1. 銀河鉄道999
客観的に見て、日本の、いや世界のアニメ史上最も完成度の高い作品と言えるだろう、原作付とはいえ、その壮大なテーマはもとより、演出、シナリオ、画像のクオリティ、音楽、そして計算では出せない色気や「ノリ」など、どこをとってもスキが無い。なによりも単に優れたアニメ作品というよりも、優れた「映画」として成立している(この辺がガンダムやイデオン、はてはエヴァなどとは決定的に違うところ)私などはオープニングの城達也のナレーションだけでご飯3杯はイケる(笑) [映画館(字幕)] 10点(2005-05-18 00:30:54)(良:2票) |
2. タクシードライバー(1976)
最初に観たのは20年近く前になる、それほど印象に残った作品ではない、しかしそれはトラビスの行動に何一つ疑問を感じなかったからだ、作品を覆う暗い雰囲気もごく自然に理解できた、というより自分自身が似たような環境にいたのだろう、それから月日がたって今見返してみると、今でもトラビスの心情は理解できるのだが、身勝手でワガママな男にも見えてくる、所詮社会なんてそんなもんさ、と達観している自分がいる、あの時代、私はトラビスのように爆発こそしなかったが(モヒカンにしてみたりはしたが・・笑)恐らく何かに(おそらく全てに)イラついていたんだろうと思う。若き日の怒れる自分に9点 9点(2004-06-07 00:04:27) |
3. O嬢の物語
まぁ、仕方の無いところですが、映画の尺に収めるためにとにかく展開が駆け足で、「これじゃあ、Oもそこまで堕ちてかないでしょう」って感じですか、ポルノならポルノで一向に構わないのですが、原作にあったあの切なく揺れるOの感情がほとんど画面から感じられませんでした、ラストもはしょってあって、あれでは物語が完結していません。 余談ですが、アミューズから出ていた(今は絶版)ビデオシリーズ「O嬢の物語」ははるかに原作に忠実で、更にOが可愛くて、映像作品としてもポルノとしても数倍出来がよいです。 4点(2004-01-19 02:20:46) |
4. 宇宙戦艦ヤマト
確かにテレビの再編集版なのでいい点数は付けられないのですが、あの時代を象徴する作品という意味でこの点数です。 テレビシリーズを評価するのなら+3点 6点(2004-01-13 23:31:59) |
5. さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
私はこの作品にいい点数を付けたくありません(笑) 今見るとその薄っぺらい自己犠牲の精神と、かつてそれに陶酔し涙した自分が本当に嫌になります。 で、0点と満点の中を取って5点、そして、あの涙に1点、計6点ということで。 6点(2004-01-13 23:24:55) |