1. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 とりあえず素晴らしいの一言。 映画というと大抵原作と比べるとかなりつまらなくなるというのがお約束だけど、指輪物語に関しては例外だった。 なんといっても戦闘シーンの映像と音が凄まじい。ナズグルの耳をつんざくような鳴き声、巨像軍団の角を振りながらの突撃、トロルのバカ力、ローハン騎士団の突撃シーン、レゴラスのスーパーアクション、手に汗握るシーンの数々。そしてもう一方フロド達の、孤独で苦難な奇跡ともいえる冒険。それらの全てが中つ国の広大な世界を表現している。 俺にとってはこれを超えるファンタジー映画は、しばらく出てこないのではないかとさえ危惧してしまうような出来。 次回作でもしビルボの冒険などをやるとしたら、またピーター・ジャクソン監督にメガホンをとってほしいものだ。ということで俺の評価は9点です。 9点(2004-04-25 15:23:21) |
2. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 レボリューションズはラストの解釈が、人によってかなり違うのが面白い。 俺の勝手な解釈としては、結局スミスはシステムから離れてデウス・エクス・マキナ(機械の親分)にも手に負えないウィルスになり、ネオが力を貸す代わりにザイオンの攻撃を停止することを約束する。 スミスがネオを吸収した時点でネオの体を通してスミスを駆除するためのワクチンを流し込み、一気にスミス軍団を駆除する。 そしてスミスは倒され、取り込まれた人々が解放されるわけだが、最後のサティの行動で、サティが太陽をコントロールするプログラムであることが判明し、機械と人間が争う理由がなくなったんじゃないかと俺は解釈した。なんにしろこの世界観と設定は素晴らしい。とゆうことで俺の評価は8点。 8点(2004-04-24 18:51:33)(良:2票) |
3. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 あらゆる恐怖が詰め込まれた作品。孤立した冬の雪山の巨大なホテルを家族3人住み込みで管理をするという設定。(昔、一家惨殺事件があったいわくつき)。日が経つにつれて次第に狂っていく夫。謎の言葉、レッドラムと連呼し続ける超能力を持つ子供とその言葉の意味。気が狂いそうになる一歩手前の奥さんの顔。開けてはならない237号室の恐怖。そして効果的なカメラワークとサウンド。これぞ本物のホラー映画といえる作品。 8点(2003-11-03 08:47:41) |
4. バリスティック
なんとなく暇つぶしで見てみましたが、全体的にイマイチな印象。 ストーリーはまあアクション映画だから多めに見るとしてアクションシーンもこれといって強烈な印象が残らず……。もう少し登場人物のキャラがはっきりしてると良かったのかも。 5点(2004-05-05 23:42:32) |
5. ミッション・ブルー
《ネタバレ》 結構、監督の冒険心が見える作品。作品の9割は青っぽい色調で、そのせいでアクションも誰が殴られて撃たれているのか解りにくい。 ストーリーもインターポールの介入、社内での裏切りがあるが話としてはありきたりすぎてつまらない。 監督のやる気が空回りしてしまった作品というのが俺の印象。 2点(2003-11-03 08:32:17) |