1. ねらわれた学園(1981)
大林監督作品なのに誰も脱いでない!と思っていると峰岸徹さんが腹に目玉ペインティングをした半裸で大写し。この映画で一番悲しいのは県道部主将役の高柳くんがどうしようもなく剣道が下手ということです。学芸会演技はまだ我慢しますが、武道をなめていることは許せません。けれども薬師丸ひろ子の存在感は素晴らしいので6点。 6点(2003-05-30 11:19:12)(笑:1票) |
2. 紅い眼鏡
封切の際に大森キネカまで観に参りました。観終わった後、友人と二人で「どう表現すべきだろう」と顔を見合わせました。確かに爆笑ではないにせよ随所に笑える部分があり、私的には月見の銀二や室戸文明などいけてるキャラと千葉繁さんの都々目紅一は「あり」でした。そして何と申しましても冒頭のプロテクトギアの銃撃戦にはしびれました。川井憲二さんの音楽もずどーんとストライク。延々と台湾の裏通りと田園風景を見せていただいた「ケルベロス」よりは楽しめました。(「ケルベロス」でのプロテクトギアが暴れまわる銃撃戦は実に素晴らしい) 7点(2003-05-28 17:44:24) |
3. その男、凶暴につき
ありそうな痛さが画面から伝わってくる稀有な映画だと思います。殴る、蹴る、刃物で切られる…どれも本当に痛そうです。白竜のナイフを防ごうとして手で掴むところなど、肉に食い込んだナイフをすぐに放すのではなく一旦逃げてから引き抜くように引き剥がすところなど実にリアルだと感じられました。よくアクション映画などで派手な殴り合いや格闘シーンはスクリーンに溢れていますが、この「痛い」テイストが伝わってくる映画は多くありません。三池監督の「D.O.A」や「オーディション」くらいしかすぐには思い浮かびません。登場人物たちが必要なことしかしゃべらないところも良いです。無駄な説明を一切避けて、画面からの情報だけで物語を進めていくという北野演出にハマリました。日本映画史に残る作品だと思います。 9点(2003-05-19 13:06:53) |
4. デッドゾーン
訳のわからない予知能力に振り回され自分自身に不安を感じながらも、じわじわと自分のなすべきことに近付いてゆき、恐ろしい使命を果たすウォーケンがとにかく上手い。ストーリー自体もひねりが効いていて、グチョグチョドロドロのクロちゃん作品とは思えない完成度ではないですか。何度見直してもいい感じの映画だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2003-04-01 20:31:32) |
5. 愛されちゃって、マフィア
女は度胸。ミッシェル貧乳。フェロモン?。けれど姉御に付いていきます。 7点(2003-03-21 16:22:57) |