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1.  となりのトトロ 《ネタバレ》 
今まで何十回と見たことあるのに、まだレビューしてなかったのね…。 今回久しぶりに見直してみたけどやっぱり最高! コンパクトによくまとまってるし、ファンタジー度合が絶妙でキャラクターもそれぞれ立ってるし。 アタシ的にはこの映画には3つの号泣ポイントがあって、1つ目は米研いでるおばあちゃんにサツキが不安をぶちまけるとこ、2つ目はカンタが池に浮いてたサンダルの話をサツキに伝えるとこ、そして3つ目はサツキがトトロにメイを探してほしいって涙ながらに訴えるとこなんだけど。 入院中のお母さんの代わりに弁当作ったりメイの面倒見たりと精一杯努力してるサツキ、ほんとはサツキだってまだまだ子供なのに自分がしっかりしなきゃって頑張ってる姿がほんと健気で…。 お母さんのセリフじゃないけど、ホント聞き分けがいいだけに余計かわいそうなのよね。 もちろん井戸のとこでおばあちゃんに慰められてるサツキを見て一大決心するメイもいじらしいんだけど。 病院のお母さんにとうもろこしを届けようとメイが決めたのは、お母さんに早く良くなってほしいからってのはもちろんだけど、お姉ちゃんを泣かせたくないからってのもあったと思うのよね。 お姉ちゃんもほんとはツライんだ、じゃあメイがこのとうもろこしで早くお母さんを治してあげよう!的な。 …奇妙な生物が出てくるだけのファンタジーアニメじゃなく、ちゃんとした人間ドラマが根底にある作品だからこそ、24年も前の映画なのに今も多くの人の心を鷲掴みにしてるんでしょうね。
[地上波(邦画)] 9点(2012-07-14 21:01:41)(良:4票)
2.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
コレは文句ナシにジブリの最高傑作でしょー。 随分ぶりに見たけど年甲斐もなく思いっきり楽しんじゃったもの。 今まで何度も見てるからセリフまで暗記しそうな勢いなのに、見るたびに泣いて笑ってワクワクできるって…ホント奇跡的な作品だと思うわ。 王道だけどよく練られたストーリー、登場人物の魅力的かつ個性的なキャラ設定、独創的な世界観とそれを完璧に表現しきった美術…どれをとっても満点よ! 戦争の愚かさとか自然と共存することの大切さとか、伝えたいメッセージはしっかり込められてるのに、後の宮崎作品のような説教臭さは全然なくってちゃんとした冒険活劇として成り立ってる…そのバランス感覚がホント素晴らしいの。 …名言(?)が多いこの映画だけど、アタシが割に重宝してるのがドーラの「40秒で支度しな!」。 朝とか急いでる時になーんか思い出しちゃうのよね。
[地上波(邦画)] 9点(2012-04-21 21:27:54)
3.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
最高だったわ! ほのぼの子供向け映画を期待してたアタシは、いきなりの衝撃的な展開にビックリしちゃったけど、アレのおかげでパパが異常に過保護な理由とかニモのヒレの謎がわかるわけで、やっぱり削れない大事なシーンなんでしょうね。 それ以降はホント抱腹絶倒!大人も子供も一緒に楽しめる最高なエンタテインメントに仕上がってると思うわ。 アタシが大ウケしたのはやっぱりドリーのクジラ語! それからダーラ登場に流れるサイコのテーマもナイスよね。 ところで「カクレクマノミ=ジョークが得意」って字幕は、英語を理解してないとわからないんじゃ…ってちょっと心配になっちゃったわ。 カクレクマノミは英語で「clown(道化師) fish」だから「笑わせるの得意だろー」ってことなんだけど。 子供向けの映画にしては言葉遊びも多いから、案外字幕制作者泣かせだったかもしれないわねー。
[DVD(字幕)] 9点(2011-09-15 11:08:26)
4.  魔女の宅急便(1989)
とっても心温まるステキな映画だったわ。 ずっと前にも見たことあったんだけど、その時とはまた違った感慨にひたれたのもよかったし。 キキにとっての唯一の特技「ホウキで空を飛ぶ」っていうことは、さしずめ「人よりちょっと裁縫が得意」とかその程度のことだと思うのよね。 そんな些細な取り柄しかない女の子が、ぜんぜん知らない街で落ち込んだりしつつもたった一人で頑張る姿にアタシはとっても共感したし、彼女の健気な姿にはすがすがしささえ感じられて…「たった一人で」と書いたけど、訂正しておくわ。 黒猫ジジはもちろんのこと、おソノさんや絵描きのウルスラ、青い屋根の家の老婦人…キキもいろんな人に助けられ、支えられていろんな苦難を乗り越えてるのよね。 人の気持ちを踏みにじって落ち込ませるのも人(「あたしこのパイ嫌いなのよね」発言のあのコとか)なら、人を優しい気持ちにしてくれて立ち直らせてくれるのもまた人…たとえ嫌なことがあって落ち込んだとしても、投げ出してしまわずに誠実に丁寧に毎日を生きていれば必ず手助けしてくれる人が現れる…そんな前向きな気分にさせてもらったわ。 ところで、ユーミン(松任谷由実じゃなくって荒井由実時代のユーミンよ)の「やさしさに包まれたなら」はホントこの映画にピッタリ!よね。 エンドロールのこの曲でほんとにやさしさに包まれたようなほんわかした気分になったわ。
[地上波(字幕)] 9点(2006-04-07 16:25:35)(良:2票)
5.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
…この映画の成功のポイントは、やっぱりなんといってもキャスティングでしょうね。 精神異常者を扱ったお話って、役者の演技が少しでもずれるとすごーく嘘っぽくなっちゃうと思うんだけど、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスはその点完璧! クラリスの恐怖があまりに真に入ってるのでレクターの狂気が際立ち、レクターがあまりに気品に満ち溢れているので、FBI捜査官であるクラリスがこの犯罪者に対して感じる奇妙な(禁断の?)畏敬の念がリアルに感じられてって…これこそまさに「相乗効果」よね。 もちろんほかの役者さんも、そして監督さんやスタッフの方たちも、それぞれきちんと役割を果たしてるって感じで…誰一人として足を引っ張る者がいなかったからこそ、こんなに素晴らしい映画が完成したんでしょうね。 ただ…ひとつだけケチをつけるとすれば、やっぱりバッファロー・ビルの影が薄すぎるってことかしら。 クラリスとレクターとバッファロー・ビル、この三人は一見まったく違って見えて実は「精神異常」という点でつながってるはずなのに、一人だけ大きく取り残されちゃってるっていうか…ジョディとアンソニー・ホプキンスに太刀打ちできる役者なんてそうはいないような気もするから、仕方ないのかもしれないけどさ。
[地上波(字幕)] 9点(2005-08-05 17:07:53)
6.  モンスター(2003) 《ネタバレ》 
…とにかくシャーリーズ・セロンにやられたわ。 アタシは個人的に「美人女優が美しさをかなぐり捨てて」ってこと自体を評価するつもりはあんまりないんだけど、昔はバレリーナを目指していたというシャーリーズ・セロンが、自分とはまったく違う境遇のアイリーンをここまで完璧に演じきったということは、そんな表面的な話題性をさしひいて考えたとしても十分評価に値すると思うわ。 バス停でセルビーに涙ながらに横隔膜痙攣させてまで伝えたあの言葉はもはや演技を超越してたし、アカデミー賞は納得よね。 内容については…これが実話だってとこがまたやるせないっていうか…殺人はいかなる理由があろうとも許されるものではないし、アイリーンの行為には同情しちゃいけないんだろうけど…13歳から客をとってて、おそらくその頃から精神的に成長できていないアイリーンが、セルビーとの出会いを経て、この最悪の状況から抜け出そうと彼女なりに必死でもがくのに、世間の人々が一切助けの手を差し伸べないどころか、むしろ蹴落とさんばかりだってのが…ほんとに切ないわ。 たとえば、もしもあの職業安定所(なのかしら?)の受付の黒人女性がもう少し彼女の話を親身に聞いてあげて、工場での仕事の一つでも世話してたとしたら、アイリーンの人生はまったく違うものになっていたかもしれないわけで…あの黒人女性が(感じは相当悪かったにせよ)なにか特別悪いことをしたわけではないんだけど、なんだかとっても罪深い気がして…いつ誰がどんな精神状態にあるかなんてわからないから、アタシもできるだけみんなにいつでも誠意を持って接するようにして、万が一アイリーンのような人がアタシの周りにいたとしても、助けてはあげられないにしろ、せめて気づかないうちに突き落としてしまうことのないようにしたいと心から思ったわ。 …ほかにもアイリーンとセルビーの関係のこととか売春や幼児虐待のこととか、映画が終わったあとずっと一人で悶々と考えてたんだけど、全部書いてたら本になりそうなんでこの辺でやめとくわ。 それにしても、わざわざ映画館まで行った甲斐があったわ。 重かったけど見て本当によかった、心の底からそう思うわ。
[映画館(字幕)] 9点(2004-10-15 23:11:26)(良:5票)
7.  元大統領危機一髪/プレジデント・クライシス 《ネタバレ》 
すごーくおもしろかったわ。 ジャック・レモンとジェームズ・ガーナーのコンビが最高! 口の悪いおじいちゃんのロードムービーってな感じで、ハラハラするとこも笑えるとこもちょっぴり泣けるとこも盛り込んであって、アタシはほんとにたっぷり楽しみました。 これこそアメリカお得意のエンターテイメントね。 なにげにアメリカが抱える政治的な問題(ゲイの権利とか、失業とか、移民問題とか…)も扱ってたり、いろいろ伏線もはってあったり、ストーリー的にもよくできてるし、キャストも豪華だし、言うことないわ。 あー、ほんとおじいちゃん達かわいかったわー。
[地上波(字幕)] 9点(2004-03-02 19:47:08)
8.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
アタシこの映画何回見たかしら?ってぐらい見てるんだけど…今回もしっかり考えさせられちゃったわ。 アタシにとってのこの映画のテーマって、単に環境保護的な「自然を大切に」ってことだけじゃなく、もっと広い意味での「お前ら、いい気になってんじゃねえぞ」的なことなの。 なんていうのかしら、人間の都合で自然の形を変えたり、思い通りにならない人を力でねじふせたり…そんなことを重ねた結果、世界が腐海に覆われ、偉大な文明は失われてしまったのに、それでもまだ腐海を焼き尽くそうとしたり、巨神兵をめぐって戦争したり…。 そんな未来を実際に築きかねない愚かなアタシたち人間に、なんでも思い通りになると思ったら大間違いだ、あんまり傲慢になっちゃダメだぞ、ってなことを言ってるような気がするわ。 もちろんアタシはナウシカみたいな「イイ子ちゃん」にはなれないけど、この映画見るといつも気をつけようって思うのよね、いろいろと。 ところで、誰かも言ってるけどナウシカは人間を超越した存在よね。 そういう意味では感情移入しにくいし、アタシはそんなに魅力を感じないわ。 アタシに言わせりゃナウシカよりクシャナ! すごく魅力的な存在よ。 映画ではあんまりそれが発揮できてなくて残念だけど、すごく人間くさくて、でもすごく尊敬できて、キャラクターとして秀逸だと思うわ。 ところで映画と漫画を比較してる人が多いようだけど…アタシはどっちも好きよ。 ってか別物だと思うわ。 映画は寓意童話っていうか、絵本みたいな感じで単純化されてるところがあると思うけど、漫画は人間の弱さとか汚さとか、避けることのできない矛盾だとか、間違いだとわかっててもせざるを得ない切なさとか、もっとなんかこう人間味あふれる感じの現実感があると思うわ。 ナウシカも映画よりは人間っぽいし。 それにしても宮崎駿の頭の中って一体どんな具合になってるのかしら? こんな不思議な世界を創造できるなんて、なんだかんだ言われててもやっぱり天才なんでしょうね。
[地上波(邦画)] 9点(2004-01-17 01:16:10)(良:1票)
9.  八月のクリスマス(1998) 《ネタバレ》 
この映画、アタシのハートにストライクよー。 ひたすら切ないわ。 映画の最中は大丈夫だったんだけど、エンドロールになって涙がとめどなく流れて…どうかしちゃったのかしらアタシ?って思ったぐらい。 話の筋は確かにベタだと思うのよ。 主人公が不治の病であと数ヶ月の命…なんて今時少女漫画でもありえない設定だわ。 でも…なんていうのかしら、あの控えめな感じの抑えた展開にやられるのよ。 ドアから差し込まれたタリムの手紙になにが書いてあったかも、彼女がジョンウォンの死を最後に知ったのかどうかも、そんなことどうだっていいの。 ハッピーエンドでもなく、だからといって号泣な感じでもなく、曖昧なまま終わる…ちょっと物足りない感じもするかもしれないけど、人生ってそんなもんじゃない? すべてに答えがあるわけじゃないし、見つける必要もないと思うわ。 ってことで、きっとなんでも白黒つけたがる欧米人にはこういうのって理解しにくいんでしょうね。 もちろんどっちがいいってわけではないんだけど。 あと誰かも同じようなこと言ってたけど、この映画はいわゆるラブストーリーではないと思うわ、アタシ。 もちろん彼らは惹かれあってたとは思うけど、それはまだ好意って程度のもので愛ではないと思うの。 その好意が今後どう発展するのか、彼らの関係はまさにこれからってところで彼が死ぬから余計に切ないのよ。 愛してたんなら家族に連絡でもして、なにがなんでも居所をつきとめてるわよ、きっと。 ところで、アタシもこの作品が初の韓国映画なんだけど、韓国って日本とホントよく似てるのね。 縁側でスイカ食べたり、居酒屋で刺身つついたり、スルメを肴に缶ビール飲んだり…この映画のおかげで韓国っていう国が非常に近く感じられるようになったわ。 アジア人特有の心の機微みたいなものも感じられたし。 …長くなっちゃったわ。 興奮すると話が長くなるって、オバチャンみたいでイヤね。 ホホ。
[映画館(字幕)] 9点(2004-01-09 21:59:46)(良:1票)
10.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
とっても良かったわー。 両親が死んでドア越しにアナが歌う「Do you want to build a snowman?」でアタシはすでに大号泣、自分の特殊な能力をコントロールできないばっかりに大好きな妹を遠ざけなければいけないエルサのやるせなさに共感しまくりよ。 それなのにアナったら会ったばっかのハンスにうつつを抜かしてバカなコト言い出すもんだから…エルサの魔法がみんなにバレたのはすべてアンタのせいよ!!ってアタシはけっこうイラッときてたんだけど…アナはホラ、なに不自由なく幸せに育っちゃったもんだから天真爛漫すぎるのよね、きっと。 まあその後はよく頑張ってたから許すわ(←何様)。 それにしてもハンスはディズニー史上最っ低な王子様ね。 コイツに比べれば『美女と野獣』のガストンなんてカワイイもんだわ。 あーあ、アナとハンスの「Love is an open door」とってもステキだったのに、コイツの裏切りのせいでケチがついちゃったじゃないのよ! …クリストフはとっても等身大な感じでステキだったし(アレ?クリストフが歌ったのってスヴェンとのデュエット?だけ??)、王子様のキスじゃなく姉妹の愛で氷が溶けるラストも良かったし…最近のディズニーはあんまりお伽噺すぎなくてイイ感じね。 雪の映像もとーってもキレイだったし、話題の日本語版も気になるし、DVDが出たらゼヒまた見たいわ。 あ、「Let it go」の素晴らしさは言わずもがな、よ!
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-16 19:52:57)
11.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
実はジブリ作品を映画館で見るのはコレが初めてなアタシ、実在の人物をモデルにした「最もジブリらしくない」作品っていう触れ込みだったんでどうかなーと思ってたんだけど…最近のジブリ映画は最初に大風呂敷広げすぎちゃって後半迷走ってパターンが多かった割に、このお話はよくまとまってて終わり方もイイ感じだったわ。 堀辰雄の『風立ちぬ』は未読なんでわかんないけど、このお話は基本的には零戦開発者である堀越二郎の半生を追ったドキュメンタリーで、恋愛関係のみ小説『風立ちぬ』だと理解すればいいのかしら?? …ただただ美しい飛行機が作りたかっただけなのに結局それが戦争に利用されてしまうっていうやるせなさと、最愛の菜穂子を結核で亡くしてしまう絶望感、それでも彼女の言葉に従って「生きねば」という結論に達する姿勢…そのあたりがとってもよく伝わってきてアタシはウルッとしちゃったわ。 でも…零戦とか旭日旗とかが出てくるから韓国とか中国の人が過剰反応しそうで心配ね。 戦争を美化するのが目的の映画ではないってことをちゃんとわかってくれるといいんだけど…。 あと!荒井由実の大昔の歌「ひこうき雲」が、この映画のために作られたんじゃないかってくらいの奇跡的なハマリ具合でビックリ!! ほんとエンディングまでキレイにまとめたわねー。
[映画館(邦画)] 8点(2013-07-20 21:28:19)(良:1票)
12.  テッド 《ネタバレ》 
やーん、想像してたよりはるかに面白かったわー。 フラッシュゴードンとかトム・スケリットとかナイトライダーとかシンニード・オコナーとかインディ・ジョーンズとかビショップとか…小ネタがモロ世代すぎてアメリカ育ちのアタシとしては懐かしいったらありゃしない! 字幕で「星一徹」になってたトコ、実際のセリフは(ウロ覚えだけど)「Somebody had to go Joan Crawford on his ass. 誰かがジョーン・クロフォードにならなきゃ」で、「ジョーン・クロフォード」は子供を虐待してたことで有名な大女優なんでそのブラックさにクスッて感じだし、イカれた誘拐犯がビデオ見ながら踊ってたのがティファニーってのがまた…。 80年代に人気絶頂だったティファニーはスキャンダルのせいで当時彼女のコンサートで前座をしてたニューキッズオンザブロックにとって代わられたのよ。 んでそのNKOTBのドニーの弟が今回主役のマーク・ウォールバーグ…イジワルだわー。 ってことで…アメリカ生活してないと笑えない内容もたくさんあったかもしれないわね…。 でも!!ぬいぐるみが魂を持って…っていうありえないお話ではあるんだけど、いつまでも悪友とツルんでばっかでなかなか大人になりきれない男と、それにヤキモキしてる女っていう意味では妙にリアルだし、なんか感情移入しやすいっていうか。 かなり笑った割に終盤では意外にも泣かされて…アタシは大満足よ!
[映画館(字幕)] 8点(2013-01-26 20:31:39)
13.  エイリアン2 《ネタバレ》 
「Get away from her, you BITCH!」が最高にカッコイイ!! この映画はこの一言のために作られたと言っても過言じゃないわね。 前作と明らかに違うのはリプリーの母性が前面に押し出されてること!かしら。 卵を焼かれて怒り心頭の女王エイリアンと、ニュートのせいで(おかげで?)母性本能全開のリプリーとの一騎討ちは、完全に「母は強し!!」って感じで、こういったオンナの戦いをSF映画に持ち込んだってのがとっても斬新!よね。 はじめはイキってる兵隊さんたちが案外頼りないとか、敵かと思われたロボットが実はとってもいいヤツとか、一件落着と思わせておいて最後にもうひと波乱とか、後の映画にもよく見られるお決まりのパターンも実はこの映画が先駆けだったのかしら?? …前作はどっちかっていうと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』みたいな心理的恐怖を描いたものだったけど、今作は完全にハリウッド好みのアクションエンターテイメント大作よね。 アタシはどっちも存分に楽しんだわよー!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-28 18:15:26)(良:1票)
14.  エイリアン 《ネタバレ》 
メチャクチャ久しぶりに見たわー。 はじめて見たときの衝撃があまりに凄かったもんで、忘れっぽいおバカなアタシでも内容は大体覚えてたんだけど、それでもこれだけドキドキさせるって…ホント凄い映画よね。 絶え間なく鳴り響く警報、チカチカ点滅する警告灯、耳元で聞こえるかのような息づかい、ブレる画面…正直ちゃんと実物を見たらセットもチャチいんだろうし、モニターなんかもガッツリ時代を感じさせるんだけど、見せ方だけでこんなにもドキドキさせちゃうなんて…リドリーったらテクニシャンね。 終盤のシガニー姐さん渾身のサービスショットは、それまでのリプリーの男前っぷりが邪魔して色気ゼロだったけど…まあご愛嬌ってことで。 あと…字幕で見てるのにどうしても友近がよぎっちゃうのが残念っちゃ残念だったけど(あのネタは大好きなんだけどね)、33年前のSFがいまだに通用するってのがアタシはスゴイと思うわ。 ブラボー!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-27 14:11:24)(良:2票)
15.  イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 
やーん、もう! ハッピーエンドで本当に良かったわー。 事故にあった男性がアレックスだって早々にわかっちゃったアタシ…時間軸を無視した不思議な恋は結局実らなかったっていうお話だと思い込んで見てたもんで、バレンタインデーが近づくにつれて「広場には絶対行っちゃダメよー!!」って思いながら見てたんだけど…なんてナイスな大ドンデン返し。 ここで彼が事故死しなかったら未来が変わっちゃうんじゃ…なんてことはこの際どうでもいいのよ!! 2人の素朴な恋がとってもステキで、アタシは純粋に応援しちゃったわ。 文通ってのもなんかキュンとくるのよねー。 …これってオリジナルは韓国映画なのね。 そっちもちょっと見てみたくなったわ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-29 20:59:54)
16.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
とっても良かったわ。 特に何が起こるってわけでもないんだけど、女優3人のほのぼのした雰囲気だけで延々と見てられる感じ。 主人公サチエがとっても丁寧に毎日を生きてる姿がホント清々しいっていうか。 アタシもこういう人になりたいわー。 そしてなんといってももたいまさこ! もう彼女の存在自体がアタシ的にはツボで、出てくるたびに笑っちゃったわよ。 それから映画の中に出てくる食べ物の数々もホントに美味しそう! でもアタシは食べたい!ってより無性に料理したい!って気になったわ、なんか。 それこそサチエのように毎日穏やかな笑顔で体に良さそうなお料理を作りたいもんだわね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-30 18:05:30)
17.  それでも恋するバルセロナ 《ネタバレ》 
これがウディ・アレンの映画だってことさえ知らなかったアタシ、ホントなんの気なしに見てみたんだけど…面白かったわー。 どこか満たされてないヴィッキーやクリスティーナにすんなり感情移入できちゃうのは、それはそれでどうなのかって気がしないでもないけど…なんか終始「わかるわー」みたいな。 一見気まぐれだけどホントは案外理性的で、自由奔放なアーティスト気質に憧れてるだけっぽいクリスティーナと、一見真面目で堅物だけど実はかなり情熱的なモノを秘めてるヴィッキー…どっちもモノホンの自由人マリア・エレーナの前ではトコトン中途半端で笑っちゃったわ。 けっこう生真面目なアメリカ人と骨の髄までラテン気質なスペイン人の対比は間違いなくステレオタイプなんだろうけど、なんとなく斜に構えたウディ・アレン特有の描写がこの映画ではけっこう心地よくって。 それにしても…現代版カルメンのような激情を演じ切ったペネロペ・クルスの美しさったら!! にしおかすみこみたいなスカーレット・ヨハンソン(なんか似てない?)が完全に霞んじゃって、なんだかちょっと気の毒だったわ。 ホホ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-01 21:39:21)
18.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 
素晴らしかったわー。 4時間近い超大作なのに全然退屈することなく一気に見れたってだけでもスゴイのに、ヴィヴィアン・リーの美貌にクラーク・ゲイブルのオトコの色気!! ホント見て良かったわ。 スカーレットはアレね、波乱万丈な人生を歩まずにはいられないオンナなのよ。 トラブルを起こさずにはいられない性分っていうか。 幸せになると退屈しちゃって問題を起こすの。 だって逆境に立たされた時のほうがイキイキしてて魅力的なくらいだもの。 アシュレーのことも最初から愛してなんかなかったわよ、手に入らないから固執してただけで。 そこにあるのはオンナとしてのプライドと、自分と正反対のオトコへの憧れ(ナイモノネダリ)だけよ。 (そんな問題児スカーレットをありのままに受け入れて深く愛したのがアシュレーの妻メラニーだったってのも、聡明で芯の強いメラニーが実はスカーレットのママによく似てるってのも…なんだか深いわー。) レットも慎ましやかな幸せでは満足できない性質のオトコだから、この二人はホントに似た者同士なんだけど…どっちもがトラブルメーカーだから上手くいくわけないのよね…。 案外数年後にはレットがひょっこりタラの地を訪れてヨリ戻してたりしそうな気もするし、二人の腐れ縁は一生続きそうだけどね…。 ところで!アタシがスカーレットだったら、あの虚言癖アリのプリシーって黒人メイドは5往復ビンタくらいしてるわね。 キーキー声もやたらイライラしたわ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-09 17:36:01)
19.  花嫁の父 《ネタバレ》 
ひとり振り回されるパパの姿がなんともカワイイ映画だったわ。 大昔の映画だけど娘を嫁がせる父親はきっと今も昔も変わらないんでしょうね。 披露宴に誰を招待するとか、どの程度の料理を出すとか、嫁入り道具はどうするとか、差し迫った現実に忙しく立ち回ってる間は気も紛れるし、それなりに意見の食い違いもあったりして淋しさを実感する暇もないけど、いざ教会で娘の手を婿に譲ると「もうウチの娘じゃなくなるんだな…」ってしみじみ感じちゃうんでしょうね。 パーティー中もバタバタしちゃって結局娘と言葉を交わせずってのも妙にリアルだし、宴の後のパパの脱力っぷりったら…ホント気の毒になっちゃったわ。 でもケイは偉いわよねー、ちゃんとパパのこと気遣って電話してくるんだから。 あれでだいぶパパは救われたわよー。 …まあエリザベス・テイラーみたいなキレイなお嬢さんだったら、どのみち嫁がせるのはツライでしょうけど。 ホホ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-20 14:41:23)
20.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
これはひたすら切ないわね…。 アントニオと再会したジョバンナが電車に飛び乗って泣き崩れたところでアタシも大号泣しちゃったわよ。 一途に彼を思い続けてロシアくんだりまではるばる出かけていったのに…気の毒すぎて見てるのがつらかったわ。 現地のオンナとさっさと結婚したアントニオは、一見とってもいい加減なイタリア男って感じで憎らしくもあるんだけど…あれだけ壮絶な体験をした彼が手近な安らぎを選んだとしても、やっぱりとても責める気にはなれないわね。 最後の「一緒に逃げよう」って台詞もどこまで本気だったんだか…。 ジョバンナに言われなくたって、美人のロシア人妻とカワイイ娘さんを捨てて駆け落ちなんてできっこないってアントニオ自身もよくわかってるはず。 でも…どうしてもそう言わずにはいられなかった…そんな遣り切れなさがアタシには感じられて余計に切なかったわ。 時代に翻弄された、戦争に狂わされた、そう言って諦めるしかないのかしらね…。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-06 18:45:30)(良:2票)
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