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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2654
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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1.  サイコ(1960)
初見。監督以外の知識なく。 オープニングのタイトルデザインと音楽に「これは当たりかも」の期待を上回る紛うことなき傑作で固唾を呑んで魅入りました。 鳥の剥製が出てきた時点で「母親というのは・・・・・」予感がありました。 ノーマンの精神分析を示したところに恐ろしさの奥深さを感じるものでアンソニー・パーキンスの微笑みに凍り付きます。 キャスト、スタッフ、彼等をまとめる監督に惜しみない拍手を送ります。
[DVD(字幕)] 10点(2022-11-18 11:52:03)
2.  笑う男(1928)
「恐怖と幻想の世界」の中の1本で写真からおどろおどろしい怪奇ものとして手つかずだった作品。 17世紀イギリスにおいて謀反人として処刑された男の幼児が父の愚行を一生笑うように子供の人身売買組織に笑い顔に整形され捨てられるという冒頭の展開にこれは復讐譚なのだろうか? 旅芸人の一座に拾われた幼児が拾った乳児(盲目だった)に対する心遣いに涙が滲み「えっ?」 一座のスターに成長した二人のいたわり合う純愛模様に、笑わせるのと笑われる違いに悶える姿に、座長の慈愛に、横暴極まりない王家の遣り口と闘う姿に、ハッピーエンド、バッドエンドの予想がつかないテンポの良い展開に手に汗握る硬直状態。 何度も泣かされた中で一番泣かされたのがジャーマンシェパードのホモ君。鑑賞史上最も男気ある犬の君に加点。泣き納めだったラストショットが目に焼き付きます。 恐怖も幻想も無い人間ドラマ文芸作品として極上の逸品です。
[DVD(字幕)] 10点(2022-03-21 18:20:45)
3.  バグダッドの盗賊(1924)
ダグラス・フェアバンクス初体験。ジャン=ポール・ベルモンドのような一つ一つの身のこなしのキレの良さに惚れ惚れすると共に、大胸筋に目が釘付けでありました。痛快活劇でありながら身分違いの恋に苦しみ自分と向き合う姿にホロリと。長尺ながらしっかりとした起承転結で飽きるところがありません。 あまりにも壮大にして美しいセット装飾、大群衆エキストラ、数々の特撮は97年前の作品とは思えない驚異の素晴らしさで、コケたらどうしようなどとは考えていなさそうな時間とお金のかけかたに製作者ダグラス・フェアバンクスの肝の据わりを見ました。  頑張っても報われない事を知っていても本作の「幸せは努力して得るもの」には納得。  スタッフ・キャスト渾身の傑作に拍手。
[DVD(字幕)] 10点(2021-11-28 03:41:07)
4.  グース
「グランドジャーニー」から先立つこと23年前のアンナ・パキン、ジェフ・ダニエルズ共演作品。見事な脚本に+1点。
[DVD(字幕)] 10点(2021-06-20 01:27:00)
5.  仮面の米国 《ネタバレ》 
ポール・ムニ主演以外の知識無く鑑賞。刑務所モノ脱獄モノの元祖と呼べる内容で、原題にあるチェーンギャングの実態を初めて目にし、「確かに、これでは逃げられない」合理性と非人間性(映っていたロバ以下の扱い)が凄まじい。「起」から「結」まで全てが怒濤の展開で、闇が画面を覆ったラストショットに固まって動けませんでした。鑑賞後に知った、本作がジェームズ・アレンのモデルとなった人物(撮影当時も逃亡中)のアドバイスによる実話であって、ジョージア州刑務所がワーナーに山のような訴訟を起こし、監督はジョージア州出禁になり、数年後チェーンギャングシステム廃止に繋がったというのに、明治男子映画製作者面々の気概に+1点。重い題材と活劇の塩梅が絶妙な演出に応えたポール・ムニの私的「ガサツな俺様男」のイメージを覆された洗練された姿での闘魂に魅入った傑作。
[DVD(字幕)] 10点(2021-05-16 22:46:49)
6.  キートンのセブン・チャンス 《ネタバレ》 
突飛な設定に引き込まれ、オクテなキートンが700万㌦!目当てのプロポーズでの様々な「撃沈」模様に笑いが止まらず、新聞広告に話の道筋が見えてきました。 「ウォーミングアップは終わった。お楽しみはこれからだよ」 スケールの大きな緩急自在の疾走劇はサバクトビバッタが思い浮かぶ化物軍団(失礼)からの逃走でありメアリーのもとへ駆けつける爆走で、爆笑しながらもジーンとくるものがありました。 鮮やかなオチに後味も最高。キートンの至芸を堪能出来た大傑作。 余談ながら、受付嬢でのジーン・アーサー出演に驚きです。
[インターネット(字幕)] 10点(2021-01-31 05:02:48)
7.  街の野獣(1950) 《ネタバレ》 
ジュールス・ダッシン監督が赤狩り糞ブラックリストに載る直前で、撮影中止の憂き目に遭わぬようにとロンドンで撮ったという本作。 感動させられたダリル・F・ザナックの男気ある尽力に+1点。  見下げ果てた卑劣漢小悪党を演じたら右に出る者無しのリチャード・ウィドマークですが、小悪党ながら思い立った途端に後先考えずに突っ走る金に餓えた姿は哀れみも誘います。95分間に詰め込まれた彼と共に登場人物全員が破綻する起承転結に片時も目が離せません。別格ウィドマーク以外でMIPはロンドンプロレス興行を一手に牛耳るヤクザ演じるハーバート・ロム。敬愛していた生涯シュートマッチを愛した父親との別れのシーン(リプレイタイム)に鼻の奥がツーンとなり、彼の殺気に同意です「殺ってしまえ」 そこからラストまでの悪あがきぶりがウィドマークテイスト全開で演じ切る役者魂に喝采。 鑑賞理由が思い出せない掘り出し物の逸品はフィルムノワール屈指の傑作でした。
[DVD(字幕)] 10点(2021-01-17 01:27:22)(良:1票)
8.  西部の王者
邦題に西部劇に於ける身のこなしがピカイチのジョエル・マクリーに期待膨らませての鑑賞。豪華俳優陣、カラー映像、超超超絶迫力戦闘模様、人間扱いされていた上に誇り高き姿(アンソニー・クインを筆頭に)の先住民、幸せだと感じた瞬間が不幸の始まり、不幸だと思ったところが幸せの始まりな人生模様。至福の90分間を過ごさせてもらった傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2021-01-09 15:17:23)
9.  SF核戦争後の未来・スレッズ<TVM> 《ネタバレ》 
SFではなく、各分野の世界的権威者の監修によるというBBC制作シミュレーション作品。政治家は一切登場せず、英国シェフィールド市民が核を被弾してから辿る十数年間。他国の援助はないのか疑問ですが、核の応酬という事なので他国も同様なのだと考えます。最後の最後まで1ミクロンの希望もない世界は、現在においてもボタンを押せばこのようになり得る現実味を感じ身の毛がよだちました。二度と見たくないけれど1度は観ていただきたい傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2020-10-29 16:31:55)(良:2票)
10.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 
音楽はマカロニ・ウエスタンの最高傑作且つ私的勝負曲でありこれまで度々お世話になりました。本作はクリント・イーストウッドのマカロニ・ウエスタンという何となくの理由でスルーしてきました。リー・ヴァン・クリーフ、クラウス・キンスキー、ジャン・マリア・ヴォロンテ出演というのを知りこの歳での初見。「男は黙ってリー・ヴァン・クリーフ」 胸熱激熱激痺れ。彼が主役です。クラウス・キンスキーとの二度の対峙はお宝映像。共に息をするのも憚られるもんの凄い緊張感。ジャン・マリア・ヴォロンテとのラストの対決も忘れ難い。過去の因縁に於ける死者を悼む二人の思いが一言も語られることなく溢れ出る鳥肌ものの演技。若きクリント・イーストウッドは二人の引き立て役としてなかなかの味わいでした。永遠の曲であると共に永遠のマカロニ・ウエスタンとの遅ればせながらの出会いに感激です。
[DVD(字幕)] 10点(2020-06-12 13:26:19)(良:1票)
11.  ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー
ブロードウェイの父と呼ばれるジョージ・M・コーハンの一代記。 強い絆で結ばれた家族の有り方に感動すると共に羨ましさで身悶えします。 アメリカに対する愛を高らかに謳い上げる劇中劇は、戦意高揚の目的を十二分に果たしており、「中途半端な事はしません、とことんやりますよ」の心意気を感じるものでした。 語り口、立ち居振る舞い、歌、ダンス、それぞれが何時も以上にキレッキレのジェームズ・キャグニーは凄いの一言。 「思い通りにならない時に、拗ねるだけの人間になってはいけない、シャキッとせい! 頑張るのなら眉間に皺寄せるのではなく笑顔で頑張れ!」と励まされた今作の彼にお礼を申し上げると共に、オスカー受賞にお祝いを申し上げます。
[DVD(字幕)] 10点(2019-08-18 22:28:07)(良:1票)
12.  資金源強奪
刑務所に収監されるまでの一気呵成の展開は苦手な深作監督テイストで冷めた目で眺めていました。そこから結末まで一瞬たりとも目が離せず、大藪晴彦作品を思わせる女に溺れない清元武司(北大路欣也の肉体美とギラギラ発散するオーラに惚れ惚れ)と黒川博行作品を思わせる軽妙洒脱な能代文明(梅宮辰夫の味わい深い演技に北大路欣也以上に惚れ惚れ)を軸にキャスト全員が躍動していました。ギョッとした空港シーンでの結末もお見事。大傑作。
[DVD(邦画)] 10点(2019-05-15 19:37:35)
13.  罠(1949) 《ネタバレ》 
お目当てロバート・ライアン(ボクシング学生チャンピオンだったそう)の違和感の無いファイトシーンに於けるトレーナーとカットマンのおためごかしぶりが35歳落ち目ボクサーが夢を抱いて上がったリングでの孤立無援を際立たせる。意地を貫いた代償に金儲けし損ねた下衆どもにボクサー生命を絶たれる。絶望の中に希望が見えた夫婦の会話に涙腺決壊。試合前の控室(絶品ロバート・ライアンが沁みる)の人間模様と観戦客の心模様も見応え満点。フィルム・ノワール且つボクシング映画の大傑作。
[DVD(字幕)] 10点(2019-02-24 02:33:00)
14.  パンドラ
映像に、ストーリーに、ジェームズ・メイソンとエヴァ・ガードナーに。幽玄の世界を堪能させてもらえました。これ以上言葉に出来ません。
[DVD(字幕)] 10点(2018-07-17 00:34:54)
15.  わが命つきるとも 《ネタバレ》 
初見。邦題が結末を端的に著しています。500年前から現在に至るまでこの世に溢れる「ご都合主義の」正義。誰が何と言おうとそれを否定し堂々と信念を貫き通した生き様にひれ伏すばかりです。夫と永久の別れを交わすウェンディ・ヒラー演ずる妻の姿に悔し涙が滲みました。重厚な傑作です。  2017.10.18 DVD購入して再見 妻子との別れのシーンを何度も見る。 娘に「一度誓ったら両手でしっかり支えるのだ。指を開けば自分を失ってしまうのだ」と尚毅然とするも 妻に「この思いをお前に解ってもらえず死ぬのがなお辛い」「実に美味しい、良い妻だ」と作中唯一苦しさを滲ませる。 王の離婚問題で何故こんな事になるのか、悔し涙が止まらない。  刑場での首切り人への言葉「お前を許そう、神の元に送ってくれるのだから」に只々ひれ伏すばかり。  私の棺に納めて欲しいリスト入りの作品。
[DVD(字幕)] 10点(2017-09-30 23:28:19)
16.  夜の大捜査線 《ネタバレ》 
初見。ロッド・スタイガーが絶品。曲折を経た末に見せた別れの際の笑顔と「元気でな」の一言はこの先も忘れることはないでしょう。1967年に本作を世に送り出した製作者の気概に脱帽。
[DVD(字幕)] 10点(2017-09-17 00:20:08)
17.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 
「死刑囚は逃げた あるいは風は自ら望むところに吹く」原題を忠実に映像化しています。望みを叶える為に出来る事を独りコツコツとやり抜く。些細な気の緩み失敗が即処刑に繋がるので細部にまで気を配る丹念な作業の緊張感が物凄い。これ程の準備をしても一人では成功できなかった事実に風が吹いたのを見ました。脱獄ものの最高作。
[DVD(字幕)] 10点(2017-02-19 23:55:49)
18.  天国に行けないパパ 《ネタバレ》 
定年間近の安全第一・安定志向のバート・シンプソン刑事が余命2週間の宣告を受けて殉職を目指す。「死にたいのに死ねない」コメディとしての大小取り混ぜた笑いどころ満載の中に、ほっこりさせられる後輩アーニーとの絆や、涙が滲んだ別れた妻子との絆や、目を見張った「ブリット」「フレンチコネクション」を凌ぐ壮絶なカーチェイスが盛り込まれた傑作。
[DVD(字幕)] 10点(2017-01-29 15:41:43)(良:1票)
19.  狐の呉れた赤ん坊(1945)
寅八の一挙手一投足、一言一句に胸を打たれました。質屋の親爺さんの言葉も胸に染み入るものでした。終戦直後の制約の中でこれほどの作品が作りあげられた事にも深く感動しました。
[DVD(邦画)] 10点(2014-07-04 22:15:19)
20.  スミス都へ行く 《ネタバレ》 
欲望のままにあらん限りの卑劣な手段を弄するゲジゲジ野郎のテイラーと純朴な青年スミスの闘い。奮闘虚しくもはやこれまでと思われた時に飛び出した良心の呵責に耐えかねたペインの絶叫。奇跡の瞬間に鳥肌が立ち泣けてしまいました。彼を始め、秘書や記者、子供達、議長からこの世も捨てたものでないと痛感させられ、「一生皮肉屋で終わるのも不幸かもね」の台詞に千鈞の重みを感じた作品。  2021年5月30日追記 本日クロード・レインズ命日と言うことで再見。 ジョセフ・ペインを演じていたのはレインズだったのですね。 今回は声を殺して泣くスミスに貰い泣き。ゲジゲジと手を切れないペインの情けなさを自覚しているかのような姿に悔しさと、現実はこんなものかという諦めを感じました。 前回泣かされた作品をさらってしまったあのシーン、彼の墓碑に刻まれているという 「すべては一度、すべては永遠であり、魂は、かつて生き、永遠に生きる」 そのままの渾身の演技でした。
[DVD(字幕)] 10点(2014-01-19 17:15:41)
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