141. 赤ちゃんはトップレディがお好き
ダイアンはキャリア志向のヒロイン役をやらせたら、右に出る者はいないほどのハマリ役。 知的で颯爽としており、スーツ姿がよく似合っている。彼女以上に魅力的だったのは、 2歳ぐらいの女の子の赤ちゃん。久々にかわいい子供を見たなぁと思うぐらい、 愛嬌たっぷりでかわいかった。ただ作品の内容は子供とのほのぼの感動ものではなく、 あくまでヒロインのサクセスストーリー的な話なので、 途中から子供は単なるマスコット代わりになってしまったのが残念。 コメディータッチのドラマだけど、シナリオ自体はかなり荒っぽくて、ご都合主義な展開も。 まあ元気を与えてくれる前向きな映画ということで、働くお母さんには特にお薦め。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-09 03:10:16)(良:1票) |
142. メジャーリーグ
登場選手たちのキャラが多彩で面白い、ストーリーコメディー。 野球を題材にした作品はスピード感や迫力を出すのが難しいのか、 コケるパターンが多いのだが、こちらの作品は比較的がんばったなぁという印象。 シナリオはもちろん穴だらけなんだけど、コメディーパートのほうにやや重心を置いているので、 十分許容範囲のはず。何も考えずに楽しめるコメディーとしてはお薦め。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-08 11:12:25) |
143. マスク(1984)
シナリオや演出は出来がいいとは思わないが、主人公の少年が非常に明るく前向きなので、 鑑賞しているこちらも、いろいろな意味で勇気を与えられる。シェール演じる母親も、 下手に優しくてメソメソしているより、こちらのほうが断然良かった。 何度か「エレファントマン」が頭の中を掠めたんだけど、そちらとはまったく正反対の作りで、 万人向けの感動作に仕上がっていると思う。 [地上波(吹替)] 5点(2011-08-08 07:34:40) |
144. バタリアン
「脳ミソくでぇ~」や、「タールマン」「オバンバ」などの ゾンビキャラが話題となったB級ホラー映画。 基本的にはスプラッターの流れなのだが、そこにコメディーの要素を取り入れ、 あまりエグさを感じさせない万人向けのホラー映画に仕上がっているのが特徴。 ストーリーも判り易いし、ラストの展開は近作の映画でも時々観られるパターンだが、 これが初? 中学生や高校生等の若い人には特にお薦め。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-07 05:01:54) |
145. フィールド・オブ・ドリームス
主人公が行動を起こすきっかけとなった設定が、 あまりにも非現実的すぎて物語に入っていけなかった。ファンタジー映画? いやいや、それでもこれはちょっと勘弁してください。何でもありになるでしょ。 その後のストーリー展開、映像や演出はもちろん、とても雰囲気のいい作品なので、 勿体ないなとしか思えなかった。他に何かいい設定がなかったのかね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-07 04:13:24) |
146. コンペティション(1980)
作品としてのジャンルは、オーソドックスなラブロマンスものだけど、 ピアノ・コンペティションという設定がストーリーに厚みを与えている。 主人公の苦悩、また同じ目的を持つライバルたちの描写は、 ストーリードラマとしても興味をそそられるのだが、やはり少々掘り込みが浅く、 結果的にどっちつかずの印象を覚えてしまう。演出もあまりいいとは言えないけど、 主役二人の演技はとても安定感があり、大人の鑑賞に耐えられる作品には仕上がっていると思う。 クラシック音楽が好きな人にはお薦め。 [地上波(字幕)] 5点(2011-08-06 20:51:42) |
147. フィツカラルド
前半は主人公の熱い情熱が伝わってきて、思わず期待を抱かせる内容。 中盤からは冒険もののような展開になり、これもこれで面白かった。 ただ本作の一番の見所シーン。現実レベルでは可能でも、この設定、 この展開ではあまりにも無茶すぎて、かなり引いてしまった。 主人公の狂気に近い情熱を表現、という狙いはわかるんだけどね。その反面、 ラストの爽やかで美しい映像は印象的だった。このシーンだけでも一見の価値はあるかも。 壮大なスペクタクル映画という雰囲気に仕上がっている作品だが、 あくまで主人公の生き様を見るドラマ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-06 07:08:20) |
148. 1999年の夏休み
原作が漫画だったとは、鑑賞中もまったくわからなかった。 ストーリーに重きを置くというより、静かに淡々と四人の少年たちの複雑に絡み合う 心情を中心に描いた内容。ロケーションと演出は良かった。 少年役に全員少女を配したキャスティングは、少女漫画らしいと言ってしまえばそれまでだけど、 逆に妙味というか、独特な雰囲気は醸し出していた。演技自体はそれほど上手くなかったけどね。 漫画原作の映画化作品としては、レベルの高い出来映えだとは思うけど、 もう少しストーリーはどうにかならんかね。 [DVD(邦画)] 5点(2011-08-05 22:52:55) |
149. フライトナイト
バンパイヤもののホラーだけど、ドロドロしたシーンはあまりなく、 青春コメディーの要素も含んでいて非常に観やすかった。ホスト役のおじいさんは面白いよね。 この人と主人公の悪友がコメディーの部分を請け負っていて、劇中にいいスパイスを与えている。 中々おもしろい万人向けのホラー映画。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-04 09:29:01) |
150. 花嫁はエイリアン
一応ロマコメだが、キムの美しさとかわいらしさを鑑賞するための映画。 彼女のキャラはいいのに、それ以外の設定がばかばかしく、シナリオは出来がいいとは言えない。 全体的におふざけムードが漂っているうえに、ヒロインの相手役がダン・エイクロイドなので、 どうにもしまりがなかった。結果、ロマンチック色もコメディー色も弱く、 ちょっと中途半端な作品になった感はあるが、全く笑えないというわけではないし、 それらの欠点をキムがカバーしているので、そこそこ楽しめるのではないかと思う。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-31 06:40:33) |
151. ドラえもん のび太の海底鬼岩城
長編ドラえもんの中では、お気に入りのエピソード。一番好きかもしれない。 友情や冒険活劇の要素を取り入れた物語は、夢があっていい。 海の中は大人にとっても未知の世界だけに、他の作品より多少現実味を感じたのかもしれない。 もちろん子供向けとはいえ、お話もしっかりと作られている。 構成やお話の流れという点での安定感は抜群で、安心して楽しめる映画である。 [ビデオ(邦画)] 5点(2011-07-29 08:18:07) |
152. ラ★バンバ
わずか17歳で亡くなったロックスター、リッチー・バレンスの半生を描いた作品。 あくまで伝記映画なので、リッチーの「人となり」はよく伝わるが、 ストーリー的には可もなく不可もなく。「ラ・バンバ」の熱唱シーンは印象に残っている。 実際のリッチーの姿は見たことがないので、L・D・フィリップスが適役がどうかはわからないが、 悩み多き十代の若者役を好演していたのではないかと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2011-07-29 07:45:30) |
153. ブレイクダンス
青春物のダンス映画。ブレイクダンスは、一時期かなり流行った覚えが。 ストリートのダンス勝負やサクセス的な物語の展開は、単純ながらも観ていて楽しい。 彼らのエネルギッシュでパワフルな動きにも、思わず目を奪われてしまった。 演出はあまりいいという記憶はないが、ぜひもう一度観てみたい作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-27 08:09:24) |
154. やかまし村の子どもたち
舞台はスウェーデンの片田舎、とにかく雄大な自然が素晴らしい。 子供たち(特に一番下の子)や動物がかわいい。大人も子供もみんな楽しそう。 映像が凄くきれいで、都会生まれの都会育ちの人間には、うっとりと憧れてしまうシーンばかり。 ストーリーは全然ないけど、子供達のいくつものエピソードが中心に描かれ、 それがほのぼのとした温かい気持にさせてくれる。 まるで田舎の暮らしを体験学習しているようで、疲れてる時やへたれぎみの時に鑑賞すると、 ほっこりすること間違いなし。こういう映画もたまにはいい。ぜひお子さんとご一緒に。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-24 07:52:12) |
155. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ハリソン・フォード主演、インディ・シリーズの第1弾。 アドベンチャーものはそれまでにもあったけど、大掛かりなものはこれが先駆けかな。 今観るとシナリオにはかなり粗もあるけど、お宝の謎という点ではシリーズ中でも一番面白い。 時には突っ込みを入れながらも、あまり深くは考えず、気楽に楽しむ娯楽映画。 [地上波(吹替)] 5点(2011-07-23 05:08:13) |
156. ドラえもん のび太の魔界大冒険
タイムマシンともしもボックスが効果的に使われている、ストーリーの面白いエピソード。 トキワ荘の漫画家さんたちは、飯代を削って三本立ての名画座によく足を運んでいたらしく、 だからという訳ではないけど、藤子先生もお話の作り方がうまい。 もう基本的な流れや構成はずっと同じなんだけど、舞台が魔界ということで、 ちょっとおどろおどろしい雰囲気も、他のシリーズとは変わっていて面白いんじゃないかと。 長編ドラえもんの映画の中では、お薦めのエピソードの一つ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2011-07-22 08:01:48) |
157. ビッグ
トム・ハンクス主演のファンタジーコメディー。トムが若い。 アイデア自体は面白いし、何の問題もないんだけど、 序盤を過ぎてからはあまりにも展開が無茶すぎて、ちょっとお話についていけなかった。 どうやら非現実的な部分が一定の割合を越えると拒否反応を示すようで、 考えてみればガチガチのファンタジー映画も苦手。 映像の雰囲気も演出も悪くはないので、ファンタジー好きの人なら楽しめる作品ではないかと。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-21 07:58:03) |
158. レインマン
設定とストーリー展開に少し無理はあるけど、 複雑な内容ではないので、誰が観てもテーマ自体はちゃんと伝わると思う。 劇中では兄役のダスティン・ホフマンの演技が見所だが、あまりにも役作りし過ぎたせいか、 弟の心の変化がやけに薄っぺらに感じてしまった。 もう少しお兄さんが普通っぽい人だったら、あの展開でも納得できるんだけど、 ラストはどうしても理想論的な甘さを感じてしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-21 06:47:49) |
159. ゴーストバスターズ(1984)
お化け退治の専門家という設定自体が、すでにうさん臭いんだけど、 まあ普通に見れるコメディー映画には仕上がっている。 当時としてはCGもふんだんに使っており、一応後半も盛り上がらせてはくれる。 ただストーリーはあんまり面白くないし、コメディーとしてのギャグも今イチだったかな。 バカバカしいと言ってしまえばそれまでだけど、音楽は楽しいし、 かわいいキャラの幽霊も出てくるので、ファミリーで鑑賞するには丁度手頃な作品だと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2011-07-20 03:06:13)(良:1票) |
160. 釣りバカ日誌
シリーズの1作目。浜ちゃんが結構真面目な人で驚いた。 もちろん笑えるし、釣りのシーンも多いし、今観ると逆に新鮮。 続編を作る予定がなかったのか、お話をちゃんと完結させている点もいい。 浜ちゃんのキャラは、これくらいに抑えていたほうが断然いい。 シリーズを追うごとに、単なる暴走キャラになってるもんなぁ。 [DVD(邦画)] 5点(2011-07-11 02:14:03) |