1. ボウリング・フォー・コロンバイン
TVで観ました。本編の評価以前にTV東京の勇気と英断に拍手を送りたい。また吹き替え(山寺宏一、納谷悟朗)も良かった。ドキュメンタリだけに細かいニュアンスをよく伝えていたと思います。前週の特番(アホでマヌケなアメリカ白人)もブラックなユーモアに大爆笑でした。 10点(2004-09-21 13:53:32) |
2. 山の郵便配達
親子の関係も良かったですが、30年間続けてきた”自分の仕事”に対する父の誇りが感じられたのが良かったです。(たとえそれがどんな仕事であっても) 息子は親父のやり方を変えようとし、親父は自分築き上げたやり方をベストだと信じる(批判されるとムキになるところがおかしい)。 「父と息子」の前に「男と男」なんですね。 10点(2004-08-21 09:10:03) |
3. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
《ネタバレ》 しんちゃん映画としては劇場で初めてみたのですが、前半は不覚にも眠ってしまいました。しかし後半(特に列車が動き出してからは)息もつかせぬ怒涛の展開に、よく絵が動くなーと感心しました。(音響もよかったです) お話としては西部劇は付けたしで、「スーパー」カスカベ隊とロボの戦いが描きたかったのかなと思いましたが、笑いが少なくて子供が消化不良のようでかわいそうでした。 あと、見ていてうる星やつら・ビューティフルドリーマーを思い出しました。 7点(2004-05-08 05:44:15) |
4. スモール・ソルジャーズ
グレムリンと同じでまた見たくなる不思議な魅力があります。 私も続編を希望します。 8点(2004-05-06 15:55:20) |
5. エリン・ブロコビッチ
DVDの映像特典で知ったことをすこし補足させてください。 エリンが全員の住所を覚えていたのは、「読書障害?」があって記憶しなければならなかったからで、さらにエリン自身もこの調査で6価クロムにやられており、今も後遺症に悩まされているそうです。 また、貧乏時代にはスーパーでうそをついて子供の薬をもらったり、子供が工場のそばで遊んでいたら緑の土が出ててあわてて買ってきたミネラルウオーターで手を洗わせたりと意外と悲惨なエピソードもあったようです。 そのあたりがばっさりカットされているので、やたらと強い女に描かれてしまっているのだと思います。 興味ある方はDVDでどうぞ 10点(2003-12-10 23:17:42) |
6. ファインディング・ニモ
水の中という舞台とCGアニメーションの相性は抜群。 鮮やかな色彩と水中の照明、常に画面のどこかが動いている水中の動きも見事。また、優雅に泳いでいた魚たちが次の瞬間動き出すダイナミックさも魚だからこそ違和感なく見ることができました。 さらに特筆すべきは室井滋(ドリー)の吹き替え。この映画をより楽しさものにしてくれました。この映画がピクサーの中では1番ではないでしょうか? 10点(2003-12-08 13:04:09) |
7. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
よく見ると子供にとってこれほど怖い映画はないのではないでしょうか?親が子供の世話をしなくなり、敵意をむき出しにして捕まえに来る。これはまさに子供の悪夢そのものです。しかしこれほど怖い悪夢だからこそ覚めた時の感動があるのかもしれません。親子でこれほど印象の違う映画も珍しいのではと思いました。 私?ええ泣きましたとも。 9点(2003-12-03 12:58:38) |