1. アリーナ
宇宙人?VSモンスター?サイボーグ?そして人間。劇中それらしい説明が無いので(多分)よくわかりませんが、コレこそ本当の異種格闘技戦ではないでしょう。さすがの前田日明もこれには何も言えないでしょう(あきれて)。半獣半機械のモンスターや巨大なトカゲ生物(マッド・ジョージのデザイン)など、その手のモノが好きな方にもたまらない作品だと思いますし。ストーリーは極めて単純で字幕をOFFにしても、さほど問題なく観れるはずなので、あまりにもお暇な方は一度お試ししてはどうだろう。お約束とツッコミどころ満載。さらに、お色気もバッチリ・・・バッチリ?けして(わたしのような一部の人)期待を裏切らない出来だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-27 11:47:42) |
2. 激突!キョンシー小僧vs史上最強のカンフー悪魔軍団
う~ん、このタイトルからしてダメな作品であることは覚悟していたが、やっぱりダメなヤツでした。って言うか、このタイトルおかしいと思う。だってこんな内容じゃないですからね、正直。工藤夕貴のカンフーポーズも泣かせますが、修行シーンで流れる「キョンシー小僧の夏休み」って歌がまた泣けてきます・・・。唯一、リュー・チャーフィーのカンフーに救われました。クライマックスの格闘シーンは決して悪いものではありませんし。それと、これを見て、なんか元祖?の「霊幻道士」が無性に見たくなったとさ。 4点(2005-01-31 02:42:21) |
3. 幻の湖
《ネタバレ》 皆さん、平均点上げてしまってスイマセン。だって面白かったんですもん。”東宝創立50周年記念作品”に、頭のおかしいトルコ嬢の話を上映するなんて、東宝は、なんてイイ度胸をしてるんだろう。こんな凄いセンスの作品は”東宝創立100周年記念作品”にもってくるべきだっただろう。「ファントムではなく、イーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている」トルコ嬢ローザが唐突に発するこのセリフを聞いた時「何だ何だ。実はそっち系の映画なのか?」と思いました。しかし、その後には、わたしの予想を遥かに越える、とんでもない展開が待ち受けていました。特にマラソンによる復讐劇なんか、もうたまりません。クライマックスのレース?シーンの二人の駆け引きなんか「こいつら目的を忘れてる?それともこれがマラソンランナー魂なのか!(そんなもん無いかな?)」状態だし、挙句の果てには「勝った~っ」って、「何にっ!」って、思いっきり画面に突っ込んでしまいましたよ(心の声でね)。いや~面白かった、笑わせてもらった(ある意味コレは苦笑いかもしれない)。それにこの作品、ヘタなホラーより怖い。主人公の道子が怖すぎる。「呪怨」の伽椰子だって、あのヘトヘトで泣きながら走る道子の怖さには敵わないでしょう。あんなのが後ろから走ってきたら、閉まりの無いわたしなんかは間違いなくチビるでしょう。ある意味ジェイソンやフレディと並ぶホラーキャラと言っていいかもしれません(言い過ぎ)。 6点(2005-01-18 12:11:37)(笑:3票) |
4. 座頭市(1989)
撮影当時は真剣による殺陣で死者を出してしまったことが話題になりました。今更ながら”座頭市はやっぱり勝新が良い”ってことを思い知らされた座頭市シリーズ26作目。しかし、鉄腕麗人さんに似ていると思いますが、過去のシリーズと比べると何か違和感を感じてしまいました。初期の作品の市は何か強気な発言をする度に見ているこちらはドキドキさせられたものなのですが、この作品の市はどうも落ち着いていて危なっかしいところが無く感じるのです。これは勝新太郎という俳優の貫禄(体格も含む)がそのまま市の役に出てしまっているからでしょう。とは言え、殺陣シーンのスピードはもちろんの事、迫力もかなりパワーアップしていますし、市の行動に「クスッ」っと笑えるような所を自然に取り入れてるところは”さすが勝新座頭市”と唸ってしまいます。北野版だとギャグがあからさま過ぎでしたからね。 7点(2004-12-10 15:49:24) |
5. ねらわれた学園(1981)
この作品といえば、ユーミンの曲「守ってあげたい」と薬師丸ひろ子のポッチャリ顔、それと当時新人で売り出し中だった高柳良一(現・ニッポン放送デジタルコンテンツ部副部長らしい)が竹刀担いでいる所。その他にも細かくは覚えていたが 公開当時見た作品とは言え、あまりにも思い出せるシーンが少ない気がした。まあ、20年以上前になると思うので、わたしにとっては、その程度の印象しか残せなかった凡作だと思っていた。しかし、今回改めてDVDで再見した結果、その考えは間違いであることが判明した。あまりにも強烈な大林ワールド!ありえないトンデモ学園。そして他の大林作品でも気になると言うか大林監督の味でもある、その合成表現のセンスが炸裂、炸裂、大炸裂!しすぎで恥ずかしいんです。まあ、恥ずかしくなるような作品と言うのも大林監督の味と言えば味なのだが、コレはあまりにも強烈すぎて、当時の記憶は引き出しの奥の奥のもう期限が切れて空になった防虫剤の袋の下の方へと追いやられていたのです。今回再見したことにより当時の恥ずかしい思いを蘇らせたわけですが、今回もまた記憶の奥へと封印されるのでしょうか。あの峰岸徹のセンス溢れる格好、男子学生B(仮)の名セリフ「頭痛が痛い・・・」をまた忘れられるのだろうか・・・もう無理なような気がするなァ。 4点(2004-11-25 12:39:48)(笑:1票) |
6. セーラー服と機関銃
《ネタバレ》 内容的には粗さの目立つ雑な作品である。あっちでもこっちでも殺しが起こって、最も憎むべき対抗組織が定まりきれず、クライマックスも「こいつが最後の敵なのか?」状態。中途半端な殴りこみして、組解散して、堅気になりました、終わり・・・って皆それで良いんか?という感じでしょうか。しかし、映画を見ていない人でも知っている薬師丸ひろ子の名セリフ「か・い・か・ん・・・」や、82年の邦画年間最高の売り上げを出したところをみても、間違いなく角川映画の代表作の1本でしょう・・・いや、それどころか邦画の歴史においても忘れてはいけない1本と言っていいのではないでしょうか。 6点(2004-11-15 01:02:57)(良:1票) |
7. 探偵物語(1983)
奥州亭三景さんと同様、わたしも松田優作の「探偵物語」が映画化と知った時、てっきり日本テレビで放送していた松田優作演じる工藤俊作の「探偵物語」だと大喜びした覚えがある。で、あとで赤川次郎原作と聞き、やっぱり幻滅した。しかし今では角川映画全盛期の中でも間違いなく上位に来るくらい好きな作品です。物語上、実は大した働きをしていない松田優作は、TV版の探偵とも、それまでの映画の松田優作とも違った演技でとても好きである。薬師丸ひろ子もまた角川の看板スターとして板についてきた感じではないでしょうか。ラストのキスシーンもシンプルながらとてもイイ出来だと思います。あ、最後も奥州亭三景さんとかぶっちゃった(汗。 8点(2004-11-10 00:39:42) |
8. 死霊のえじき
最初に謝っておきます。すいません。もう、ロメロゾンビと言うだけでまともに評価できません。だって好きなんですもの!コレも何回見たことでしょう・・・まあ、そんな事はどうでもいいんですけど。あ、でも完璧な(オレにとっては)前作に比べたら、ちょっと不満なところもありました。”みんな仲良くしようよ、残り少ない生存者なんだからさァ~”なんて思ったところでしょうか。っていう事で1点減点。 9点(2004-11-03 03:21:12)(良:1票) |
9. バタリアン
この作品、劇場に見に行った時から数えて今回で6回目(5回目かも・・・)の鑑賞になるんですけど、いや~やっぱり面白い。特に序盤のタルを壊してから”新鮮な死体”を始末するところまでなんか何度見ても面白い。とにかく考えられたセリフと間の取り方が実に絶妙で、さすがダン・オバノン、脚本と演出はずば抜けたものがありますね。煙が上がっていく所や地面に雨水がしみ込むシーンなどは、実にわかりやすーく説明してくれる。しかもそのチープな映像が妙に作品にマッチしていて良い感じだし、ラストの投げやり感も実に良いね。あるサイトで知ったのだがこの作品、シリアス路線でいったらロメロの「ゾンビ」には勝てないという事でコメディ路線になったと書いてあったが、わたしもそれは正解だったと思う。とにかくこの作品、ダン・オバノンの監督としての最高傑作と言えるだろう・・・まあ、他に1本しか撮ってないけど。 8点(2004-10-25 02:00:33)(良:3票) |
10. ジャッキー・チェンの醒拳
7、8年前のことでしょうか。いつものようにレンタル店の中をうろついていると一本のジャッキー作品が目に入った。「大笑拳?」それまでジャッキーの出演作はすべて網羅していると自負していたわたしは慌ててそのパッケージを手に取った。裏の説明には「製作1983年」・・・1983年と言えばマイジャッキーブームのピーク時ではないか!しかもこのタイトル「笑拳」の続編か?まあ、その後よく説明を読むと怪しい香りがするもんで早速借りてみる。ようはジャッキーが撮影途中でいなくなったため、偽ジャッキーと他の作品の流用や未公開シーンのツギハギ作品。さすがにツギハギだけでは辛くなり、途中で別に主人公が登場。偽ジャッキーと別の主人公が力を合わせて・・・みたいな感じです。まんま「笑拳」のシーンなんかも入っているんでジャッキーの作品と思って見たら怒りだす人もいるかもしれないが、「ジャッキーもなんも知らん」って人なら意外に見れるかもしれない。 5点(2004-10-15 16:00:11) |
11. スペースボール
これ当時、結構話題だったからね、劇場には行けなかったけどレンタル開始されてすぐ見ましたよ・・・でも、その時は期待しすぎたせいなのか全然ダメだったんです。で、今回DVDで改めて再見したわけですが、どうでしょう・・・面白くないと思ってみたからか今回はなかなか見れました。しかし、こんだけギャグ連発された割にはそれほど爆笑の連続ともいかず、10個のうち1個笑えると言った感じでしょうか。でも、もともとパロディって日本人にはわかりづらい笑いだと思うし、わたし自身メル・ブルックス得意じゃないので、それにしてはイイ出来の方といえるのかな。続編の話が出ているそうですがどうなるでしょうね。ちょっと期待します。 6点(2004-10-11 03:36:54) |
12. ファイナル・ファイト 最後の一撃
もう何も言いません。とにかく倉田先生とヤン・スーの戦いを楽しみましょう。いや、やっぱり言いますけど、突っ込みどころ満載のストーリー、どこかで見たようなシーン(ベストキッドやロッキー4)、ストロング金剛のダメダメな腕立て伏せ、そんなものは小さい事です。とにかく倉田先生のマーシャルアーツを堪能しましょう。ヤン・スーの肉体美?を堪能してください。Gメン75の香港編が大好きだった方々なら楽しめるはず。それ以外の方にはオススメしません。 7点(2004-09-27 12:47:42) |
13. 首都消失
下記で緑野大地さんもお書きになっていますが、この頃の邦画にはパワーがあったなぁ。この作品にもそんなパワーと意気込が感じとれる。しかし、それを生かしきる器がなかった。公開前はえらい宣伝ようだったのにねェ・・・。今となっては笑い話のネタとしてしか口にしない映画になってしまった。 3点(2004-08-31 12:17:13) |
14. プルガサリ/伝説の大怪獣
映画好きなキム・ジョンイルが北朝鮮の民話だっけ?を映画化!というか撮らせた映画。 簡単に言ってしまえば、北朝鮮版「大魔神」なんですけどね、これ。でも「大魔神」のように最後に怒って悪い奴をまとめて片付けるってわけではなくて、序盤からプルガサリは登場して劇中かなりの露出度なんで怪獣ファンにはウハウハです。序盤のプルガサリって手のひらサイズで可愛いんですよね。で、鉄食って徐々にでかくなる訳ですが、人間サイズ位まではかなり可愛いです。後半はゴジラサイズで大暴れ。この時代に、このデカさでプルガサリ暴れたら、あっという間にけりは付きそうですが以外に苦戦、悪い奴らもいろいろ作戦考えてなかなかけりがつきません。途中やや人間の勝手でプルガサリかなり農民にこき使われますし、最後も人間の都合でちょっぴりかわいそうなプルガサリでした。 6点(2004-08-30 12:37:14) |
15. ロボ・ジョックス
巨大ロボットによる闘技でおこなわれる未来の戦争・・・しかも洋画で実写!当時、コレだけでとてつもない期待を胸に抱いたものだ。ついでにエンパイヤピクチャーズ最大の制作費!ってのも付け加えておこう。その頃って「ロボコップ」なんかが流行っていた時期だったんですけど、”巨大ロボ”じゃなかったしね。邦画には「ガンヘッド」なんてのもあったけど・・・なんとも言いがたい作品だったしね。なもんで翌年公開されたこの作品にはメチャメチャ期待したんですよ。で、見事に打ち砕かれたんですよね。なにやら製作途中にエンパイア倒産してトランス・ワールド・エンタテインメントってとこが引き継いだらしいのだが・・・。ショ、ショボい・・・ロボが。数も少ないし・・・いや、何もかもショボい。まあ、ココまでが当時の感想。で、最近DVDにて再見したんですが、やっぱり話は薄っぺらい。しかし巨大ロボの戦闘シーンがやっぱりショボい・・・いや、それよりも味がある!モデルアニメーションがなんかイイ感じだ。いや~お馬鹿な作品ばかり見てきたせいか、こんな作品も楽しめるように成長した自分が恐ろしいですな。欲を言えば、もう少しロボの種類を出して、戦闘シーンを増やして欲しかった。 6点(2004-05-24 12:37:00)(笑:1票) |
16. グーニーズ
昔は良く見ましたね、月曜ロードショーなんかで。あんまり見すぎて見飽きた時期があったなァ。で、今回DVDにて十数年ぶり?に再見。これがなかなかおもしろい。単純なストーリーと無理のある展開はあるけど、テンポも良いし何より楽しい気分になれるのでOK。関係ないけど、DVDの特典についてたシンディーローパーのビデオクリップも懐かしかったなァ。 7点(2004-04-27 13:02:21) |
17. メイフィールドの怪人たち
このスタッフとキャスティングでこの注目度とは・・・やはり内容のせいでしょうか、点数どうりの”可もなく、不可もなく”ってのがピッタリ来る作品だと思います。くだらなさは好みの分かれるところでしょう。全編とうしてみれば悪くない作品なのですが、ココって所もない平凡な作品とも言えますね。ダンテ監督らしいといえば、らしい作品でしょうか。 6点(2004-04-20 11:10:19) |
18. 未来世紀ブラジル
公開当時見たときは正直面白さがわかんなかったんですけど、おっさんになった最近、十数年ぶりにDVDで再見。するとどうでしょう・・・これがなかなかおもしろかったんですよね。昔は正直意味がわからなかったんですけど、おっさんになってやっと理解できたというかんじでしょうか(汗)。世界観も良いですねェ。しかし、サム・ラウリーの行動にはイライラさせられましたね。あの自分勝手な行動には共感できませんでしたな。 7点(2004-04-12 14:19:35) |
19. セックスと嘘とビデオテープ
初めてこいつを観たのは、そうねェ~15年近く昔になりますかねェ・・・そん時は正直”ダマサレタ!”って思ったね。だって期待していたもんが全然なかったんだもん。で、今回久々に観たわけですが、なるほどこういう作品なのね。初めて観た時は若かったからね・・・見方が間違っていました。セックスと嘘。こりゃ普通の人間なら避けられない、ある意味人間らしさの象徴みたいなもんかな(言いすぎ?)。そしてカメラに撮られる人々。よく、ビデオカメラに映った自分を見て「オレってこんなやつなの?」って思うことありません?でもモニターに映っている人物がホントの自分なんだよね。何を言いたいのか自分でもさっぱりわからんのですけど、ジェームズ・スペイダーはホントこういう役が良く似合うのでした。 7点(2004-03-09 01:22:52) |
20. アリゲーター(1980)
巨大ワニモノの基本であります。ショボいハリボテと本物のワニを巧みに使い、B級感あふれる実に味のある作品になっていますね。ワニに襲われる人々の過剰な行動には一見の価値があるのではないかと思います。 7点(2004-03-01 01:09:49) |