1. 鉄道員(1956)
★泣いちゃうよ。母親にあんな事を言われても、十歳くらいの子供はどうしていいのか分からないよ。そんなシーンを見せられたら、もう悲しくて悲しくて、見ているこっちは泣くしかない。 ★正直、鉄道員の父親の栄枯も、最後の展開も、僕にはどうでもいい事だった。僕には上のシーンがこの映画のほぼ全てだった。 9点(2005-02-13 22:43:13) |
2. ゴジラ(1954)
東京大空襲の悪夢が終わってから10年も経っていない時期にこの映画を見たら、ショックだろうなぁ。平和ボケした今の日本に住む僕にはゴジラの怖さが十分に伝わってきませんでした。安全なところから、「おー、壊してる、壊してる♪」と眺めている感じです。これはいい事なんだろうな。平和で良かった。 7点(2004-12-19 16:21:09) |
3. 羅生門(1950)
《ネタバレ》 最後のシーン、「赤ん坊の行方は、誰も知らない。」と僕は解釈している。或いは「農夫は、既に、雨を冒して、京都の町へ赤ん坊を売りに急ぎつゝあつた。」でもいい。そう考えると、わざわざ映画のタイトルを別の作品である「羅生門」にした事も合点がゆく。こんなことを考えるのは、恥ずかしいことだろうか。 9点(2004-07-04 22:42:47)(良:1票) |
4. 七人の侍
最高でした!勘兵衛のリーダーシップに、久蔵の侍魂に、菊千代の百姓魂に惚れてしまいます。 10点(2004-05-30 00:22:23) |
5. 十二人の怒れる男(1957)
名作と言われていますが、僕にはちょっと。ヘンリー・フォンダが頑張ってくれたから無罪になりましたが、そもそもちゃんとした弁護士が被告人に付いていたら当然のように無罪になっていたはずです。僕は陪審員制度が真実を追究する事のすばらしさではなく、杜撰な弁護士や偏見を持つ陪審員によって真実が追究されない可能性がある事の恐ろしさを感じました。 5点(2004-04-17 22:26:27) |