1. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
《ネタバレ》 子供の頃、怪獣が暴れてビルを壊すのは怖くも何ともなかった。むしろかっこいいと思った。 当然、そのノリで映画を見に行ってびびりました。 怪獣が人間を食う。この恐怖。 まぎれもなく東宝怪獣映画の傑作の一本。 今見ると難はある。 ラスタンブリンが大根。ニックアダムスのほうが数倍上手い。 ニックに演じてほしかった。 ラストは東宝特撮お得意の天災に巻き込まれてどうなったのか誰にもわかりませんEND. これ、当時何度も何度も同じ手を使っていて、食傷。 誰も何とも注意しなかったのだろうか。 それ、前やったじゃん!と。 まあ、それを差し引いても傑作ではあります。 東宝さんには、また子供がびびって泣きわめくような怪獣映画の復活を期待します。 但しゴジラに頼らないで。ゴジラは忘れてください。 [映画館(邦画)] 8点(2012-03-12 10:47:44) |
2. 大脱走
《ネタバレ》 史実に基づいたものということだが、そのままにとれば ナチスにもいろんなナチスがいたんだなあと思ってしまった。 なんでもかんでも銃殺かと思ってた。こんな紳士的で優しくていいの?というシーンも。 ハラハラドキドキと、ゆるさが微妙にまざりあった、でも面白い作品でした。 結構、最後まで誰が逃げ延びて、誰がつかまり、誰が死ぬのかわからなかった。 そこは素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-27 01:17:11) |
3. 初恋・地獄篇
《ネタバレ》 もっとシュールなものかと思ったら、結構わかりやすくまっとう。 ただ今となっては底が浅い感じ・・ではあるが、なかなか捨てがたく、 点数をつけるとこの程度になってしまうが、点数以上の不思議な魅力のある作品。 カメラは素晴らしい、どのシーンも静止画のような構図と美しさ。 個人的にはもっと魅力のある少女達を使ってほしかったところ。 役者は全員下手くそといってもいい。監督はドキュメンタリーの人なので 素人臭さを利用した・・ともいえるが、 SMシーンも・・・どうにもお芝居臭い。迫真力に乏しい。首を絞めるシーンのアップなんか、 力が入ってないのがモロわかってしまう。 リメイクしてもらいたいと思った・・・が、 幼女に端から見て悪戯まがいのことをするシーンのような(本当はものすごく重要な意味があるのだが) 屈折したロリータ愛描写は今はできないだろう。 なんかこの世の中、だんだん表現の自由がなくなっていってる感じで。。この映画より ただの絵まで規制しようとしている現代社会のほうが地獄だと思った。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-29 13:01:23)(良:1票) |
4. 大巨獣ガッパ
【皮マン】さんの解釈は見事だと思う。この映画を愛してる心がひしひしと伝わってきました・・・あら? 3点?(・_・;) 音楽も今となっては脱力系。 [映画館(邦画)] 2点(2009-10-10 22:42:30) |
5. 宮本武蔵 一乗寺の決斗
《ネタバレ》 なぜ今の邦画の監督は骨太の時代劇が作れなくなってしまったのか。 今の時代劇は明らかに軽い。軽すぎる。で、きれいすぎ。匂いもなにもない。 もはや現代人にはこういった時代劇は作れないのかもしれない。 梶原一騎小島剛夕の最高傑作「斬殺者」をこの監督に映画化ほしかった。 (年代が違うけど) 今の監督、俳優で作れる人いる? [ビデオ(邦画)] 9点(2009-04-09 22:15:04) |
6. ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
《ネタバレ》 子どもの頃リアルタイムで見ました。どうも私は食人怪物に弱いようだ。トリフィド、サンダ対ガイラ、そして 人を襲って喰うエビラがものすごく怖かった。震えるくらいだった。しかし、大人になって、もう一度見たら・・・ あらあ????(; ̄- ̄;) [映画館(邦画)] 2点(2007-05-24 00:55:31) |
7. 日本一のホラ吹き男
《ネタバレ》 この映画の骨子は、「事故で全てを失い挫折した男が一念発起し、 持ち前のプラス思考で社長にも媚びることなく、 また時には頭脳的計略によって成功していく、惚れた女を嫁にする というサクセスストーリー。 しかし、オチは・・成功して出世しても、 やっぱり女房にはかなわねえよなあ。」というものです。 点数は低いのですが、この骨子自体は今の映画でも充分通用するはずです。 ノーテンキな夢があります。 なんとなくバブルよ、今一度という雰囲気もある今こそ リメイクすればおもしろいかも。でも・・・植木さんの存在感・キャラを凌駕できる 若い俳優って誰かいるだろうか?御冥福をお祈り致します。 [地上波(邦画)] 6点(2007-03-30 00:07:06) |
8. 死霊の盆踊り
《ネタバレ》 あのですね。これだけもうダントツに最低点だと、逆にあなたもものすごい興味わくでしょ?もしかしたらアホ映画の面白さがあるんじゃないか。大笑いできるんじゃないかと。私もそうでした。でもわかりました。この映画が面白いんじゃなく、皆さんのレビューが面白いだけだったんだと(-_-;) [DVD(字幕)] 0点(2006-03-20 12:03:46)(笑:9票) (良:3票) |
9. 怪獣総進撃
2番さんにだいたい同意なんですが、 バランのファンで、それを観にいったのに、 まるっきり活躍もなにもしなかった。 マンダの造形にもガックリ。 0点(2004-04-20 17:28:32) |
10. 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
バルゴンのなにも考えてないような冷たい目はすごい。 今の怪獣は表情がありすぎる。 怪獣に人間臭さを与えたらお終いだ。 戦闘シーンも素晴らしい。 ガメラシリーズの最高傑作。 9点(2004-03-02 20:55:31) |
11. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 もしもHALの章がなかったら、とんでもないことになってた映画。 これだけは緊迫感がある。あとはダラダラ。ラストはごまかし以外のなにものでもない。 但し特撮技術は驚異。本当に60年代の技術だろうかと今見ても驚かされる。 4点(2004-02-20 15:54:59) |
12. 兵隊やくざ
座頭市と並ぶ勝新の傑作。田村とのコンビが最高!必見。 ああ~、昔の邦画はこんな面白いものを作ってたんだ・・。 9点(2004-01-10 01:54:03) |
13. 座頭市物語
昔の時代劇は黒沢ばかりじゃない。 黒沢にはないエンターティメント性、別種の迫力、人間味、かっこよさがある。こういうのは・・・もう今の日本人じゃ作れないだろうな。早すぎる天才の死を悼む。 9点(2004-01-09 16:13:25) |
14. 吸血鬼ゴケミドロ
子供の頃見たときは、あまりにも怖かった。 今見ても古くさいが面白い。 ラストは衝撃。バイオハザードのラストってこれのパクリじゃないかなあなどと思った。 7点(2004-01-09 16:02:44) |
15. 怪獣大戦争
ゴジラがシェーをしたり、造形もイマイチ。 新しく撮ったキングギドラの動きも悪い。 (古いフィルムを使い回してるが、そこで堪能できる昔の操演技術力の素晴らしさ!なぜに特撮技術が落ちてしまった?) しかしながら、そういう難点をものともしない脚本の面白さ。 セリフのカッコ良さ。 そして土屋さんによる統制官のラストの叫び。 個人的には今もってゴジラ映画の最高傑作なのだ。 9点(2003-12-17 02:09:55) |