1881. 太陽は、ぼくの瞳
《ネタバレ》 実は僕はあのラストの意味がよく分からなかった。生き返ったのか、神に召されたのか?でもあのお父さんが再婚の事で嫌らしい人間になってたことに気づいたのは良かったですね。妹の女の子たちが可愛すぎ。さぞかし、綺麗な奥さんだったんでしょうね。そこが納得いかない。あと、川に投げ出された馬さんは、どうなったんでしょう?撮影の時はどうしたんだろう? [ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-12 21:52:22) |
1882. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 ブッチが道中、淡々と「借りる」行為でその場をしのいでいき、追い詰められてる感じがしない為、ラストの方の黒人のおいちゃんに対する暴力がしっくりこなかった。彼の生い立ちを感じさせたりするエピソードや、段々と警察が迫ってきてる為、ブッチが焦っているエピソードなんかがあったりすれば・・・と思いました。でもロードムービーと犯罪ものの映画の混ざったような作品で面白かったです。期待が大きかったので、ちょっと残念。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-10 03:32:39) |
1883. 恋愛小説(1994)
《ネタバレ》 味わい深かった。パッケージの主人公インゲボルガ・ダプコウナイテさんのドキッとさせられる写真を見て、借りました。いきなり訪れる官能的な愛。平凡な彼女に強烈なインパクトを与えたのでしょう。あのラストはもう約束されたようなもの。このような悲劇は映画の中だけにしたいと思いました。でもあんな綺麗な人妻がほったらかしにされてたら、そりゃこんな事だっておきるわい!旦那がマザコンでダメだ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-07 23:22:38) |
1884. 魂萌え!
《ネタバレ》 う~ん。僕の好きな風吹ジュンは可愛いおばちゃん役なので、あのような場面は観たくなかった。主人公のおばちゃんは、仲のいい女性の同級生がいても、自分探しはやめられないんだね。いろんな罠のある社会にあの年齢で出て行くというのは、観ててハラハラする。10年間、家庭を裏切ってきた、旦那の関口が、優しい目をして奥さんと握手する、そういうエピソードは、映画が終わって考えてみると、この旦那、考え違いをしてる嫌なやつだなあと思えてしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2008-02-26 13:46:39) |
1885. 第2章
《ネタバレ》 良かったです。最後のマーシャメイスンのセリフ。気にいったので、早速、図書館でニールサイモン戯曲集で調べてみました。確かに同じ内容のことを言ってるのですが、僕には映画の訳の方が好きです。「いまの私は絶好調よ!」良いよなあ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-15 16:11:05) |
1886. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
《ネタバレ》 面白かった。誰も殺されたりしないし、派手なカーアクションもない。BGMでぐいぐい引っ張っていく。出てくる連中もみんな、どこか抜けてる。「ブルースブラザーズ」のドイツ版といったところか?娯楽作品として楽しめました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-07 01:40:55) |
1887. 真夜中のパーティー
世間から冷たい目で見られている、マイノリティの、ゲイたちの話。監督はそれを茶化す事も、興味本位に見せる事もせず、同じ高さの視線で描いてる。その意味では「ブロークバックマウンテン」のアン・リー監督よりも、40年近くも前の、このフリードキン監督の方がすぐれてる、と思った。パーティーが終わった後、残ったのは、都会のどうしようもない孤独。演技がうまいなあ、と思ってたら、舞台と同じ役者を起用しての映画化で、そのほとんどは実生活でもホモの人たちらしい。なるほどなあ、と思ったよ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-30 19:52:19) |
1888. パリの確率
《ネタバレ》 最後、砂漠で息子のアコが消えたってことは、未来から現代に来てる孫も、消えるって事だよね。その時、この孫の相手をしてる女性は、どんな状態になるのだろう?考え出したら、キリがないタイムトラベル物。ラストのラブシーンはリュシーの体がきれいだった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-28 19:46:51) |
1889. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 この映画の事件は、知識としては知ってましたが、こんな近代化された所で起きてたとは。もっと原始的な(失礼しました)部族のぶつかりあいと思ってたので、ショックでした。なぜ、このジェノサイドが起こったかをもう少し丁寧に描いてくれたら良かったんですけど。でも、それは他の映画を観ればいいことですね。「ノーマンズランド」でもそうでしたが、国連の無力さが悲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 01:42:57) |
1890. フレンチ・コネクション
ジーンハックマンとロイシャイダーという、今考えると贅沢な二人組み。ニューシネマのあの見終わった後の寂しさもまたいい。映画が好きになった時、まず、かじったのがニューシネマでした。ホントは正統派の映画を観て、それからニューシネマを観れば、骨太のストーリーを好む、健全なおっさんになったろうに、ニューシネマから入ったものだから、映画の中で人が死んだりするのが何でもなく感じられるオタッキ-なおっさんになってしまった。でもジーンハックマンって絵になるよなあ。余談ですが、悪徳保安官のハックマンとこの映画と同時期に創られた「ダーティハリー」のイーストウッドがたたかう映画「許されざる者」がアカデミーを獲ったのは面白い。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-20 00:52:50) |
1891. 海を飛ぶ夢
《ネタバレ》 僕はこの映画、あまり感心できなかった。ラストの方で「なぜ皆と同じように過ごせないか」と夜中になくシーンがありましたが、そこから映画を始めるべきだろう、と思いました。28年間の自分では何もできず、排泄の処理などやはり精神的につらいこともあったと思います。でも周囲は生きてくれることを望んでた。そして、詩を書いてた。自分を表現する事ができたのですよ。僕はこの詩集から主人公に生きようと思わせる何かが始まって欲しかった。カメラに向かって自殺のコメントを述べるシーンがありましたが、あれは彼に残された最後のプライドのあらわれだったのかも。まあ、「ジョニ-は戦場へ行った」という映画もありましたけど、ヨーロッパの方がこういう映画はうまいですね。この監督、次作に期待します。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-17 19:23:04) |
1892. トプカピ
《ネタバレ》 マンガ「エロイカより愛をこめて」に出てきそうな趣味性の高い獲物(?)。後のアガサクリスティ原作の映画でポアロを演じるピーターユスチノフがこんなにダサかったのはちょっとショック。でも面白かった。ローテクな手口ではあるけど、なかなか観てて、ハラハラしました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-01 21:21:45) |
1893. 酒とバラの日々
《ネタバレ》 ニューシネマじゃないのに、この救いのないラスト。せめて、娘と会う事によって、希望の光でもあればなあ。僕も若い頃は泥酔してた事もあったけど、そんなに酒に魅力は感じなかったなあ。ただ、周囲を盛り上げる為に飲んでたような。この可愛い奥さんも、旦那の世界を知りたくて、はまってしまって、中毒になってしまった。最初、強い女性かな、と思って、見てたけど、途中から、あれ?って感じで見てました。こういうヒロインの出てくる映画ってのも珍しいですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-04 15:13:23) |
1894. ウルガ
《ネタバレ》 文明の利器であるテレビを見て、涙目になるご主人だから、この奥さんも町に住んでたのに、遊牧民の旦那のところに嫁にきたのだと思う。音楽がいい。ディスコの場面でロシア人が、ひいおじいさんの名前を聞かれて、ちょっと感慨深げになり、ちらっと白黒の映像が入るのが、よく分からなかった。でも、これは主軸は遊牧民の家族の愛の物語だから、いいのかな。良い奥さんだなと羨ましかった。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-20 22:21:07) |
1895. 制服の処女(1931)
《ネタバレ》 女学生の寄宿舎モノとしては「ミスブロディの青春」を先に観てたので、このベルンブルグ先生もきっと裏があるにちがいない、と意地悪な観方で観てたのですが、最後まで良い先生で良かったです。子ども達には最近の「ひねくれた」映画を見せる前に、こういう昔の素直な作品をまず見せた方が良いと思います。この寄宿舎は、厳しいからということもあるのでしょうが、いじめがなさそうな雰囲気で、良いなあと思いました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-09 12:39:29) |
1896. ボクサー(1970)
《ネタバレ》 結局、自分を愛してやらないと、自分を見失って、破綻が来る。白人社会の嫌らしさが描かれてるが、それに負けない自分や家族への愛で、立ち向かって欲しかった。まあ、そういう映画は今ではたくさんあるからいいのだが。これはこれで、社会派映画として、考えさせられる。白人女性を奥さんにした時に、自分を偽ってたのだ。奥さん、かわいそう… [ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-26 16:03:41) |
1897. 害虫
《ネタバレ》 自殺にむかう少女。 母子家庭の、その母親も自殺に向かっている。 最後の彼女の清純が奪われるまでの 唯一の彼女の幸せの時間を描く。 切ない・・ [ビデオ(邦画)] 5点(2020-02-20 09:11:44) |
1898. 世界の終わりという名の雑貨店
《ネタバレ》 平成の今、台頭する女性監督たちの瑞々しい女性映画を多く鑑賞した後では 本作は凡庸な作品としか感じられない。 しかし3.11を経験する前の、不況で騒然としていた日本を思い出した。 まだSNSもない頃、自分も将来の見えぬ自分を客観視してたような頃である。 自分探しのフリーターが多かった。 本作の若者は、今どこで何をしているのだろうか? ミニスカートに寄り過ぎのカメラの前では、不自然な表情になっても仕方がなかろうとは 思うが、彼女らの硬い表情に、ふとそんなことを考えた。 [ビデオ(邦画)] 5点(2018-05-24 23:01:32) |
1899. ベスト・キッド3/最後の挑戦
《ネタバレ》 これはアメリカの罠にまんまと乗っかってきても、何も言わない某国の話だろうか? ダニエルくんが、もう相手の筋書き通りに動いても、何も言わないミヤギ氏を見て、そう思う。 だけど最後はミヤギ氏が笑うんだよね。 このベストキッドシリーズを見て、日本に来た外国人って結構いるんじゃないか? 彼らは訪日して、納得して帰国したか、失望して帰国したか、知りたい。 [ビデオ(字幕)] 5点(2018-04-12 21:23:12) |
1900. ベスト・キッド2
《ネタバレ》 う~ん、この頃(1980年代半ば)の駄作って感じですね。 「ロッキー」シリーズは外れ作なかったんだけど、 「ランボー」シリーズみたく、駄作のチラホラな残念なシリーズですね、これは。 話題性てんこ盛りなんだけど、なんかバラバラな感じを受けました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2018-04-11 10:38:27) |