3. ダンサー・イン・ザ・ダーク
セルマの自己中心的性格が許せるなら、10点でしょう。 相談もせずに黙って働いて工場に損害を出しつづけ空想にふけるなんて冗談じゃないです。 経営者に同情しました。 あんな小さな工場ではプレス機1台なんてとんでもない経費です。 それをチャラにしてくれたくらいの親切な雇い主ですから、素直に相談しすれば事務にでも回してもらえたんじゃないでしょうか? 子供の為にとか子供への愛とか言いますが、結局セルマは自分が一番可愛かったんだとしか思えませんでした。 子供の事を思うなら隣人への優しさも捨てて自分がどう思われようとあの警官の真実を隠すべきではないし(弁護士を雇えなくても裁判でその事を話すくらいできたはずです)あの少年はこれから「犯罪者の息子」として一生生きていかねばならないんです。 あの小さな町でこれからどんな迫害を受けていくのかと思うと本当に可哀想です。 ミュージカルシーンは美しかったと思いますが、周囲に迷惑をかけているんだと思うと素直に楽しめませんでした。 列車シーンは好きです。 5点(2001-07-18 15:33:48)(良:1票) |