハリ-ハウゼンのストップモーション・アニメによるシンドバッド映画としては「七回目の冒険(航海)」がベストだが、本作が勝っている数少ない点を敢えて挙げると…先ず、ヒロイン。コレは本作のキャロライン・マンローが圧勝!!実にナ~イスバディ!!キャスリン・グラントなんか目じゃ無いゼ!あと、シンドバッド役のジョン・フィリップ・ローもカーウィン・マシューズより知名度高かったし…。ただ、肝心のモンスターの魅力では完全に旧作の方が上。本作のケンタウロスやグリフォン、カーリ神像もそう悪くはないが、如何せん旧作のドラゴン・サイクロプス・ロック鳥・チャンバラ骸骨のインパクトが強過ぎた。相手が悪かったネェ…(笑)。まぁそこそこ楽しめるし、何よりマンローがメチャ気に入ってしまったんで7点。 【へちょちょ】さん 7点(2003-07-21 09:19:22) |
1.面白いですねえ。ハリーハウゼンじつは初めて見たんですけど、このカタカタ感がいいですねぇ。ほんとに生きてるみたい。 【あろえりーな】さん 6点(2003-01-08 22:38:01) |