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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

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161.  マジック・ボーイ
幼少のとき初めて感動し涙した作品がこの映画だった事もあって思い入れのある作品です。最近DVD化されたとあって見たんですが、今でもその印象は変わらず、全編漂う切ない雰囲気にそれを盛り上げる名曲の数々、グリフィン・オニールの堂々とした演技、幻想的なシーン等サイコーです。ライアン・オニールの息子にしてテイタム・オニールの弟とあってやはりこの家系の演技はパーフェクトでしょう。父親の影を追いマジシャンとしてのプライドに充ちながらも孤独な少年。その表情全てが見ている側にも伝わります。水中での脱出シーンはこっちが息苦しくなるほど気合が入ってます。又牢屋から脱出をする際には超えなければならない父親の影に直面。まるで今は亡き父親が「俺の屍を超えていけ」と言っているかのよう。このシーンは感動です。常にストーリーに必要な伏線を提示しておりこの作品の丁寧さに好感を得ます。ただ尻切れトンボなラストや(ラウル・ジュリアに追われるシーンは要らない気が...)、強引に市長の疑惑を明らかにするシーン等強引さは隠せませんがそれを差し置いてもこの点数で満足です。ラストでは靴から花束がボワッ出ると言うお茶目なマジックにもこの監督のやさしさが滲み出てました。この作品を見るたびに初めて映画で感動した気持ちを思い出して感傷的になってしまうので公正な判断とは言えませんが決して駄作ではないことは確かです。
10点(2002-08-18 20:59:31)
162.  穴(2001)
すばり、ソーラ・バーチの独壇場。彼女が見せる様々な表情には驚かされます。それ以外の俳優陣はま、良くも無く悪くも無くって感じで印象がありませんでした。強いて言えば「恋に落ちたシェイクスピア」でジュリエット役で女装をしていた青年がまずますと言ったところ。シェルターに隠れてドンチャン騒ぎをする若者たちが繰り広げる密室劇ですが、期待していた程は面白くは無かったです。オープニングから少しは迫力があったんですが、ホラーとしては物足りないしサスペンスとしては登場人物の人物描写がイマイチ。ソーラ・バーチの証言をそのまま鵜呑みにした警察の行動も良く分からないし、カウンセラーも頭悪い。良くも悪くも印象は全てソーラ・バーチに注がれてて、こんなのアリ?
5点(2002-08-18 20:33:32)
163.  二代目はクリスチャン
この作品、志保美悦子で無くしては成り立ちません。清純なイメージとエロティックなイメージを併せ持ち、尚且つ瞳の奥には凛とした力強さに溢れている。あの表情、あの演技には拍手です。何でシスター?とか、ただのお嬢さんが何でヤクザを壊滅できんの?等疑問は残りますが、それはさて置きましょう。次々と命を落としていくヤクザ達がシスターに救いを求め昇華していく。そして何よりかつての恩人であった敵対するヤクザの男がシスターに「刀ってのは一度血がつくと刃がボロボロになります!」といって自分の腹に刀を切りつけ身をもって教授するシーンはサイコーです。ラストでシスターが海岸を歩くシーンは、当時近所の海岸で撮影されたとあってこの作品には親近感を覚えます。
7点(2002-08-14 04:34:00)
164.  サイダーハウス・ルール
私にはイマイチ心の琴線には触れませんでした。友人を裏切り、中絶までしている彼女と肉体関係まで結んでしまった気持ち、その後彼女を諦められる彼の心情が理解できませんでした。あえて手を出さずにほろ苦い初恋として終わらせて欲しかった気がします。孤児院の住人達の人物描写は細かいし、子役達も堂々と演技をしているのは観ている側にも十分伝わってきましたが....
6点(2002-08-14 04:14:45)
165.  スパイキッズ
話のテンポが良くて肩肘張らずに観れる映画でした。主役のカルメン&ジュニに好感が持てました。子供に寝物語として聞かせる両親のロマンスも良かったですね。親子揃ってみて頂戴!
6点(2002-08-14 04:01:31)
166.  死霊伝説
スティーブン・キング原作。あの青白いドラキュラの顔は一度見たら忘れられません。中々のメイクでした。劇中所々でドキッとさせられましたが怖いといううほどではありませんでした。主人公の彼女がさらわれてからその後どうなったのかが何の解決もされないまま終わってしまったので後味が悪いです。十字架、聖水、木の杭が出てくる典型的なドラキュラ映画なのかな?
5点(2002-08-13 05:10:40)
167.  クルーシブル
思い込みが強い女の物語...ホント、憤りと恐怖が混在した作品。ウィノナは多少オーバー気味に思えましたが熱演でした。理不尽な判決にも最後にはお互いの罪を認め合う程良く出来た夫婦。もっと悔しいハズなのに...
6点(2002-08-11 22:10:21)
168.  コンセント
最近見た邦画の中ではそこそこ面白かったです。死の臭いを感じる現代の巫女の覚醒を描いた田口ランディ原作の映画化。原作は未見ですが「コンセントが抜ける」とか「自発性トランス」とか面白いキーワードを盛り込んで現実と非現実が交錯する不思議で先の読めない展開につい引き込まれてしまいました。中原俊監督作品とあってもう少し官能的な映像を期待してたんですが、物語がプツプツ切れたりブルーバックのCGがインチキ臭かったのが残念でした。ま、それにしてもこの作品がスゴイのは個性的な俳優陣。主演の市川実和子は熱演且つ惜しげもない脱ぎっぷりで女優魂を見せつけてくれたし、村上淳につみきみほに斎藤歩等彼らの醸し出す雰囲気が作品とマッチしてました。そしてその彼らよりも山岸役の小市慢太郎!もうこの人無しではありえないという位いい演技で感動しました。ビジュアル的にはフツーのおじさんで地味なんですが、関西弁で自然な演技がめちゃめちゃ良かったです。どことなく非現実な登場人物達で唯一現実的な配役だったと思います。(物語でも主役のユキを現実から引き戻す役割でした。)メインテーマも特殊で、壮大なイメージがラストのイメージにピッタリでした。
7点(2002-08-09 21:08:51)
169.  BOYS
ミステリアスな年上の女性に惹かれる青年の淡い恋。しかし彼女にはある秘密が...。子役時代のルーカスがいつの間にかこんなに大きくなって、お父さんは嬉しいぞ!大人になる前の青年独特のナイーブな演技は健在ですね。ただ表情に乏しいのは残念ですが。乏しいといえばウィノナ!彼女って綺麗だし、演技もヘタではないんですが、やっぱり表情が乏しい。というか表情筋が固いんでしょうか?どうもこの二人に共感が沸きませんでした。ただ二人が閉まりかけのエレベーターに飛び乗り駆け出していくラストは、「小さな恋のメロディ」っぽくてハッとするほど良かったです。
6点(2002-08-08 01:34:40)
170.  赤い殺意(1992)
確かに最後まで犯人は....ただBGMとか映像がテレビドラマっぽいんで、持り上がりには欠けますねぇ。
5点(2002-08-07 07:50:42)
171.  タイムマシン(2002)
そもそも何のためにタイムマシンを造ったのか?恋人を救うためではなかったのか?それをいとも簡単に過去を振り払い未来で自分の居場所を見付けて勝手に納得している。個人的な理由から始まり、個人的な理由で終わる。主人公の身勝手さに納得がいきませんでした。ただ未来へタイムスリップするシーンは丁寧に作られており壮大なBGMとともに感動しました。しかしモーロックのデカヅラがスクリーンに所狭しとアップになるのはマジ怖かった。土の中からの登場にもびっくり。ラストで80万年先の未来がかえって悪化していたという現実を目の当たりにして自分で未来を切り開こうとする展開はカッコ良かったですが、どうもダイジェスト版の様でもう少し密度の濃いドラマにして欲しかったですね。月が崩壊してたり、図書館のシステムが変わってたりアイデアは面白かったですね。エマ役の女優さん、結構美人さんでした。
6点(2002-08-06 23:59:21)
172.  グラスハウス
ポスト ジョディー・フォスターことリリー・ソビエスキーちゃんの演技は好評価です。ヘーキで白目向いてぶっ倒れるし、セクシーな水着も惜しみなく披露してくれます。ただ物語は期待通りと言うか期待はずれというか...つまりつまらないってこと。もっと精神的に追い詰められ、ガラスの家がどっしゃーんって感じで派手にブッ壊れるのかと思ったんですが、結構地味。ドキドキハラハラするシーンは無いし、ドンデン返しも一切無し。不仲な兄弟が最後にはおてて繋いで...ってのは良かったですが、内容は薄っぺら。ダイアン・レインが昔のビデオを見てその後自殺しちゃうんですが、あれはリリーちゃんを実は我が子のように思ってたって事?説明不足で中途半端にあんなシーンを入れたのがかえって意味不明。所々で水やガラスの映像が出てきますが、これは結局この兄弟にとって親代わりの二人は赤の他人で受け入れられていないという暗喩なのでしょうか。これらの映像は綺麗でした。
5点(2002-07-31 06:15:04)
173.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
人の心が読める超能力者とかっていう設定はよくあれど、その逆手を取った題材の勝利ですね。しかも主役のサトラレ第7号(安藤君ね)の思考を綺麗にし過ぎていないところ(フツーに人の印象を思ったり、エッチな事も考えたり)が良かったですね。祭りのシーンでは軍隊がいろんな人に変装してマニュアル通りに任務を遂行していくところとかも面白かったし、祖母の手術を病院内の人たち全員がその思考を聞いて一喜一憂しているのも面白かったです。そもそも八千草薫を起用した時点でもう泣かせ作戦成功ですよ。あの方、演技は抜群に上手いってわけじゃないんですが日本のやさしいお母さん的なビジュアルと独特の雰囲気を持ってるんですよね。夜桜で健一を負ぶって病院に運ぶシーンは、もう何度見ても涙腺が緩みますがあれだってあんな華奢な八千草さんが子供負ぶって必死で走ろうとしているところに観客が感動するんだと思うんですよ。ラストで強引に鈴木京香のナレーションでまとめようとしたのは納得いきませんが、桜の美しさに免じて許してあげましょう。主役にサトラレであることをバラして、その後の彼の苦悩とか成長物語を見たかった気もします。そのせいか意外と印象の薄い安藤君でした。後院長の回診で同僚の見解を突っ込むサトラレの声が院長に聞こえていないのは不思議に思えました。
7点(2002-07-30 01:17:44)
174.  UFO少年アブドラジャン
日本の昔話のようですよね。悔しかったら泣いちゃうかわいいおとうさん、おとうさんには怖いけどホントはやさしいおかあさん、登場人物全員がホントほのぼのとしていてよかったです。アナログなヘタな特殊効果も逆にかわいいですよね。でっかいスイカとか、空飛ぶクワとか。でも最後はちょっぴり哀しい結末でこれも昔話の教訓めいたものを感じます。ウズベキスタンというだけあって、BGMも不思議な感じでした。
6点(2002-07-28 23:58:09)
175.  息子の部屋
淡々とした展開の中、息子を失った精神分析にその妻、そしてその娘それぞれのその後を描いていました。この作品のテーマは未成年の死という衝撃的な事よりも、精神分析医という特定の職業の主人公がその現実をどう受け止めるのかと言うことにあります。本来さまざまな人の悩みを聞きうける精神化医が突然の息子の死に精神的に病んでしまう。彼自身その死に責任を感じ「あの時こうしていれば…」と常に後悔している。そんな感情のままでも患者の面倒を見なければならない。こういった描写が丁寧に作られているなと感じました。ただ宣伝文句と邦題のイメージで観ると失敗しますよ。イマドキ天然記念物並みに素直な子供二人はちょっと気になりました。長旅で疲れた家族三人の微妙な距離間でフェードアウトしていくラストは、印象的で良かったです。結局主人公がこれからどうなるのかとか、家族がどうなるのかとかといった結末が示されないまま終わってしまっているのでちょっとびっくりしました。後は観客に委ねているのでしょうか?
6点(2002-07-28 23:48:51)
176.  テイラー・オブ・パナマ
これはおしいですよ!情熱的なスパニッシュ系BGMに主役二人の演技合戦、そして畳み込むような展開。無き叔父の幻影に悩まされるジェフリー・ラッシュのスパイ振りなんてサイコーですよ!なのに全体的にはあれ?終わっちゃったの?って感じでガッカリでした。ラストが強引になってしまったのも大きな要因ですね。バリバリと軍隊(?)まで導入しといてそんな簡単に引き下がるの?もっと締まったラストなら…ああおしい、おしい。
6点(2002-07-25 23:17:10)
177.  春の日は過ぎゆく
物語は年上の女性との悲恋を通して自分を取り戻していくというありふれたストーリーなんですが、シーン毎の役者の演技も含め全てにリアリティを感じました。彼女と初めて一泊したときは当然主人公の髭が濃くなってるし、酔っ払った時は二人とも全身真っ赤になってて顔までもむくんでいる。馴れ合いになってくると彼女がムダ毛の処理をしながら会話をさせる。こういったシーンって言わば”汚い”シーンなんですが、あえてこれが新鮮であるのに今までの自分の恋愛経験とどこかオーバーラップするところがあって、人事では無くなってくるんですよね。主人公のユ・ジテ自体それ程男前ではないんですが、彼の演技とそのルックスがかえって自分を投影して、涙腺が緩みっぱなしでした。主人公を翻弄するイ・ヨンエはこれまた演じ方が自然体で如何にも自分勝手な年上の女性を演じてました。女性から観るとこれが逆に共感出来ないと思うかも知れないんで、これはやっぱり男の映画です。主人公が録音技師という事だけあって、竹林や稲畑、川のせせらぎ等美麗なシーンにも癒されました。全体的には派手な盛り上がりは無いですが、この物語の”自然体”を観て欲しいですね。劇中のBGMは切なくてめちゃ、良かったですね。ちなみにエンディングテーマはユーミン作曲です。
9点(2002-07-25 23:01:01)
178.  クイーン・コング
とにかくチープでテンポも遅くてイライラ…。殆ど男性キャラが登場しないのに唯一の主人公はロンゲのブサイク顔。甲板で突然始まる女達のミュージカルはズレまくった気持ち悪いテンポで、スンゴイ歌声。もう、脱力感を越えて疲れて来ました。クイーンコングVS恐竜のシーンではその恐竜は夏休みの工作ばりのハリボテ。しかもバレないようにする為かアップを多用しているので見辛い。ちょっとエッチなのかなと思いましたが全くエロ度ゼロなのでそうゆうのを期待した人はやめておきましょう。じゃ、何を期待して…ん~、何も期待はしないで下さい。↑びでおや様、思いっきり点数下げてごめんなさい。
2点(2002-07-25 22:31:30)
179.  セッション9
あの「ワンダーランド駅で」のブラッド・アンダーソン監督がホラーに挑戦し、廃墟と化したダンバーズ精神病院の解体作業を行う男たちが次第にこの病院の狂気に巻き込まれていくと言うお話。これといってホラー定番の派手な演出はなく、ジワジワを恐怖に叩き込んでくれます。ハンディカメラでの撮影やいくつかのシーンに少し「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を意識した」ようなつくりですが、恐怖の演出の仕方が暗闇とか派手な効果音などはほとんど使用していない分、正当派と言えるでしょう。得体の知れないものに心理的に圧迫される感じがしました。「やぁ、ゴードン...」とのっけからブキミな声、コウモリの形をしただだっ広い廃墟、アスベストに囲まれた部屋、手術に使われた器具の数々と細部にこだわった心理的な恐怖空間が物語を盛り上げてくれます。特に精神患者メアリーの録音テープは背筋がゾゾゾッとしながらも早くセッション9まで聞きたい衝動に駆られました。それだけではなく、登場人物の人物描写にそれを演技として確立している俳優陣(女性はほとんど出てこない)に拍手です。ゴードン役のピーター・ミュランの病んだ演技はこっちまでおかしくなりそうでしたし、あの「ウェルカム・ドールハウス」で『ファック・ユー...』と連呼して独特の雰囲気をかもし出してたワルガキを演じたブレンダン・セクストン・サードが出てるではないですか!!大きくなったねぇ。いやいや彼もいい演技してました。中盤までは中々盛り上がりに欠けますが、それ以降からラストまでは一気に見入りました。でもこの物語の背景にある精神病院での人体実験とも思われる数々の治療方法(”ロボトミー”とか)は実際何とも無い人に施されたらしいから恐ろしいです。
7点(2002-07-23 01:32:50)(良:1票)
180.  キャメロット・ガーデンの少女
オープニングでクッキーに乗っかるハエを楽しそうに潰す少女を見て、「あれ、この子ってどこか違う...」と思わせてくれます。そしてそれが自分を見てくれない両親への複雑な心理の現れ、そして彼女がたどる今後の展開を暗示しているということがわかります。この少女の演技には◎ですよ!予告編ではもうちょっといやらしい感じがしたんですが(オカンはいやらしいケド)、見たところは純粋な作品でした。主人公以外の人間の描写も影でコソコソヨロシクやってる母親、トレントにどことなくホモセクシュアルな感情を抱く青年とか、戦争の後遺症で生きることの意味が見出せないトレントの父親とか、複雑な感情を抱いていて面白かったですね。ただラストで突然おとぎ話にする必要があったか違和感を覚えました。はじめからああいう空想をする少女で、それが青年に伝染しててお互いが共感しあっているならあれでもよかったとは思いますが(実際には警察の追跡から逃れられないというバットなエンディングとか...)、ラストでありゃないでしょう。それで逃げおおせてOKなの?ま、リボンいっぱいの木は綺麗でした。
5点(2002-07-23 00:53:40)
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