Menu
 > レビュワー
 > 青観 さんの口コミ一覧。89ページ目
青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1761.  俺たちは天使じゃない(1955)
なるほど、確かに俺たちは天使じゃないな!天使ぶってはいるけど、天使ではない。三人の男達、囚人のこの男三人が妙な可笑しさを醸し出していて楽しめるものの、全体的にはいまひとつな印象しか残らない。監督が「カサブランカ」と同じで、しかも、ハンフリー・ボガートとくれば、期待しないわけにはいかない。期待ほどの面白さ、喜劇としての面白さには達してない。まあ、ストーリー的には物足りないが、男達、3人の面白さを観るという意味では観て損はない作品にはなっていると思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-05-03 11:09:35)
1762.  恋人よ帰れ!わが胸に
まず最初にどうもよく解らない。この放題の意味するものは何なのか?ワイルダー作品としては平凡な感じが漂う。病院内での密室劇という設定そのものは面白いし、役者の演技、二人の俳優の演技の素晴らしさは言うまでもないのだが、何か突き抜けるほどのものが感じられなかった。ジャック・レモンが包帯巻きながらも車椅子やベッドの上で楽しそうにしている姿は微笑ましく思えて良いのだが、ウォルター・マッソーの演じる騙し屋のキャラがいまひとつ馴染めない為にけして、つまらないとは思わないけど、何度も観て楽しみたいとは思わない。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-29 11:47:48)
1763.  帰らざる河
一応、形としては西部劇ではあるけれど、西部劇として観るとかなり物足りない。しかし、マリリン・モンローの魅力が全開であり、ジーパン姿でのマリリン・モンローがこれまた何とも新鮮で良い。話そのものは大して面白味のある内容でもないし、まあ、マリリン・モンローの魅力で何とか見れる映画であるような気がする。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-04-19 16:39:00)
1764.  幸福(1964)
タイトルこそ「幸福」とあるけれどこれは人間の幸福について、男と女とでは考えが違うというようなものを見せられているようであり、そして、タイトルとは裏腹に何とも惨酷であり、男のエゴイズム、身勝手な部分というものを徹底的に見せ付けられているようで何とも怖い。この映画は女流監督であるからこその視点に立ち、男というものは一人の女性だけを愛すことなど出来ない勝手な生き物であるとさえ言われてるようです。モーツァルトの美しい音楽と何だかジャン・ルノワール監督の映画でも見ているようなほどの美しい映像がよりこの映画の惨酷さというものを際立たせている。
[DVD(字幕)] 6点(2009-03-29 09:39:23)
1765.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 
モスラ強い!ゴジラの尻尾掴んで振り回す。モスラの幼虫もこれまた強い!あのゴジラ相手に一歩もひけを取らずにやっつけちゃう。糸巻き巻き♪糸巻き巻き♪巻いて♪巻いて♪ええ?次何でしたっけ?モスラの幼虫が物凄く不気味、リアルです。何だか下痢気味のう○このような感じが凄く不気味でリアルです。あの黄色の画面、景色とでも言うべきか?とにかくリアルです。ところであの歌、ピーナッツの双子の姉妹が歌う曲だけどモスラだけじゃなくて、ゴジラでも使えませんか?ゴジラや♪ゴジラや♪てね。最後に間違っても卵料理食べながら見る映画じゃないな!
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-03-24 20:39:15)
1766.  いつも2人で
う~ん?ちょっと期待しすぎたかもしれない。作品全体の雰囲気もオードーリー・ヘップバーンの見せる顔つきの良さ、表情の素晴らしさに加えてヘンリー・マンシーニの音楽も良いのだが、どうにも話としてはいまひとつ面白さが感じられないのと、回想シーンがちょっとしつこい。オードリーのお洒落な雰囲気とヘンリー・マンシーニの音楽のおかけで見てはいられる(それなりに楽しめる)が、そうでなきゃ、それほど面白味のある作品でないように感じてしまう自分はまだまだこの映画の本当の良さについて全く理解出来てない気がして、すいません。何年かして改めて観ればもっとこの映画の良さについて解るのかもしれないということで、現状ではこの点数がやっとです。この監督とオードリーの映画では「シャレード」が私のベストムービーです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-03-15 17:33:37)
1767.  クレージーの無責任清水港 《ネタバレ》 
クレージーキャッツの時代劇を初めて見ました。いや~これまた何ともハチャメチャでやりたい放題、とにかく滅茶苦茶な展開なんだけど、これははっきり言ってマキノ雅弘監督の撮った「次郎長三国志」シリーズを見ている人の為にあるような感じがする。勿論、見てない人にも笑える場面もきちんと用意していて普通に楽しめる作りにはなっています。クレージーキャッツの時代劇と何だかいまひとつぴんとこない感じがしなくもないが、特に石松演じる佐々木課長じゃなかった。谷啓が石松のイメージに全くもって合ってないし、石松というよりはマキノ版「次郎長三国志」シリーズで加東大介が演じた豚松の方が合ってる気がしてならないし、ハナ肇の次郎長親分にしても何だかしっくりこない。そんな中にあって植木等の三五郎は小泉博の三五郎よりも私は好きです。女優陣では団令子のお蝶さん、悪くはないけど、何だか「社長」シリーズでも見ている感じがしてしまう。まあ、色々と文句は言ってはみるものの、マキノ雅弘監督の「次郎長三国志」シリーズは東宝版も東映版も全て見ている者としては何だか嬉しくなるシーンがきちんとあったりとそういう意味では嬉しくも思うし、脚本がマキノ版「次郎長三国志」シリーズと同じというのも興味深く、それにこの作品、それだけでく何とあの黒澤明監督の傑作時代劇「用心棒」の桑畑三十郎まで出てきてと、その三十郎だが、あのあっけないやられ方には噴出してしまった。作りは滅茶苦茶だし、いきなり「用心棒」のパロディが出てきたりともう、何が何だか分らん内容だけど、それでも大好きな「次郎長三国志」の好きなシーンが見られた事と、本家本元の「次郎長三国志」シリーズにも出演している田崎潤に土屋嘉男の姿も見る事が出来たので、それだけでも見て良かった。借りてきて良かったと思います。これ以外のクレージキャッツの「次郎長」ものも見たいと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2009-03-03 20:33:25)
1768.  幸福の設計 《ネタバレ》 
アントワーヌよ!あれだけとっさに宝くじの番号言えるんだからさあ!どこで落としたのか?ぐらい覚えてろよ!しかし、男達のイカれてること。イカれてること。アントワーヌのイカれぷり、アントワーヌ婦人に付きまとうあの嫌らしい爺のイカれぷり、そんなイカれてる二人が殴り合ってるのを楽しんでる周りの連中、中でもカウント9まで数えながら一旦止めてアントワーヌ!と叫ぶ観客の一人、さっさとテンカウント数えたらどうなんだ?この映画はみんなみんなとにかくイカれてる。映画自体はやはりイカれてる。だからてつまらなくはないが何だか物足りない。あのクソ爺をもっともっと痛め付けて欲しかった。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-25 20:28:45)(笑:1票)
1769.  明日ある限り
あの名作「二十四の瞳」と同じ作家の壷井栄の原作による映画化!流石に「二十四の瞳」には及ばないし、敵う筈がなく、香川京子の熱演ぶり、豊田四郎監督の大人の味わいを感じさせる丁寧な仕事ぶりなどは見られるが、娘の話に重点が置かれ過ぎていて、それも星由利子の演技もだが見ていて自分の眼の見えない事を理由に色々と言い過ぎなのも何だか引っ掛かり感情移入しずらかった。良い話ではあるが好きかと言われると困る。 
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-02-20 23:04:48)
1770.  冬の猿 《ネタバレ》 
冬の夜空へと打ち上げられる花火の美しさ、ラストの余韻、ジャン・ギャバンの相変わらずの渋さ、年老いた男の哀愁などしっかりと描かれていて感心させられる反面、ポール・ベルモンド演じる若い男、あの役、私としてはアラン・ドロンこそ相応しい気がしてならない。前半の戦争シーンは作品を盛り上げる為にという狙いなのかもしれないけれど、私はあの戦争シーンは好きになれない。同じ監督の作品ならば私は「ヘッドライト」の方が好きです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-18 21:29:23)
1771.  殺し(1962)
ベルナルド・ベルトルッチ監督の監督デビュー作品とのこと!なるほどね。確かにこれは黒澤明監督の「羅生門」を意識した撮り方、作品全体に漂うギラギラした感じ、夏の暑苦しさを感じる映像美、森のシーンなんて正しく「羅生門」のようである。世界中の監督で最も影響を受けている日本人監督は間違いなく黒澤明監督であることは他の多くの外国人監督の作品を観れば解る。アメリカ人監督は断然「七人の侍」、そして、ヨーロッパ人監督の場合だと「羅生門」てことになるのであろうか?この映画の監督ベルナルド・ベルトルッチはイタリア人なので、やはり「羅生門」の影響を最も受けているのは解るし、いかにもイタリア人監督という感じが漂う。他にもこの映画、音楽の使い方など他の監督さん、あのギターの音色を思わせる音楽はどことなくフランス映画の名作「禁じられた遊び」を思わせる。話としては解りずらいし、結局、犯人は誰なのか?ということにおいてもイマイチ解らなかったりと不満も多いけど、色んな映画の影響を強く受けていることだけは解るし、間違いない。そういう意味で興味深い作品!
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-14 20:10:54)
1772.  荷車の歌
山本薩夫監督によるとある田舎の農村で働く人達の人間ドラマで凄い顔ぶれであるけど、何か物足りない。この監督らしい力強さ、観ていてずしりとくるようなものが少し足りない。出演者の顔ぶれに関しては凄い顔ぶれです。望月優子の母に三國連太郎の父、そして、その娘に左幸子、他にも西村晃に小沢栄太郎って、名優勢揃いです。そんな中で三國連太郎と左幸子の二人が一つの画面の中にいる。左幸子が帰ってきた時、奥の方にいる三國連太郎に気付いた後、アホな私は左幸子が三國連太郎の父に向って「ちが~う。この人、お父さんじゃないわ。犬飼さんだわ」てついつい、違うものが頭に浮かんでしまった。それにしても三國連太郎も左幸子も相変わらず上手い。この二人の演技力は間違いなく日本映画の歴史においてトップレベルの上手さだ。
[DVD(邦画)] 6点(2009-02-12 21:57:51)
1773.  おはん
そんなに悪い出来ではないと思うけど、市川崑監督でおはんとくれば、おはん役は岸恵子でしょ?と思うのは私だけか?とにもかくにも吉永小百合より岸恵子でこそ見たい作品です。石坂浩二も出ているして事で、他の出演者に眼を向けると大原麗子の美しさが光ります。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2009-02-09 19:31:56)
1774.  濡れ髪喧嘩旅 《ネタバレ》 
市川雷蔵と川崎敬三コンビによるコメディタッチな股旅時代劇!やたら女に弱く、だらしない弱気侍の川崎敬三に対して手助けしようとする度にお金を要求する市川雷蔵、前半はかなりの喜劇調でテンポ良く話は進むものの、後半になるに連れ、市川雷蔵演じるやくざな男には妹がいて、別れたまま離れ離れと、何だか染み垂れた話になっていき、前半の調子で進めばもっと楽しめたはずだと思うと、ちょっと残念である。相変わらず市川雷蔵はかっこ良く、股旅ものとしての楽しさを見せてくれている。このシリーズのこれが最後の作品らしいけど、他のも是非、観てみたい。それにしても女優陣、魅力的な人とそうでない人との差が大きすぎるのもマイナスであり、喧嘩旅てあるように喧嘩のシーンも満載であるが、その喧嘩についても何だかいまひとつな感じがする。まあ、けして、つまらない作品じゃないし、それなりに楽しめたので6点てことでこの作品の感想を終わりにしたいと思う。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-01-24 19:41:09)
1775.  ひばり・橋の花と喧嘩 《ネタバレ》 
冒頭のナレーションを聞いて、あれ?この声はもしかして?寅さん?て思ったら予想通り、渥美清のまるで寅さんのようなバイのような語りに寅さんがあ~と思ったらその後、結局、一度も出てこないまま終わってしまった。残念です。しかし、この作品はその他の部分で楽しい場面が結構、見られる。昭和を代表する大スター、美空ひばりと橋幸夫の共演による歌、歌、歌のオンパレードと共にチャンバラありの、マキノ映画を思わせるようなシーンもありのと、そして、そして、最後は「卒業」のパロディ、「卒業」て映画は大嫌いだが、この映画のあの「卒業」のパロディは許せる。脇を固める俳優陣、橋幸夫をやたら親分、親分と慕う財津一郎、お調子者の長門裕之、西村晃も相変わらず良い味、出してる。女優陣では何と言っても佐藤友美が良い。そんな佐藤友美を振るなんて、橋幸夫めっ!なんて野郎だ!美空ひばりと渥美清、最初の数分しか出番のない渥美清の存在感は相変わらずです。二人共亡くなってからの国民栄誉賞受賞とは、どうもずっと前から思ってることの一つに、どうして日本て国は国民栄誉賞を亡くなってから与えるのか?生きてるうちにやれよ!て言いたくなる。生きてるうちが花なのよ、死んだらそれまでよ党宣言とかいう映画もあるけれど、そういや、まだ見てなかった。とにかく亡くなってからじゃ遅い。生きてるうちに与えるべきだ!最初に書いてるように渥美清の出番が最初の数分だけなのがかなり不満なので6点が精一杯ではあるが、それなりに楽しめる作品にはなっていると思います。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-01-19 20:58:08)
1776.  堂堂たる人生 《ネタバレ》 
タイトルにもあるように石原裕次郎はいつも落ち着きはらっていて、堂堂としている。それとは対照的に相棒の長門裕之は終始、落ち着かない様子でいて、その二人の全く違うところが、面白い。またここでも芦川いづみがとにかく良い。寿司屋で働く娘を演じる一方で、石原裕次郎と長門裕之の二人の勤めるおもちゃ会社に強引に就職を決めてしまう。社長の宇野重吉、ライバル会社の社長の東野英治郎、相変わらず良い味、出してる。この作品は話そのものもよりもまずは石原裕次郎と長門裕之、そして、芦川いづみのこの三人のやりとりを見て楽しむ作品である。何度も何度も色んな作品、石原裕次郎主演映画の感想の中で書かせてもらってはいるけど、芦川いづみがいるといないとでは印象が大きく変わってくるのが、石原裕次郎主演映画の大きな特徴で、石原裕次郎と芦川いづみ、毎度ながらこの二人の関係、二人の相手を見つめる視線が良い。風邪をひいてしまい、寝込んでる石原裕次郎を見舞いに来る芦川いづみ、二人でラーメンを食べる場面、この作品は寿司屋さんでの場面といい、このラーメンの場面といい、見ているとそれだけで何だかお腹が空いてきてしまう。大した話でなくても、石原裕次郎と芦川いづみ、特に芦川いづみが出てきてヤキモチをしたり、喧嘩したりとどの作品を観てても同じようではあるけれど、つまり、何が言いたいかって?芦川いづみの可愛さの前には作品の出来などどうでも良く思えてしまうということが言いたいのです。それにしてもいつも芦川いづみに思われる石原裕次郎、本当に羨ましくもあるけれど、憎めない不思議な魅力がこの石原裕次郎という俳優にはある。だからこそ演技など下手でも多くの映画ファンから親しまれたんだろうと思います。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-01-18 11:09:39)
1777.  キートンの大学生 《ネタバレ》 
キートン!駄目だよ!前の二人のランナーを追い越したりしちゃ!打ったキートンは勿論、内野フライでアウトだけど二人抜いたから一気にスリーアウトでチェンジて、キートンらしいなあ!ただキートンにしてはギャグが弱い。まずまず楽しめるけどキートン作品の中じゃ普通の出来!
[DVD(字幕)] 6点(2009-01-10 08:25:01)
1778.  黒騎士(1952)
ジョーン・フォンテイン、目当てに借りてきたけど、これはエリザベス・テイラーの為にあるような、又、エリザベス・テイラーファンの為にあるそういう作品かもしれません。ロバート・テイラー扮する英雄を巡る二人の女、ハリウッド映画史上に名を残す二人の美人女優による女と女、そして、男を巡る戦いみたいなものだが、う~ん?エリザベス・テイラーに比べるとジョーン・フォンテインの存在感の無さみたいなものが感じられてしまって物足りない。エリザベス・テイラーも良いけど、私なら断然、ジョーン・フォンテインのが好みな訳でして、ただ、この作品におけるジョーン・フォンテインはちょっとふけて見えるなあ!今までジョーン・フォンテインていうとヒッチコックの「レベッカ」「断崖」などでの彼女が凄く印象的で、良い奴なのか悪い奴なのかどちらとも思えるような怪しい男に対して好意を抱き、そんな男にいじめられるそんな感じの女、私からしたらやはり美女は男にいじめられてこそと思う(何かそれじゃまるで単なる変態じゃんかよ!)とここでの彼女は今までのイメージと違っていて何か物足りさを覚えてしまう。それにしてもこの作品でのジョーン・フォンテインってオリヴィア・デ・ハヴィランドに似てるなあ!最も姉妹な訳だから似てて当然なんだけど、ジョーン・フォンテインはいじめられ役の方が絶対に向いてると思う。最後に話としては特別面白くないけど、活劇シーンの迫力、合戦シーンも満載なのでそれなりに楽しむことは出来たのとエリザベス・テイラーの役名が「レベッカ」てのが何とも興味深く、ジョーン・フォンテインがレベツカの存在に怯える恐怖というあの映画、ヒッチコックの「レベッカ」を思わずにはいられない。何だかまた「レベッカ」が見たくなってきた。それはそうと、ロバート・テイラーって「哀愁」のヴィヴィアン・リーといい今作でのエリザベス・テイラーにジョーン・フォンティンといい、美女ばかり相手にモテる役ばかりと羨ましいなあ!
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-04 11:54:37)
1779.  フィラデルフィア物語
あれ?なんかどっかで一度見てるような気がするけどって思っていたらそうか!この作品のリメイク版がグレース・ケリーの「上流社会」なんだね。で、どっちが好きかということで判断すれば私は「上流社会」のが好きです。冒頭のキャサリン・ヘップバーンとケイリー・グランドの喧嘩の場面、この場面、全く二人に台詞がない。台詞など無くてもこの二人がうまくいってないのがよく解る。この演出はまず素晴らしい。台詞に頼ることなく状況を伝える。これは俳優の演技で見せる作品で、けして、大笑いするようなドタバタを期待しない方が良い。はっきり言ってコメディというジャンルに属しながらも笑えないのです。だからといってつまらなくはない。そして、この作品の私の注目は大好きなヒッチコック作品に多く出ている二人の俳優、ジェームズ・スチュアートとケイリー・グラントの共演てのがとても興味を誘い、正反対な二人の男が1人の女に惑わされるてのが面白い。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-01 21:33:56)
1780.  七変化狸御殿 《ネタバレ》 
主演に美空ひばりで時代劇風、オペラッタミュージカルコメディとこりゃまた色々贅沢な作りにはなっているけど、美空ひばりを完全に売り出すための作品てのが解ってしまって折角の面白い題材も脇を固める喜劇役者、特にあの二人、伴淳とフランキー堺の持ち味が殺されてしまっていて残念でならない。この二人の面白い俳優の面白さがほとんど見られないのがとても不満である。そんな中で後半、何と何とあのマキノ雅弘監督の「次郎長三国志」のパロディが出てきた瞬間、思わず嬉しくなってしまった。美空ひばりと堺駿二の二人が森の石松のお墓の前で座ってる場面でいきなり森の石松のあの歌が聞えてきて何だか急にまた「次郎長三国志」シリーズが見たくなってしまった。この監督、間違いなく「次郎長」ファンであることが解る。それにしても歌あり、チャンバラありの、おまけに狸世界での恋愛映画と何だか欲張り過ぎではないかと?この映画はマキノ映画ファン、特に「次郎長三国志」ファン、中でも私のように石松ファンの為にあるようなそんな感じの作品であり、勿論、美空ひばりファンの為にあるようなものでもあり、いずれにしても滅茶苦茶で欲張り過ぎたが、それなりに楽しめる作りにはなってると思います。
[DVD(邦画)] 6点(2008-12-29 17:20:46)
0100.51%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
638619.66%
750325.62%
865733.47%
930115.33%
101065.40%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS