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141.  オデッサ・ファイル
 うーーーん、サスペンス映画としちゃ、そう悪くはナイ方だとと思うけど、フォーサイス原作をなぞっただけで深みが無いと言えば確かにそうかも。「ジャッカルの日」は原作もさることながら、ジンネマンの演出力が半端じゃなかったからナァ…。そこまで要求するのはロナルド・ニームにゃチト酷か。個人的にはジョン・ヴォイトが好きじゃないのも大きかったな。マクシミリアン・シェルとマリア・シェルの姉弟が出演しているが、共演してないのは残念。けど、そこそこ面白かったし…7点くらいかな。
7点(2003-03-22 17:12:26)
142.  血を吸う薔薇
 ”日本のテレンス・フィッシャー”山本迪夫監督の怪作ですな…。岸田森の鬼気迫る怪演は確かに必見!こういうジャンルが廃れてから、邦画はどんどんダメになっていったような気が…。DVD出ないかなぁ~。ユニバーサル・ホラーは古典作品が一気にDVD化されたってのに…。
6点(2003-03-22 15:18:33)
143.  恐怖の報酬(1977)
 悪いけど、オリジナルと比較するのはクルーゾー監督に失礼ってもんだろう。フリードキンの何としても52年版を超えようと意気込んだその志は評価するが、いくら何でも無茶というもの。身の程を知れってな感じ。ニトロ運搬にピタッと照準を絞り出色のサスペンスを生んだ前作との違いを出そうと意識するあまり、妙な吊り橋とか地元のゲリラ襲撃とか枝葉付け過ぎだっつーの!!音楽をタンジェリン・ドリームってのも…センスも悪いってかダサい。何か音が軽々しいんだよぉ!ロイ・シャイダーが一人生き残る結末は皮肉を利かせたつもりだろうが、前作のアッと驚くどんでん返しには遠く及ばず。52年版を知らないヒトが観たらそこそこ面白いと思うかも知れないが、生憎こちとらクルーゾー版の全シーンを諳んじるくらい観たクチだからねぇ…。「ボクの考えた『恐怖の報酬』フリードキン版」にゃ6点程度が分相応じゃ?
6点(2003-03-22 04:32:50)
144.  抱きしめたい(1978)
 おお~う、ゼメキスのデビュー作!!んん~何ともフレッシュ。とは言え持ち味の手堅い演出は既に全開。ビートルマニアの熱狂ぶりを実に上手く捉えて秀逸。ナンシー・アレンは当時出まくりだったが、本作が一番優秀だったと個人的には思う。出待ち追っかけのルーツを楽しむなら絶対コレ!!ただ…特にビートルズ好きじゃナイって方にはつまらない作品かも。自分としては結構楽しめたので…まぁ、7点。
7点(2003-03-20 04:08:03)
145.  華麗なる相続人
 嗚呼、オードリーが老醜を曝しひたすら哀れを誘う駄作サスペンス。シドニー・シェルダンの「血族」なんて内容バレバレの作品を映画化するんなら、もっと創意工夫ってモンが無いとナァ…。テレンス・ヤングとのタッグで「暗くなるまで待って」の興奮よ再び!とか間違っても期待してはイカン!!イカンと言ったらイカーーーーン!!ただ、キャストは無闇に豪華幕の内弁当。オールド・スターばっかりだけどね。いくらオードリーのファンと言えどもコイツだけは観ぬが吉~!!5点こそが本作には相応しい。
5点(2003-03-20 03:50:18)
146.  ベルサイユのばら
 池田理代子の原作とも食い違うストーリー、全然男装の麗人に見えないモロ女性なオスカル。そこらの小娘を呼んできて演じさせたかの如きノーブルさ皆無のアントワネット…。コレで一体何を楽しめと??監督も折角ジャック・ドゥミなんだから「シェルブールの雨傘」みたいにミュージカル仕立てにすりゃあイイのに~!!こりゃツマラン、宝塚歌劇でも観た方がマシ。
3点(2003-03-19 11:36:05)
147.  未来惑星ザルドス
 コレも何か今じゃカルトっぽいね。コネリーがセクシーな男くささを売りにした最後の映画じゃないかな?まぁ、あの赤フンみたいな衣装をセクシーと思う女性がどれほどいるのかは甚だ疑問だが…。ジョン・ブアマンの監督作なら「脱出」や「殺しの分け前/ポイント・ブランク」や「太平洋の地獄」を観るコトを強くオススメする。兎に角こんな訳分からないエセSF観るくらいなら、ソノ方が絶対マシだって!!要するにブアマンが他人の原作やシナリオを映画化した作品が”当たり”で、自分で脚本も書いてる作品は限りなく”ハズレ”に近いってコト!!
5点(2003-03-18 12:22:51)
148.  アイズ(1978)
 ジョン・カーペンターの原案&脚本が全然活きていない駄作サスペンス。監督は後に「帝国の逆襲」を担当するコトになるアーウィン・カーシュナーなんだが、カーペンターに演出させた方がグッと面白くなりそうな題材なだけに非常に残念。「ハロウィン」と掛け持ちになるから無理だったか…。確かにトミー・リー・ジョーンズも出てるが、何とラウル・ジュリアの若き日も見れる《ラ抜き表現》。フェイ・ダナウェイがヒロインの女流カメラマンに扮しているが、てんでガラじゃないのでムードが盛り上がらないのも困りもの。今や完全に立場が逆転しちまったよなぁ…トミーとフェイ。でも5点だ。
5点(2003-03-16 01:11:03)
149.  アイガー・サンクション
 いやいや、スチュワーデス(に化けた女)は出ますな。尤もイーストウッドは元・殺し屋という設定なので、大悪党呼ばわりはチト彼には酷かと思いますが…。オット本作は…アイガー北壁の美しさが物凄く印象的ではあるものの、肝心のサスペンスの方はイーストウッド以外の顔触れが凡そ貧弱で今イチ盛り上がりませんでした。個人的には。あ、でもアリゾナのグランド・キャニオンでの登山訓練シーンも最高に美しかったナァ…。あのアイガーとモニュメント・バレーの美しさに触れるだけでも本作は充分観る価値有ると思いますよ。個人的に!
7点(2003-03-15 02:07:57)
150.  映画に愛をこめて/アメリカの夜
 ヌーヴェル・ヴァーグに一応属しているが、フランソワ・トリュフォーだけは例外的に好きな監督である。何故か?作風が実に明快で且つ抜群に安定した力量の持ち主だから。ゴダールは意図的に晦渋な作風を打ち出そうとしている感じが強く、観客の作品鑑賞レベルを試しているみたいで個人的にどうにも好きになれない。その点で仏映画に於けるトリュフォーは自分にとって本当に貴重な存在だった。余談だが、スピルバーグの「未知との遭遇」に俳優として出演したのも、人生の深い洞察を云々とかじゃなくって単純に子供のような好奇心からだろう。或いはスピルバーグに自分と同じ”匂い”を感じ取ったのか…。兎に角、映画評論から出発したトリュフォーの経歴を踏まえて本作を観ると、彼の溢れんばかりの映画への愛情に思わずこちらも釣られて微笑んでしまう。自らの分身とも言えるジャン・ピエール・レオ(似てるよナァ…)を監督役にして狂言回しに使い、ビセットやバレンティナ・コルテーゼ、アレクサンドラ・スチュワルトらが入り乱れての群像劇にはR・アルトマンのようなシニカルな毒気は無く、巧妙であり且つ優しさに満ちており、個人的に好感度大。ジョルジュ・ドルリューの音楽がここでも実にイイ仕事っぷりでグー!!タイトル通り、映画好きな方には是非御覧頂きたい逸品である本作には…8点!チョット楽屋落ち的な作りが観るヒトを選びそうだから…ね。それにトリュフォーのベストとは思わないし。
8点(2003-03-13 01:11:34)
151.  リトル・ロマンス
 セロニアス・ベルナール扮する映画ファンの主人公がロイ・ヒルの「明日に向かって撃て!」を観ているトコロが楽屋落ちで可笑しい(^^)。ダイアン・レインも初々しくて良し。しかし、MVPは何と言ってもオリヴィエ老。余裕綽々の演技なれど矢張り抜群に上手い!!コレでベルナール君がもうチョット可愛いかったら、もう言うことナシだったんだが…。
7点(2003-03-12 18:30:12)
152.  ハロウィン(1978)
 コイツもスプラッタ映画なんだが…ジョン・カーペンターは嫌いじゃないのでマァ、オマケして6点。確かに本作の音楽は結構ピアノが効果的で悪くない。にしても当時20歳で女子高校生役を臆面もなく演じたローリー役のジェイミー・リー・カーティス(そういや殺される友人の女子高生たちも妙に老けてたな)は相当イイ度胸してるよナァ…。スクリーミング・クイーンなんて持てはやされた時代もあったっけ。ま、「グリース」でのオリビア・ニュートン・ジョンの度胸には遠く及ばないが(^^)。それにしても「万聖節の宵祭」って何かよく訳の分からないイベントだよね。何でマイケルはこの日に暴れるんだろう??そんなにヤバイ日なのか?
6点(2003-03-11 02:29:11)
153.  コンボイ
 ペキンパー監督にゃ悪いが、こりゃ駄作の一語で切り捨て御免だな。大型トラックをゾロゾロ出せばイイっもんじゃナイだろ?生憎ビデオで観たんで全然迫力ナシ!!かといって劇場で観ようとも思わないが。クリス・クリストファーソンがエラクお気に入りみたいだけど、主演にゃ本職の俳優を起用しましょうや。大根過ぎて興醒めッス!!ペキンパーの名に期待しすぎたウラミも込めて…5点。
5点(2003-03-10 03:42:50)
154.  天国の日々
 ネストール・アルメンドロス(及びハスケル・ウェクスラー)の印象派絵画を思わせるキャメラの見事さと「動物の謝肉祭」を効果的に用いたモリコーネの音楽に…7点。テレンス・マリックのオリジナル脚本は70年代テイストの典型過ぎて個人的には余り高く評価できない。前作「地獄の逃避行」もそうだったが…。にしても「シン・レッド・ライン」までの20年間いったい何してたんだろ?このカントク。ちょっと伝説ていうかカルトになり過ぎ。まぁ「シン・レッドー」で化けの皮が剥がれたみたいだけど。
7点(2003-03-09 11:55:03)
155.  キャリー(1976)
 トラボルタのいじめ役と、往年の美少女ぶりに比べ何とも不気味なパイパー・ローリーの母親役演技と、ヒロインと共に豚の血を浴びる気の毒なウィリアム・カットに5点。
5点(2003-03-06 14:47:17)(良:1票)
156.  キタキツネ物語
 2002年12月28日に本作の監督だった蔵原惟繕氏が亡くなりました。動物映画としては他の作品と一線を画す高いクオリティで見応えある傑作に仕上げた練達の手腕とフレップの痛ましくも雄々しい生き様に…8点。蔵原監督の冥福を心から祈り合掌…。
8点(2003-03-05 04:36:15)
157.  弾丸を噛め
リチャード・ブルックスが脚本・監督を担当したチョット変わった西部劇。ガンファイトなどは(一応あるにはあるが)メインでは無く、20世紀初頭に馬で西部横断耐久レースを行う、というトコロが本作のミソ。参加メンバーはハックマンにコバーン、K・バーゲン、ベン・ジョンスン、ジャン=マイケル・ビンセントらで、意外に豪華。レースそのものは…過酷な描写は流石にリチャード・ブルックスだけあって演出にも力が入っているが、今日のマラソン中継等で先頭集団をキッチリ映しつつも他の各選手の位置関係やタイムまで表示される至れり尽くせりぶりに馴れた者には、本作の場合、何が何だかサッパリ状況が掴めないのが最大の難点。フォード西部劇で散々馬上のアクションを極めてきたベン・ジョンスンが中途で呆気なく死ぬのも皮肉さを狙ったのかもしれんが、何とも悲しいモノがある。ま、それでも70年代テイストの後味悪さなんかは残らず、気持ちの良い幕切れだったからオマケして7点。
7点(2003-03-05 03:36:58)
158.  恍惚の人
 原作は有吉佐和子の同名ベストセラー小説。名匠豊田四郎は84歳のボケ老人茂造役に当時60歳の森繁久彌を大胆に起用し驚かせた。「夫婦善哉」その他で気心が知れた間柄だったのが大きな理由だろうと思われる。メイクを施しても若干苦しい部分も無いではないが、流石に見事な演技。しかし、本作のMVPは茂造を介護する嫁・昭子を演じた高峰秀子だろう。相手に自分の誠意が通じようと通じまいと必死に茂造を介護する姿は痛ましくも美しい。今日の高齢社会にあっては一層の輝きを放つ本作は重苦しく凡そ万人向けではなかろうが、色々と示唆に富む秀作である事実は否定できまい。ただ、惜しむらくは矢張り年齢相応の俳優に茂造役を演じさせて欲しかった。1973年当時なら、まだ多くの名優は存命中だったのだから。この点を若干差し引いて8点。
8点(2003-03-03 10:23:25)
159.  コンドル(1975)
 何と言ってもマックス・フォン・シドー演じる静かな殺し屋の迫力が本作の価値をグンと高めている。冒頭の殺戮シーンの凄まじさも彼の存在感あればこそ!!ただ、CIA内部の関係がサッパリ分からないのでレッドフォード扮する主人公以上に観ているこちらの方が途方に暮れてしまうのが難といえば難。分かり易いCIA人物関係図とかで説明して欲しかったぞ。あと、個人的にフェイ・ダナウェイは全然イイ女とは思えないので、あんな足手まといを連れて行動する主人公の気が知れないとも思ってしまったし…。ナルホド言われてみれば、確かにCIAでホンの下っ端にしては主人公が敵の追撃を巧みにかわし過ぎる気はしたっけ。まぁ、最初にも言った通り、マックス・フォン・シドーの渋い殺し屋に尽きる本作に…7点。70年代作品にしては決して後味は悪くないしネ。
7点(2003-03-01 00:42:36)
160.  フレンチ・コネクション
 「ブリット」や「ダーティー・ハリー」と並んでアクション刑事物の秀作の一つ。コレらの存在があるからこそ、後のアクション映画のスタンダードもグッと底上げされたと思うので、近作に比べ「古い」「ショボい」は余りにナンセンスというものだろう。もっと歴史的意義ってモンをキチンと評価する必要があると個人的に思うんだが…。第一、あのカーチェイス・シーンが後にどれだけパクられたか…よく考えて貰いたいネ。(個人的に余り好きではない)フリードキン監督にとっても正にベスト。ポパイやルッソの侘びしい生活感溢れるリアルな描写が地味ながらも丹念に積み重ねられているから、アノ凄まじいカーチェイスの場面が活きてくるのである。静と動の対比は実に見事。近作に最も欠けるのが、この地味な描写である。ただ派手にドンパチやりゃオッケーみたいな安直さが鼻につく作品が多過ぎる!!フェルナンド・レイ扮するシャルニエを追い詰めるも、同士討ちを演じてまんまと取り逃がすラストの呆気なさは確信犯だが、続編もある事を知らない当時はチト拍子抜けだったのが減点対象と言えば言える。ジーン・ハックマンのブルーカラー丸出しのパワフル演技に敬意を表し…8点。
8点(2003-02-28 12:23:59)(良:1票)
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