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mohnoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 448
性別 男性
ホームページ https://mohno.com/
年齢 60歳

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161.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
凡作。「容疑者Xの献身」が面白かっただけに残念。【ネタバレ注意】最初から事件の真相を見せていく手法はかまわないが、最初から身内をかばっているというシナリオが明らかで、そこからあまり外れないストレートな結末で意外性が乏しい。必ずしも意外なことを求めるわけではないが、ペットボトルで海を見せる実験はよかったけれど本筋とは関係ないし、そもそもいずれの人を殺すという動機が軽すぎるし、最終的に相応の報いを受けていない(成実は14歳未満なら、そもそも刑罰を課せられることはないだろうが)。そうした点も「容疑者Xの献身」とは異なる。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-05 00:59:00)(良:1票)
162.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
良作。【ネタバレ注意】“無重力”の表現にこだわった映画といえば「アポロ13」を思い出すが、あちらが実際に飛行機を落下させて無重力状態を作っていた(だから無重力で長回しはできない)のに対し、こちらは地上での撮影とCGで作り上げているそうで、その制限を感じさせないほど長回しが多用されている。あえて難点を言えば、そうした長回しが「技術の凄さ」を前面に押し出して、「ああ、どうやって映像を作っているんだろう」と思ってしまうところだろうか。また、(近所で3D上映しかなかったので)3Dで視聴したけれど、モノがこちらに向かってくるといった「3Dを強調する表現」が散見されていたのは残念だった。もう、そういう表現は飽きられていないのだろうか。とはいえ、登場する俳優がほぼサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのみ(大部分はサンドラ・ブロックのみ)という内容で、ご都合的な設定もあったけれど、十分引き込まれる展開だった。
[映画館(字幕)] 8点(2014-02-13 01:26:12)
163.  スノーピアサー 《ネタバレ》 
佳作。絶賛してる人がいたので期待していたが、よくできたB級映画という程度。その意味ではB級映画として見れば楽しめるかもしれない。【ネタバレ注意】基本的な設定に無理がありすぎ、それをカバーするほどのストーリー性がなかった。プロテインブロックの原料はゴキブリのように見えた。強い生命力の象徴としてゴキブリを出してきたんだろうが、北海道にはゴキブリがいないというくらい、寒いところにはいないのだ(そもそも外部から調達する仕組みはなさそうだが)。前方のセレブゾーンの隙間(室内)にいるのかもしれないが、食料をまかなうほど大量にいるわけがない(→その原料となる以上の食材が無駄に捨てられていなければ、“サイクル”が成立しない)。小さな子どもを部品に使う(そのために後部車両を残している)という設定も、効率が悪すぎるし、そもそも、あの狭い空間で食事と排泄はどうしてるのかとか考えてしまう。いや、そもそも後部車両はどこにトイレがあるのだろう。そして、何より働いている人が少ない。あんなに大勢が贅沢できるほどの食材をあんな狭い空間、かつ少人数で作れるはずがない。年に2回しか使わない寿司バーがあるとか、どんな余裕の作りだというのか。しかも、マグロやサケを誰がどうやって養殖しているというのか。最後もアダムとイブを気取ったのかもしれないが、望みはないでしょ。 
[映画館(字幕)] 6点(2014-02-11 02:33:43)(笑:1票) (良:1票)
164.  逆転裁判 《ネタバレ》 
「ゴメン、見る映画を間違えた」という映画だった。【ネタバレ注意】ゲームのことも知らず、事前に何も調べていなかったが、そもそも架空の裁判制度が取り入れられている。テレビドラマでも「実際の法制度とは異なります」という注釈を入れていることはあるが、そういう枠を超えたゲーム由来の独自制度らしく、実際の裁判所での現実的な駆け引きが楽しめるわけではない。このゲームが好きな人にはよいのかもしれないが、映画としての得点は低くせざるを得ない。 
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-11-24 18:16:00)
165.  ロボジー 《ネタバレ》 
設定の無理を許容できるかどうかが勝負。ストーリー作りが悪いわけではないけれど、許容範囲を超えてしまった感じ。【ネタバレ注意】「ロボット作りに失敗したので、代わりに人間を入れる」というところですでに無理筋ネタであることを感じるのだが、ファンタジーを描いているのではない以上、もう少し「それはないだろう」という場面をなんとかしてほしかったと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-11-24 18:10:13)
166.  悪の教典 《ネタバレ》 
秀作。非常に映画らしく作られている映画だと思う。【ネタバレ注意】伏線がややわかりやすすぎるきらいはあるが、非常にオーソドックスな展開で、死ぬだろうなという人物、死なないだろうという人物が、そのままの結末を迎える。“善人を演じる悪人”を演じる伊藤英明はよかったが、脇役に酷い大根役者もおらず、教育的な配慮を何もしていないという点を割り切って見れば、映画としてはよくつくられたものだと思う。少し引いて考えれば、弾を込めなおす間にどうにかしろと思うし、とくに最後の犯人押し付け策は、実際には消炎反応とか、ロープなどに残る痕跡を考えれば無理があると思うが、息もつかせぬ展開で、そうした疑問を乗り切っている。なぜ最後のシーンが“アレ”なのかということや、エンディング曲にはいささか疑問もあり、何か心に残るという映画ではないが、この手のサイコサスペンス的なものが好きな人にはお勧めできる。 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-24 18:01:14)
167.  月光ノ仮面 《ネタバレ》 
駄作。俺の100分を返せ。【ネタバレ注意】↓下記のコメントを読むと、なるほど、そういう解釈ができるのか、と思わなくもないけれど、だからすべてがすっきり解決するわけでもない。戦時中の傷でなぜ包帯巻いてるのかとか(でも取られたらまき直さなくていいらしい)、しゃべりもしないのに高座に上がらせるとか、粗忽長屋をつぶやくだけでデビューさせてしまうとか、夢落ちにしても酷いと思いつつ見ていたので、とにかく見続けるのが苦痛だった。映画館で見てたら怒り狂いそうだ。 
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-03-04 22:52:43)
168.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 
これは面白かった。B級映画のようなベタなタイトルで、期待感を煽らないのがよかったとも言える。【ネタバレ注意】「遠い宇宙からやってきたのに侵略に苦労する程度の戦力しか持っていないのはおかしい。圧倒的な制圧力があるからこそ遠い地球までやってきたはず」という指摘はもっともだと思う。宇宙人にしてみれば“敵地”に味方はいないし、病院や民間人を攻撃してはいけないという戦争法も関係ないのだから、到着前に大量破壊兵器をばらまきまくって壊滅させてしまえばよい(それでは映画にならないが)。しかし、現実にありえないフィクションだと割り切れば、交戦24時間前のごく平和な状況と対比させる導入部分から、ほぼ全編にわたる2-5隊の活動に焦点をあわせ、ありがちな上層部(大統領とか)の決断といったものを交えず、激しい戦闘を息もつかせぬ展開で見せていた。エッカートの演じるナンツの心理描写もよかった。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-01 16:05:17)
169.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
つまらない作品とは言わないが、好みではない。【ネタバレ注意】ナタリー・ポートマン演じる主人公ニナが、プレッシャーに押しつぶされていくさまは、見事に描写されていた。バレエ団の監督が性交渉と主役の座を取引しているのではなく、本気で妖艶さを求めていたのであろう(つまり、すぐれた監督だった)という見せ方もよいと思った。ただ、幻覚をみてしまうほどプレッシャーがあからさまに表情に出ている人が、ほんとにプリマに選ばれるだろうか。ポートマンの演技はすばらしいのだけれど、狂気を演じるあまりにリアリティから遠ざかってしまう印象があった。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-30 00:24:40)
170.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
佳作。まったく事前情報を知らずに見たけれど、意外にキャストが豪華でストーリーも面白かった。【ネタバレ注意】とくに BGM を使わず淡々と感染の恐怖を描写していくさまはリアリティを感じさせるのに貢献していた。キャストが豪華だからか、この人は死なないだろうという予想も外れやすかった。また、マット・デイモン扮する父親の行動が娘を思うがゆえの行動であり、決して「理解が無い」わけではないところなど、各人物がうまく描写されていたと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-30 00:10:43)(良:3票)
171.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 《ネタバレ》 
佳作。三谷作品としてベストとは言わないけれど、十分面白い作品に仕上がっていたと思う。【ネタバレ注意】宣伝映像などで「落ち武者が証人になる」ことが本題だと知らされていた割に、落ち武者(西田敏行)が出てくるまでが長く感じた。タクシーやレストランでのエピソードなど、本当に必要だったのだろうか。その後も「丁寧に人間関係が描写されている」というより、「恒例の役者を出したいだけではないか」と冗長な印象を受けることはあった。死者を連れてこられるなら証人より被害者を連れてこいよ、と思うところで、被害者が出てきたり、それなりにオチはまとまっていたと思う。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-30 00:10:15)
172.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
佳作。寄せ集めの大作ということで、あまり期待していなかったけれど、そこそこ面白かった。【ネタバレ注意】突っ込みどころは山ほどあれど、凄い映像を期待し、それに応えてくれる映画。これが“ハリウッド”映画の典型という意味では、キャッチコピーも納得できるというもの。プロペラが停止した時にアイアンマンが回しはじめたのは笑った(プロペラの代わりになるんじゃないかとは思ったけどエネルギー効率悪そう)。最後のロキとハルクの顛末もよいし、結末もなかなか。 
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-25 02:03:24)
173.  プロメテウス 《ネタバレ》 
凡作。個人的にはかなりつまらなかった。【ネタばれ注意】3Dで観たが、ところどころミニチュアかと思うような場面があった。もともと3Dは苦手だけれど、2Dで観たかった。本筋は、さらにガッカリ。リドリー・スコットには「宇宙船の乗組員はバカじゃないといけない」という信念でもあるんだろうか。宇宙船飛ばすのに1兆ドルもかけたんなら、もうすこしまともな乗組員を選び放題だと思う。そもそも宇宙空間で“たまたま”地球の大気と同じ部分があったからといって、どんな事象が起きるのかわからないのにヘルメットを外すのは変。何がいるかわからないところで“はじめてみつけた”生物にちょっかいを出すというのも、ありえない。だいたいデビッドが、さもわかったように行動していたのはなぜなんだろう(とくにチャーリーに変なものを飲ませた場面)。実は、事前調査済なのかと思ったけど、そんな背景は説明されていなかった。結局、「人類の起源」は何でもなかった。 
[映画館(字幕)] 5点(2012-08-25 01:44:51)(良:1票)
174.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
とても面白かった。映像の美しさ、音楽の良さは相変わらずで、長い時間を感じさせない。前作には及ばないと思うけれど、「バットマン・ビギンズ」と「ダークナイト」を見た人なら、十分見る価値があると思う。逆に、両作品を見ていないと話がわからなくなりそう。【ネタバレ注意(前作を含む)】前作のジョーカーが素晴らしかっただけに、どうしてもベインが見劣りしてしまう。最初の方、総力を挙げて悪党(ベイン)を追いかけているのに、バットマンが登場したせいで、悪党たちを取り逃がすことになってしまったことについて、アルフレッドが「あなたのせいで取り逃がしたかもしれないのですよ」で済まされてしまった。汚名をかぶって身を引いたのだから、警察のいる中で再登場するなら自分が追いかけられる覚悟が必要だし、それで悪党を取り逃がさないでほしい(そもそも最初からバットモービルで追いかけるべき)。また、前作では悪党たちがいざというときに良心を見せたのに対し、今回はただ悪役に成り下がってしまった。ゴードンが氷の上を歩かされるところで、どうしてバットマンは氷の上を歩けたのか、なぜわざわざ火をつけたのか(あれは道を示しているのかと思ったが、氷が溶けるよなと思ったところで、ただ炎でバットマンのマークを燃やしているだけのようだった)、歩くより(冷たいけど)腹這いになる方がよいんじゃないかと考えたりしてしまった。たんなる善対悪だけでなく話を入り組んだ形にしようとしたのも、かえってストーリーをわかりにくくしたように思う。ただ、それらは細かいことであり、全体として面白い映画であることに違いはない。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-07-31 00:03:27)
175.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
凡作。「トロン」は好きだけど、予告編を見ても面白そうな気がしなかったので映画館で見るのは見送ったのだが、予想通りだった。【ネタバレ注意】「トロン」は決して話が面白かったわけではない。どちらかというと子供向けの分かり易い設定だったのを、CG に加えて膨大な手作業による画像処理で全体をつなぎ、素晴らしい映像作品になっていた。本作品は「凄いCG」はあるものの「最初から最後まで凄い映像が続く」という印象が持てない。また、“親子愛”というストーリーに深みを持たせたかったのかもしれないが、それにも失敗している。登場人物やアイテムには全作品のオマージュも感じられるが(“ビット”も欲しかったところ)、「トロン」好きな人が好きになりそうな映画という気がしない。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-04 01:09:02)(良:1票)
176.  グリーン・ホーネット
凡作。話が軽いというか安直。ただ、見せ場はあるし、あまり考えなければ楽しめると思う。キャメロン・ディアスは、こういう役はきつくなっているんじゃないだろうか。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-29 18:01:35)
177.  カイジ 人生逆転ゲーム 《ネタバレ》 
佳作。藤原竜也やりすぎ、という気はしないでもないが、緊迫感のあるストーリーだと思う(原作は未読)。【ネタバレ注意】終盤、Eカードで2枚だけ残して残りを開けてしまうのはおかしい。皇帝側は、その残った2枚に対して市民カードを出せば明らかに勝てるからだ(残りのカードがわからないからこそ賭けになるはず)。原作からなのかわからないが、命がけの勝負を演出するには安易なミス。 
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-12-24 00:10:03)
178.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
良作。面白い映画だけど、「映画通ほど騙される」なんてキャッチコピーじゃなく、ただ「面白い映画」と言ってもらう方がよかった。割と素直なストーリーなので「どんな風に騙されるんだろう」と身構えてしまい、肩すかしを食らった感じ。まさに“騙された”。【ネタバレ注意】まあ、細かいことを考える映画ではないと思うけれど、死ぬ8分前までの情報が記録されているとしても、その状態を元にした「プログラム」が動くのであれば、8分経過した後に“戻る”必要はないはず。そもそも“記録されているもの”は自分の身の回りだけではないし(遠くにいる父親に電話までしている)、最後のキスの後にも仮想世界が動き出している。そして、ここはキスシーンのまま終わってもよかったと思う。脳の一部が“生きている”からこそ仮想世界の意味があったのに、そこからさらなる飛躍を起こすことになってしまった。そもそも、本来なら「死なせず、記憶も消さず、仮想世界の中で(彼女と共に過ごすために)生かし続けてくれ」と思うんじゃないだろうか。 
[映画館(字幕)] 8点(2011-11-24 22:51:41)
179.  少林少女
評判通りの駄作。酷くないところがない、というくらい酷い。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2011-11-22 22:25:05)
180.  解夏 《ネタバレ》 
佳作。【ネタバレ注意】失明の恐怖を突然知る怖さはあるものの、突然失明してしまうわけではなく、だんだんと視力が失われていくという形で、それぞれの人物が丁寧に描写されているのはよいと思う。ただ、甘いところで終わってしまうため、扱っているテーマの割にただのラブストーリーになっているのは残念。当然ながら、現実には、そんな“映画のよう”にはいかないだろうし、柄本明に「なんてことはない」と言わせてしまったのだから、その反対側も見せてほしかった。 
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-19 18:25:38)
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