1. レクイエム・フォー・ドリーム
鑑賞後はグッタリとしてヘトヘトになること間違いなし。あまりの救いの無さに呆然としてしまいました。 確かに薬から破滅していく人間たちを描いた映画は少なくありませんが、その中でもここまでインパクトのある映画は無いと思います。 ラスト四人が堕ちていく様はもう人間ドラマを通りこしてある意味ホラー。 10点(2004-01-24 15:58:01) |
2. オーディション(2000)
痛すぎ。 10点(2004-01-15 14:24:08) |
3. 殺し屋1
三池崇史による残酷描写のオンパレード。もう完璧にリアリティー無視で突っ走ってます。ここまで残酷シーンが多いと 最後の方は普通に見れるから不思議。漫画が原作ですが、まさに漫画のような映画です。 10点(2004-01-14 21:29:33) |
4. シティ・オブ・ゴッド
子供たちがゲラゲラ笑いながら銃ぶっ放すのは衝撃的。また、ものすごくエグイ内容ながら 娯楽作品としても楽しめるストーリー展開と映像表現にも好感が持てる。 9点(2004-05-30 12:14:23) |
5. キル・ビル Vol.1(日本版)
タランティーノが初めて自分の悪趣味な部分をさらけだした、というよりさらけだしすぎなある意味で自己満足的な映画。それでも自分を含めた多くの人を魅了するのだからやはりすごい。全編B級テイストが満載で好きな人にはとても楽しめる作品に仕上がってる。音楽の使い方も相変わらずうまい。 9点(2004-04-03 00:55:17) |
6. 自殺サークル
不評なのはわかるけど、こういうあからさまに製作者の悪意がにじみ出てるような映画は個人的に大好き。惜しむべくは監督がインタビューなどでとってつけたような補足を加えていること。 9点(2004-01-17 17:35:19) |
7. ジェイソンX 13日の金曜日
《ネタバレ》 正直このシリーズには1はともかく2からは圧倒的な力を誇るジェイソンの殺戮を期待し楽しんで見ていた自分にとってはこの作品もまたそのうちの一本。だからまたもジェイソンが大活躍する今作はとてもおもしろかった。ラストも笑えた。 8点(2004-04-04 14:02:20) |
8. アレックス
不快、不快、不快。最初から最後まで不快の極み。やたらと揺れるカメラワークも気分悪くなるが、まったく救いのないストーリー展開も最悪。最後に幸せなシーンを見せるのも悪趣味。しかし、暴力に真剣に向き合わない映画が多いなか真正面から暴力を描いたこの作品にはやはり高得点を与えざるをえない。 8点(2004-03-17 15:17:16) |
9. 悪魔の毒々モンスター/新世紀絶叫バトル
2000年になっても毒々をやるとはすばらしい。しかも、テイストがまったく変わってない。さすがロイド・カウフマン。 8点(2004-03-16 16:03:39) |
10. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 犯人はなんとなくわかったけどまさかああ来るとは。まあ題名通りといえば題名通り。前半に観客に悩ませて中盤に種明かしをし納得させ安心させたところでラストにもうひとやま持ってくるところは上手い。 8点(2004-03-07 23:12:01) |
11. バレット・バレエ
《ネタバレ》 塚本作品の中では結構好き。オープニングからラストまで突っ走ってます。 物事をゲームとしかとらえていない少年たちが最後に怖い大人に出会うくだりが 印象的。 8点(2004-02-17 18:05:07) |
12. MONDAY
説教のシーンはともかくそれ以外は笑いどころがたくさんあって楽しめた。 8点(2004-02-10 17:38:37) |
13. 凶気の桜
窪塚はあんまり好きじゃないけど、この映画は良かった。薄っぺらい思想にかこつけて暴力に走る三人組に共感したわけではなくて、 寧ろその三人組の悲惨な末路に納得したということで。まあ、血の気盛んな若者が怖い大人に利用されるという話はよくある話なんですけどね。 あと、ヒロインはいらないと思った。出てるシーンが映画全体の中で浮いてる。 8点(2004-01-19 17:14:11) |
14. 漂流街 THE HAZARD CITY
主役の人はホント存在感無い。寧ろ吉川晃司と及川光博が主役のような錯覚さえ覚える。 序盤から三池監督らしい荒唐無稽な描写が目立ち、個人的には非常に楽しめたんですけど、興行的にはコケたらしいですね。 8点(2004-01-15 14:21:12) |
15. DEAD OR ALIVE 2 逃亡者
前作があまりに濃かったのでパワーダウンの感は否めないけど、これはこれでなかなか楽しめた。三池監督らしい描写も随所に見られている。 8点(2004-01-15 14:12:07) |
16. 極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)<OV>
《ネタバレ》 途中少しダラダラしますが、おもしろい。主人公が名古屋をあたふたと右往左往する様はなかなか笑える。 名古屋に住むちょっと変った人達も個性豊か。哀川翔の転生シーンも笑えた。しかし、これがカンヌに出品されたというのがある意味 一番衝撃的(笑)。 8点(2004-01-14 21:11:10) |
17. リリイ・シュシュのすべて
岩井俊二の映画の中では今のところ一番好き。これが今の中学生の姿かというと過剰に描きすぎな 感もあるけれど、雰囲気はよく出ていたと思う。 8点(2003-12-13 00:07:33) |
18. 青い春
原作も良かったけど、映画もよかった。うまくまとめた、といった感じ。学校の中の閉塞感がよく描写されていたと思う。 8点(2003-10-07 11:40:43) |
19. 昭和歌謡大全集
原作も面白かったけど、映画もなかなか。復讐合戦が少しずつエスカレートしていく様 がバカバカしくもあり恐ろしくもある。原作とは大きく異なるラストもこれはこれでありだと思う。ただ中盤だれてきたのと固すぎるカメラワークが残念。 7点(2004-08-07 17:07:58) |
20. ギャングスター・ナンバー1
ポール・ベタニー扮する若きギャングの切れっぷりが鮮烈。一方のマクダウェルの老いたギャングも貫禄あり。痛々しい暴力シーンやギャングの悲哀をセンスあるスタイリッシュな映像でまとめた佳作。 7点(2004-03-25 17:18:30) |