161. ストリートファイター(1994)
ハワイ旅行に行ったときに、何気にテレビをつけたら、やっていた。字幕すらないので、最初は「真昼間からこんなショボい映画をやっているのかアメリカは」と思った。だが、どうにも見覚えがある登場人物(色々な意味で、もはや原型をとどめていなかったが)。まさか、これは………!!開き直ると大爆笑だったので、満点でもいいのですが、日本人のプライドにかけて、この点数です。 2点(2004-01-24 00:23:29) |
162. フェイス/オフ
ワイヤーアクション以前のアクション映画の集大成であり最高傑作です。ハラハラしてしまうストーリー展開と、それを盛り上げる多彩で迫力あるアクションシーン。そして主演の二人の演技力…。アクション映画好きなら、絶対に楽しめます! 9点(2004-01-24 00:12:59) |
163. 漂流教室
中学生のころ見ましたが、当時はそこそこ面白かったです。これを見てから、原作を読みました。原作とは比べるまでもないし、今からするとCGが痛すぎますが、まあ暇つぶしにはいいのではないでしょうか。原作のような鬼気迫る迫力はありませんが、実写化するならこの程度に抑えないと、現実味が無い(もしくは「バトルロワイアル」のようにR指定になる…当時なら発禁処分か?)でしょう。日本映画なのに全編字幕にしたのも、現実味離れしたストーリーを、それらしく見せるための工夫だった気がします。何故か日本人は、邦画ではバカバカしいと思うような演出・設定も、洋画ならば許せてしまうことが多いですから。 5点(2004-01-23 23:54:29) |
164. あずみ
上戸彩がミスキャスト。殺陣が下手すぎる。どう見ても、登場人物で一番弱い。あずみは最強であるからこそ、「あずみ」なのに…。それにCGが痛すぎる。最初の烏らしきものとか昔の戦場のシーンとか、上戸彩の剣で忍者が吹っ飛ぶところとか。低予算でがんばった…とは言えないレベル。それでも、原作の良さで、定期的に盛り場が用意されているため、全体的に緊張感はある。でも同じ邦画で、人が死にまくることでテンションを上げるなら、「バトルロワイアル」の方が100倍凄い。色々言いましたが、とりあえず上戸彩以外で(もしくは「マトリックス」のように何ヶ月も修行を積んでから)、もう一度作って欲しい映画ではあります。 4点(2004-01-23 23:42:46) |
165. 座頭市(2003)
たけしの金髪が、外人受け狙い過ぎな気がして、少し嫌でした。わざわざ金髪に染めてまでして、日本人をバタバタ斬る必要はないと思うのですが。ストーリー的には、普通の時代劇と言った感じですが、テンポが良かったので、この点数です。ヒーローアクションが好きな方はどうぞ。そういうのが特に好きではない私は、賭博士が一度イカサマをしただけで皆殺しにするあたり(結果論では、彼らも悪党一味だったわけですが)から、ついていけなくなりました。 6点(2004-01-23 23:29:39) |
166. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ネットなどで盛り上げられた企画映画だということを知らずに、ビデオで観ました。素直に、怖かったです。登場人物の視点になっていて、意味不明で不条理なところが良い。思うに、ホラーというものは「わからない」ものこそ怖いのだと思います(わからないと想像力が働くから)。「わからない」=「怖い」 ではなく、「怖い」ものが「わからない」と、本当に怖い。もっとも、この本当の怖さを作り出すにはかなりの技量が必要で、特に映画は絵と音があるという性質上、小説などに比べて「わからない」を演出することは難しい。だから本当に怖いホラーは、映画では作りにくいと思うのですが、この映画は「視野の限られたカメラ」「恐怖に怯える主人公達の視点に立たせる」「ストーリーの理不尽さ」によって、「わからない」を上手に演出したと思います。ホラー映画の傑作です。 7点(2004-01-22 01:48:35) |
167. リング(1998)
《ネタバレ》 怖い!!演出が上手すぎる。アメリカ映画では、「エイリアン」「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」のように、直接的に外敵が襲ってくるタイプばかりだが、この映画は逆の怖さを追及している。『貞子』は、最後まで姿を現さない。代わりに、観る者に間接的に恐怖を沸きあがらせる。たとえば、雑音を出すテレビ画像・ビデオ・絶叫する死体・歪んだ写真、そして電話のように。カメラワークにも工夫を凝らしていて、いかにも登場人物が、背後や暗がりや見えないところから襲われそうな角度にしている。それらによって観る者は、正体不明の存在に対して、えも知れぬ不気味な恐怖を抱くのだ。……それだけに、最後のテレビから出てきたシーンは少し残念だった。『貞子』は姿を現さないところにこそ、その怖さがあったのに…。 8点(2004-01-22 01:23:20) |
168. 呪怨 (2003)
全然怖くなかった…。なんかなあ、呪の館のわりに、新築でワックスもバッチリかけてますって感じの家からして、感情移入できない。呪われてるなら、もっと、それらしくしてください。それだけじゃなく、顔色が変な女子高生ゾンビとか、とにかく演出がださすぎだと思いました。ちょっと観れば「そろそろ出てくるな~」と分かってしまうし。この映画は、とにかく怖いシーンをたくさん出すことがウリのようですが、ホラーとして高い評価を得るためには、もっと演出に工夫と手間をかけるべきだと思います。 3点(2004-01-22 01:06:09) |
169. クロコダイルの涙
ゴシックホラーの匂い漂う、幻想的な映画なのだが、それだけで終わってしまった気がする。観たのは1年以上前だが、テーマ・細かなストーリー展開・キャラクターの心情は思い出せない(印象に残っていない)。しかし全体を覆っていた、暗く静かで陰鬱で儚さを感じさせる「雰囲気」は覚えているのも確か。筋だったストーリーや躍動感の溢れる展開を望まず、そういった「雰囲気」で満足できる人には良いのかもしれない。 5点(2004-01-19 05:36:13) |
170. 魔女の宅急便(1989)
「元気になれる映画」と思って観たら…その通りでした!キキが頑張って生きている姿を見ると、もっと努力しないといけないと再認識します。実は、小さな頃、一度観たことがあったのですが、その時は「つまらない」と思いました。子供の私は、ナウシカやラピュタのような、ドラマティックなストーリーを期待していたので。でも、この映画はクライマックスはどうでもいいんですね。全編を通じて観られる、キキの可愛らしい健気に頑張る姿こそが、この映画のテーマそのものです。本当に素敵な映画だと思います。辛い現実からちょっと逃げ出すことが出来て、でも現実の努力の大切さを認識させてくれて、観た後は元気が出る「よし頑張るぞ」って気分になれる………そんなのを映画に望んでいるんですよ!まさに、この映画は、それを達成した、偉大な作品です。 10点(2004-01-19 02:58:05)(良:2票) |
171. エイリアン3
ビショップ…ヒックス伍長………ニュート………。 1点(2004-01-19 01:30:10) |
172. 火垂るの墓(1988)
私はこの映画が大嫌いです。でも、この点数を付けずにいられません……。なんで、こんな悲惨な映画を作ったのだろう、私は観てしまったのだろう。中学生の時に観て、本気で死にたくなりました。涙は出ませんでした。それは、共感といった所謂感動は全く感じず、ただただ、心が苦しかった痛かったからだと思います。その後10年近く経っても、こんなに「苦しい」映画は観たことがありません。だから、この点数を献上します。でも、二度と観たくありません。 9点(2004-01-19 01:21:44)(良:1票) |
173. 少林サッカー
下品なギャグが多い・(色々な意味で)痛いシーンが多い・前半冗長…など突っ込みたい所も多いのですが……好きです。8点献上です。少年期に「少年ジャンプ」を読んで育ちましたが、なんとなく夢を叶えてもらった気がしました。ありそうでなかった新天地を開拓したという点でも、ポイントプラス。それと、クライマックスが最高でした。 8点(2004-01-19 01:07:22) |
174. アウトブレイク
パニックアクションの傑作。とにかく緊張感が絶えない。同じタイプの映画に比べてこの映画が際立っているのは、やはり「ウイルス」というテーマによるところが大きいと思う。目に見えない・人間を苦しませながら殺す・どこから感染するかわからない・ワクチンが存在するとは限らない・未知のウイルスが存在する……そんなウイルスへの恐怖を、エボラ出血熱や狂牛病などの実際の報道で日常的に感じていているから、映画にリアルさを感じるのだと思う。だが、この映画が凄いのは、テーマによるものだけでない。豪華なキャスト、テンポのいい編集・脚本、緊張感を上げる音楽……全体的に非常に手の込んだ作りだからこそ、この映画は素晴らしいのだと思う。 9点(2004-01-19 00:50:28) |
175. GO(2001・行定勲監督作品)
雰囲気はいいんだけどなあ。会話のやりとりは面白いし、素直に笑えるし、キャラも立っていると思うんだけど、いまいちグッとくるものが無いと言うか…。雰囲気だけで終わってしまった気がする。 5点(2004-01-19 00:49:37) |
176. 友へ チング
あまり印象に残らない映画だった。どこかで観た、やくざ映画って感じ。 5点(2004-01-18 01:12:58) |
177. 八月のクリスマス(1998)
淡々とし過ぎていて、あまり感動出来ませんでした。そこがいいという人もいるのでしょうが…。ところで、韓国の一般的なカップルは、デートの途中で銭湯に寄るものなのでしょうか? 6点(2004-01-17 21:56:10) |
178. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 まさにラブコメの傑作!感動的なラブがあって、笑えるコメディだから。そう、笑えて泣ける映画なんです、これは。ただ、ラストを一回見ただけでは理解できなかったのが残念。てっきり、あのおじいさんは主人公だとばかり…。だからお見合いで再会した二人は、主人公達の孫か生まれ変わりなのかと、ちょっと悩んでしまい、純粋に感動できなかった…。 10点(2004-01-17 21:47:14) |
179. シュリ
《ネタバレ》 意外に少ない「泣けるアクション映画」の傑作。アメリカのアクション映画が確立した「お約束」を使って、独自性のあるストーリーを盛り上げ、感動のクライマックスに導いている。特に「(言葉で上手くあらわせないが)銃を向け合って円陣で囲む」構図は、以前から存在したものだが、効果的に多用されていて、かっこよかった。ところでラストで、ヒロインの銃は、大統領の車に撃った時点で、弾切れだった(装弾数は5発と、最初の方に説明がある)。だから主人公が彼女を撃つ必要は、実は全く無かったのだ。それでも撃ってしまったところに、やるせなさと切なさを感じずにいられない。 10点(2004-01-17 21:38:33)(良:1票) |
180. RAIN/レイン
《ネタバレ》 「『レオン』よりも激しく、『シュリ』よりもせつなく」というキャッチコピーだが、『レオン』よりも激しく無く、『シュリ』よりもせつなく無い映画。両作品が大好きなので、期待して映画館まで行ったのですが…大失敗でした。。。お約束要素をたくさん用意しているのに、なんであんなに面白くないんだろう?ある意味、不思議な映画です。また、ポスターでは、主人公がヒロインを抱きかかえる写真が使われていましたが、当のヒロインの存在意義があまり感じられません。ラストで主人公のところに走ってくるシーンを見て、「なんで?」と思わずにいられなかったです。彼女にとっては、危ないストーカー男でしかなかったと思うんだがなあ。 3点(2004-01-17 20:04:07) |