1. サンダーバード(1967)
《ネタバレ》 TVシリーズはあまり熱心に見ていた方ではないのですが、この映画版がNHK教育TVで放送されると知り楽しみにしていました。ものすごく凝った造形物はもちろんのこと、今回のお話は火星探検ロケットを助ける内容とあって、火星探検のシーンでは謎の生物に襲われたりなど、約三十年以上前の作品なのにかなり進んだ内容で驚きました。クスッと笑えるシーンもたくさんあり、アランがぺネロープに恋焦がれて夢の中でデートするシーンは見ていて楽しかったです。オチも微笑ましい感じになっていてホント面白かったです。 8点(2003-08-17 01:58:54) |
2. 奇跡の人(1962)
《ネタバレ》 私は感動よりも驚きの方が強かったです。物語はてっきりヘレンの一生もしくは大人になるまでを描いているのかなと見る前は思っていたのですが、まさかあそこで終わるとは・・・。個人的にはあの後のヘレンの成長振りを見たい気もしましたが、やはりあそこで終わっていた方が時間的には良かったのかもしれませんね。光と音のない世界にいるヘレンを新しい世界へ導こうと、ヘレンに厳しく接するサリバン先生とヘレンを愛しているがゆえにどこか甘く接してしまう家族の対立なども描かれていて、いろいろな愛の形もあるのだなと考えさせられました。 9点(2003-06-21 01:10:38) |
3. 明日に向って撃て!
西部劇を見るのはこれが初めてだったと思いますが、見事に二人のアウトローに魅了されてしまいました。ガンアクションがカッコ良いのはもちろんのこと、最後まで自分たちの思うがままに自由に生きる二人の姿に胸が熱くなりました。ラストの二人の姿も印象的でしたが、個人的には前半のエッタとブッチが自転車に乗りながら笑っていたシーンが微笑ましく一番好きなシーンです。 8点(2003-05-27 02:36:37) |
4. サイコ(1960)
いろんな意味で怖かったです。特にシャワーシーンはほんと怖いですね。画面だけでも十分恐ろしいのに、バックで流れる音楽とマリオンが刺されるたびに「ザクッ!ザクッ!」という効果音が怖さを倍増させていてとても印象に残るシーンでした。約40年もの前に、ここまで犯罪者の悲しくも切ない異常心理を表わす映画が存在していたとは全然知りませんでした。「サイコ」というタイトルを見たときは、ジェイソンのような無差別な殺人を犯す犯人を描いた映画とばかり思ってました(反省)。でも、一番怖かったのは、終盤でいきなりしゃしゃり出てきて、事件の真相を説明しだす分析医でした・・・(笑) 8点(2003-04-09 00:32:20)(良:1票) |
5. 夜の大捜査線
犯人がかなり意外だったので、普通の刑事モノとしても十分楽しめましたし、数々の人種差別にも屈することのない主人公の生き様を描いたドラマとしてもかなり良い映画だと思いました。最初は、お互い反発しながらも、少しずつお互いの存在を受け入れようとしはじめ、ラストでは主人公と署長がほんの少しの笑みを見せるシーンがとても印象的でした。 8点(2003-03-12 02:31:00) |