1. 続・激突!/カージャック
スピルバーグが作ったニューシネマか。スピルバーグって本当に才能あるんだね。すげぇ面白いし印象深い。たくさんのパトカーがピカピカさせながらゴールディーンホーンの車にノロノロついていくシーンの幻想的な美しさに胸を打たれた。「未知との遭遇」を連想させる。 8点(2004-01-09 13:07:43) |
2. 白い家の少女
話自体は別にどうでもいいようなものではあるが、背景(風情や小道具など)と役者の演技を楽しむ類の作品です。この手の上質な作品って繰り返し見ちゃうんですよねぇ。「お父さんいるの?」「ゴードン好きか?」マーチン最高! 四方山さん青空さんのレビューは、この映画を愛している人ならではのコメントで共感を覚えます。 8点(2003-09-18 13:10:51) |
3. オー!ゴッド
僕も大好きです、この映画。ホント神様のセリフがすばらしいです!ユーモアがあって暖かいです。ホロっとさせられ元気づけられますね。後味さわやかだし。点数の指針どおり、見た後、素直に面白かったぁ・・って言える作品です。お薦め、お薦め。 8点(2003-08-15 12:35:29) |
4. エクソシスト2
エクソシストの続編でありながら、まったく異質な世界観で勝負してます。3は1の世界観を踏襲してますが、当然1の足下にも及びませんでした。1はある意味、奇跡の映画です。ディレクターズカット版や「ガーディアン」を見る限り、フリードキンの本来の技量を遙かに超える高みにエクソシストは存在しています。そんな神憑り的な作品と肩を並べようとするなら、同じ土俵で勝負するわけにはいかなかったのだと思います。2は、ストーリーもエキゾチックな世界観も悪くないと思いますよ。というかかなり面白いと思います。だいいち1よりも説明的で分かりやすいじゃないですか。まぁ1はストーリーに関する直接的な台詞なしに話を進めるところが凄いんですけどね。やはり1と比べてはいけません。 8点(2003-08-14 16:57:42)(良:1票) |
5. カサノバ(1976)
フェリーニの最高傑作だと思います。 [映画館(邦画)] 10点(2003-08-13 13:11:51) |
6. ルートヴィヒ(1972)
絢爛豪華。品格がある。大衆文化とは一線を画している。貴族の危うい美意識とヨーロッパの上流文化の雰囲気に酔いしれる。映画に文化財とか世界遺産等が適用されるなら、この映画は十分それに値するだろう。マイナス要因は、イタリア語であること。作品を最初から最後まで致命的に破壊している。ドイツ語吹き替え版があればいいのにな。 7点(2003-08-08 12:53:40) |
7. 小さな恋のメロディ
ロンドンの下町風情がとてもなつかしく思えるのはなぜでしょうか?特に学校やメロディの家の様子なんか。ガラクタ屋にもグッとくるものがあります。 みずみずしい感性で一瞬の輝きをとらえ、時代を超える輝きを持つ作品に仕上げましたね。 失ったものを思い出すような心を締め付ける切ない痛みを覚える。計算だけでこのような情緒を生み出せるわけがない。名画ってやっぱり偶然の賜物なんだと思う。 他のコメントで宝物という言葉を何度かお見かけしたが、ホントこの映画にぴったりの言葉だと思います。 あと「はいから」なんてどうでしょう? 最後に別にケチつけるわけではありませんが、ダニエルのメロディへのあの猪突猛進ぶりはいかがなものでしょうか。お友達(ジャック・ワイルド)の誘いには見向きもしない迷いの無さ。旗幟鮮明な態度。とても立派ではありますが、もうちょっと愛情と友情の間で揺らめく心情が垣間見れれば、ダニエルをもっと好きになれたと思います。 10点(2003-07-08 15:47:57)(良:1票) |