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コメント数 2394
性別 男性
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1.  アンネの日記(1995)
何故か相当マイナーながら、落ち着いたリアル志向の上質な作品になってました(本サイトの永丘昭典監督のフィルモグラフィーからすると、本作はかなりの異色作)。裕福な暮らしから一転、知り合いの家に身を寄せ、外出もままならない隠し部屋での生活を強いられるフランク家。やがて他のユダヤ人も加えた不慣れな共同生活になり、物資が不足し始めると、人間関係もギスギスし始める。しかしアンネ・フランクは健気に青春を謳歌する。これらが特別な緊迫感を煽ることなく、淡々と綴られてます。アンネのキャラクター・デザインは確実に本人の写真から倣ったもの。その他の登場人物達もユダヤ人的雰囲気を上手く出してました。アニメという媒体の取っつき易さもあるので、これは是非お子さんにお薦めします、7点献上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-08 00:02:39)
2.  家なき子(1994)
「家なき子」、醜い人買い、サーカス、空中ブランコ、心臓病の妹、政治家の隠し子、「黄金の犬」、「ブラックジャック」、「めぐり逢い」…。恐ろしい程のアナクロニズムのオンパレード(ほとんど5~60年代の新東宝の世界)。「今観ると厳しい」という意見が多いですけど、当時観たとしても相当に厳しい内容だと思いますよ。で、中島みゆきの主題歌だけは馴染みがありましたが、このTVドラマは一回も見たことなかったので、個人的には馬鹿馬鹿しい世界観を新鮮に楽しめました。余計なことをせず、シリーズの内の一話という作りにしたのは良かったと思います。天才子役・安達祐実としては「REX/恐竜物語」と共に代表作になるんでしょうけど、映画的には「汚点」と言っても過言じゃない作品にばかり出てたんですね、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-10-26 00:01:59)
3.  クアトロ・ディアス 《ネタバレ》 
60年代末、軍事政権下のブラジルで起こった、共産ゲリラによる米国大使誘拐事件を基にした犯罪映画。本作はサスペンスやイデオロギーの対立を描くのではなく、革命を夢見る「子供達」の青臭さと無力感を冷徹に見つめた映画となってます。序盤では頭でっかちの理想を偉そうに語ってても、そこに「大人」が登場してくると、途端に彼らの浅はかさが見えてくる。肝の据わった歴戦のゲリラ幹部、彼らにとっては「敵」である有能な捜査陣、そして知識と経験の豊富な人質・米国大使。やがて彼らは一人、また一人と当局の手に落ちていく。幼き革命家達は国外追放の為、飛行場で別人の様になって再会を果たす。これは官憲の拷問の厳しさと共に、夢破れて大人になったことを表しているのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:02:35)
4.  ミュージック・フロム・アナザー・ルーム
無意識にしっかり者を演じ、家族に頼られることに「頼って」生きてきたグレッチェン・モルを本当の意味で自立させるというのは、ちょっと見、良い話に見えなくもないんですけど、どうにも引っかかる部分もある。本作のジュード・ロウに家族全体の責任を引き受ける気構えがあった様にも見受けられず、お節介でしつこいだけの男に見えなくもない。自分の部屋で好きな音楽を聴いてたのに、「別の部屋から聞こえてくる音楽」に無理矢理邪魔されることもある訳で、しかし、それが中々良い曲だったりしたら気にもなりますよね。ま、結局、男も女も「顔」ってことでしょうか…、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-10-18 00:02:27)
5.  ファミリー・ゲーム/双子の天使
父母のどっちに引き取られたとしても超~リッチという、正にアメリカ的お伽話。もう少しコンパクトにまとめても良かったとは思いますが、ディズニーらしく家族で安心して鑑賞できる仕上がりにはなってます。そして何と言っても本作で特筆すべきは、双子のシーンの違和感の無さ。子供向けの作品であっても最高度の品質を提供してくる、これぞハリウッドの底力。すっかりお騒がせセレブに成長してしまった当時11歳のリンジー・ローハンも、中々のリアクション演技を披露してます(名子役って感じじゃなかったですけど)。唯、曲がりなりにも結婚まで考える女性なんですから、父親の婚約者をもう少し魅力的に描いても良かったんじゃないかな。これじゃデニス・クエイド演じる父親は馬鹿なスケベ親父です。そんな訳で、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-18 00:02:01)(良:1票)
6.  天国に行けないパパ
年金給付開始を目前に控え、出来るだけ危険を避けていた老刑事が、自分は不治の病だと思い込み、殉職時の保険金目当てに暴走刑事と化すアクション・コメディ。皆さんの評価通り、かなり面白い映画でした。どんなに危ない目にあっても中々死ねない主人公の暴走振りが面白いんですけど、その面白さを支えてるのが本格的なアクション・シークェンス。前半のカー・チェイスは、はっきり言って「フレンチ・コネクション」より上。まさかこんな映画でこれ程のアクションを見せられるとは思ってもみなかったので、そこからすっかりハマってしまいました。これはお薦めです、7点献上。
[地上波(吹替)] 7点(2006-10-18 00:01:31)(良:1票)
7.  カル
「セブン」からの影響を隠そうともしてませんが、「ハード・ゴア・スリラー」の宣伝文句には偽り無く、猟奇性を表現する演出、そして死体の造形はピカ一。まだ韓流の勢いを感じることも出来ます。しかし映画的には、「謎を残したまま終わる」「観客に解釈を委ねる」、または「難解なストーリー」ということでは決してなく、単に「不完全な脚本」でしかなかったんだと思う。謎を残したいんなら犯人こそぼやかしたまま終われば良いんだし、後々「謎解き本」なんか出版することもない。「動機」の無い犯人がこんな手の込んだことをする訳ないので、そこを描かないのは「謎」ではなく単なる片手落ちでしかありません。私的には「謎」を残したことで評価が下がってしまいましたが、全体的に高品質なので楽しむことは出来ました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-08 00:01:18)
8.  シクロ
何とヴェネチア映画祭の金獅子賞受賞作品(全然知らなかった…)。シクロ乗りの少年が主人公ということで、ベトナムはホーチミン市の現状を横断的に描き出す映画かと思ってたら、実はこれまた私の嫌いなヤクザ(チンピラ)映画でした。シクロ乗りの主人公が裏社会に片足を突っ込み、葛藤を経て成長していくという青春映画でもありますが、私にとっては他のトラン・アン・ユン作品同様、余り面白い映画ではありません。主要な三人の登場人物も何を考えてるのか判らず(今思えば、ほとんど台詞を喋らない本作のトニー・レオンと、ユン作品常連のベトナム美女トラン・ヌー・イェン・ケーの関係が「悪い男」っぽくもありましたが…)、他のユン作品みたいな映像美も無く、淡々とした展開がかなり退屈でした。そんな訳で、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:00:48)
9.  リアル・ブロンド
恋人同士の倦怠感、仕事に対する焦燥感、将来への不安感…。本作の登場人物達は俳優やモデルだったりしますが、これらは別に平のサラリーマンだって、見てくれの冴えない恋人・夫婦にだって共通の命題。ほとんどの人間は「特別な成功」とは無縁の世界で生き、そこに幸せを育んでいるのです。本作は確かに地味な展開ながら、意外に豪華な出演者や散りばめられた小ネタで、結構楽しい作品になってると思います。特にクライマックスのマシュー・モディーンの「セールスマンの死」は、中々説得力のある演技でした(「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツにも匹敵すると思う)。ところで劇中、確かに「本物の金髪」について触れられてはいますが、このタイトルは余り本作の内容を表してるとは言えませんね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-29 00:03:45)
10.  ノース ちいさな旅人
自分の親を見限った少年がフリーエージェント宣言し、理想の親を捜し求めてアメリカ中を旅して回るという童話。主人公が出会う全ての親候補には一長一短があり、結局、極々当たり前の結末に落ち着いていく教育的作品になってます。本作で良かった点は、主人公の個人的物語の周りでチルドレン・リブ的な運動が巻き起こっていく所。この辺はきちんと現実世界のパロディになっていて、ノースの「判例」に全米の子供が期待を寄せると共に、子供達が「組合化」していく様子は楽しかったです。馬鹿馬鹿しいスケールの大きさで最後まで飽きずに観せては貰えました、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-09-29 00:03:19)
11.  ラスト・ボーイスカウト
「ラストマン・スタンディング」とごっちゃになってて今まで観てなかったんですけど、意外や意外、中々面白かったです。何より本作のブルース・ウィリスは、「シン・シティ」の時よりハードボイルドでカッコ良いんじゃないでしょうか。また、最近のトニー・スコット作品よりは、余程マトモで観易い仕上がり。中身が無いっちゃぁ無いですけど、こんなアクション映画にそれを言っちゃぁお仕舞いです。「中身のあるアクション映画」なんて私はほとんど知りません…。本作の場合はブルース演じる主人公のキャラクターが気に入れば、映画自体も好きになれるんじゃないでしょうか、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-29 00:02:44)
12.  ハドソン・ホーク
「つまらない」ってよりは「くだらない」って感じ。くだらなくても面白ければ構わないんですけど、ただ寒いだけ。ブルース・ウィリス主演のアクション要素もある映画なんだから、ギャグ・シーンはグダグダでも、せめてアクション・シーンくらい緻密に組み立てて欲しかった。これじゃ勢いだけのつまらないスラップスティック・コメディで、馬鹿映画にも昇華しきれてない(50億近い金を使ったとは思えない「大らかな」VFXが見所か)。また、アンディ・マクダウェルも地味な上に干物みたいで、こういう映画では魅力も伝わらない。これはラジー賞も納得の仕上がりでした。そんな訳で、3点献上。
[ビデオ(字幕)] 3点(2006-09-29 00:01:51)
13.  学校の怪談4
前三作のアトラクション的雰囲気を一切廃し、ストーリー映画として生まれ変わったシリーズ四作目。確かに「学校にまつわる怪談話」に間違いはありませんが、いわゆる「学校の怪談」とは既に別物。それでも「4」として公開したのは、単に人気シリーズのファンを取り込む為の方便ですね(子供の動員力は無視できない)。で、もちろんシリーズ中、最も見応えがあり、大人の鑑賞にも堪える仕上がりになってます。それが証拠に本作の大人達は、子供と一緒にギャーギャー騒ぐのではなく、ちゃんとした大人として登場します。サヴァイヴァル・ギルトを抱えた老人の贖罪の物語(これは太平洋戦争のメタファーか?)を通して、夏休みの田舎の経験で成長する子供達の姿を描いた本作は、中々しっかりした仕上がりです、6点献上。
[地上波(邦画)] 6点(2006-09-05 00:02:32)
14.  学校の怪談3
物語構成を多少変更し、舞台となる学校も前二作みたいな郷愁を誘う木造校舎ではなく、今のコンクリート校舎にしたのは正解だったと思う。この方が現代の子供達には身近で、より物語の中に入って行き易い筈。が、しかし、そもそものコンセプトを逸脱し過ぎ。大体、ゾンビやのっぺらぼう(刃物を持って追いかけて来るのっぺらぼう?)って、どこかの学校の逸話にあるのか? これでは「学校の怪談」じゃないでしょう。シリアスさは増したものの、それが怖さに繋がってるとも思えない。これは前作以下の失敗作です。本作の白眉は、一作目にも出ていた米澤史織ちゃん。私は余り見かけませんが、この子は安達裕美より上手かったんじゃないでしょうか。既に成人しちゃってますけど(汗)、今後の活躍に期待します、3点献上。
[地上波(邦画)] 3点(2006-09-05 00:02:06)
15.  学校の怪談2
前作と寸分違わぬ物語構成。典型的な二番煎じ型の続編です。しかも、特撮的には明らかに前作より劣ってる。一作目がヒットして続編を作ろうとする場合、物語的にはグレードダウンしたとしても、見た目はスケールアップさせるのがサービスってもんでしょう。話が変わらない上に映像がショボくなったんじゃ、何の為に本作を観る必要があるのか。毎週毎週、飽きずに同じ様なテレビ番組を見続ける子供相手の商売だったとしても、もう少し何とかして欲しい。いくら続編好きの私でも、これでは楽しみ様がありません。という訳で、味のある雰囲気を醸し出す西田尚美に、4点献上。
[地上波(邦画)] 4点(2006-09-05 00:01:33)
16.  学校の怪談
原作も知りませんし、映画を観た子供達がどう感じるのかも判りませんけど、私はもっと怪談怪談してた方が良かったと思う。学校に伝わる怪談って、結構ゾッとする話が多いと思うんですけど、本作からは「実際の学校の怪談」の怖さは感じられない。これはホラーじゃなくて、「グーニーズ」みたいなキッズ・アドヴェンチャー映画を目指してたんですかね。ま、怖さは無いですけど、それなりに楽しい映画ではあります(三池崇史版の「妖怪大戦争」よりは遥かにマシです)。それにしても、あの謎の女の子って岡本綾だったんですねぇ。少し野暮ったい美少女振りが新鮮でした、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2006-09-05 00:01:09)
17.  カウガール・ブルース
ガス・ヴァン・サントらしい乾いた空気感で、シュールに描いた白昼夢って感じ。「ヒッチハイク」をメタファーに、流浪する主人公が人生の真実を探求していくという話なんでしょうけど、私には本作が提示する「真実」がさっぱりと理解できません。語られてる内容が古臭すぎるとも思うし…。本作では誰がドラッグをやってる訳でもないんですけど、匂い的にはテリー・ギリアムの「ラスベガスをやっつけろ」に通じるものを感じました。それにしても、フェミニズムとレズビアンとヒッピー文化と環境保護ってのは、こんなにも1セットで語られていいもんなんでしょうか? という訳で、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-08-12 00:01:28)
18.  ディープエンド・オブ・オーシャン
次男がミッシング・チャイルドとなってしまった家族の喪失感と、家庭の再構築を描くヘヴィなホームドラマ。家庭という共同体の中に、ある日突然ポッカリと穴が開く。しかしそれでも月日は流れ、暮らしは営まれていく。開いた穴は何時しか塞がれ、歪な形ではあっても、以前とは違う形の家庭が出来上がる。例え次男が戻ってきて、塞がれた穴に無理矢理押し込んだとしても、家庭の形は更に歪さを増すだけで、もう元には戻らない。ここは家族というピースを一度解体し、新たに組み直さなければならない。収まるべき形は必ずあるのです。それにしても惜しい作品。残された家族の間に常に張り詰めている緊張感を「イン・ザ・ベッドルーム」レベルまで表現できてれば、もっともっと上質の人間ドラマになったと思います。ウーピー・ゴールドバーグのキャラクター設定(アフリカ系アメリカ人で女で、おまけにレズビアン)にも全く意味がありませんでした。そういうことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-07 00:24:18)
19.  機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
もちろん私はTVシリーズなど観たことはないので、この「後日談」はよく理解できませんでしたけど(主人公だと思ってた女の子が全然出てこない)、それなりには観れました。印象としては「サクラ大戦活動写真」とほとんど同じ。これも様々なタイプの美少女キャラを楽しむ作品なのでしょう。しかし本作や「サクラ~」を観た限りでは、「様々なタイプ」と言っても、判で押した様なキャラ配置なので新鮮味はありませんね。あと気がついたのは、本作での「ワープ」の設定は「砂の惑星」のナビゲーターからパクッてるということ位でしょうか。とゆー訳で、ファンでない人間の点数、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-02 00:04:07)
20.  ジャングル大帝(1997)
1994年のディズニー作品「ライオン・キング」に、手塚プロダクションが「こっちが本家」とばかりに真っ向勝負を挑んだのかと思いきや、原作の終盤を映画化するという、ほぼ敵前逃亡に等しい内容で仕上げてしまった手塚アニメ(最初からこういう企画だったらしいんですけど、だったら何で今更こんな企画を立てのかが解らない)。話的には三部作の最終章だけ見せられた感じ。だからレオの行動が唐突で、やけに「人間」だけに優しい物語になってしまってます。作画品質も「ライオン~」には及びもつかないレベル。これではディズニーに対して大きなことも言えませんよ、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-02 00:03:38)
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