1. 犬神家の一族(2006)
前作とほぼ同じでキャストを替えて撮り直した感が否めませんが・・・。 それでもこういう仕事が映画なんだと、現代の視聴者、俳優に突きつけていませんか? 映画を撮る、映画で演じる、映画を観る。 これはそういうあたりまえの、けれどももう失ってしまった”映画”へのオマージュだと思いました。 作品自体は、冨司純子の存在感以外はこれといってみるべきものはないです。が、前作の妙に肉付きのいい復員兵よりは今回のスケキヨのほうがいいかな。 最後のシーンについて・・・ここで書くのも躊躇しますが・・・(すいません)帰って来た木枯し紋次郎が重なりました。 ありがとう、市川監督 [映画館(邦画)] 8点(2006-12-20 20:10:01) |
2. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
私はよかったなあ。子どもと観にいきましたけど、とても安心して家族で観られるお勧め映画です。 原作は小学生の頃、学校の図書室で読みました。 すごくわくわくしたのをよくおぼえています。おおきな衣裳箪笥が欲しいって思ったものです。 だから純粋に映画だけの点数ではないかもしれません。でもこれがナルニア国なんです。LoRとは対極の世界観です。光と影というか。 内面的な描き方や、あまりにも魔女があっけなく負けてしまったことなど若干の不満は残りますが・・・。 早く続編が観たいなあ。 [映画館(字幕)] 8点(2006-03-22 18:16:38) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
映画としては8点、指輪物語としては3点 CGアニメとしては10点 ラストのハッピーエンド風の描き方、闇のイメージの物足りなさ、個々のキャラクターの掘り下げの食い足りなさ あっけない収束を迎える戦闘シーン どこか大事な所を見逃してしまっているような不安定感が残りました 脚本と監督に異議ありの映画でしたが、イギリス人に作ってもらえばちがっていたかも 7点(2004-03-07 10:12:11) |
4. アンダーワールド(2003)
あらすじに惹かれて観にいったけど、ヴァンパイアものと思ってみると詐欺にあったような気分になるかも マトリックスのようなノリで観れば納得 4点(2004-01-31 14:32:28) |
5. ラスト サムライ
今日やっと観てきました みなさんがほとんどいい得ていらっしゃるのであまり書く事はないのですが、ただひとつ感動したのが、美術です 黒光りするしっかりした床板や太い柱、一昔前の大映京都を思い出してちょっとじ~んとしてしまいました こういうのをハリウッドがつくってしまったことがうれしいような、かなしいような複雑な気持ちです あと、森のシーンで黒澤の羅生門を思い出してしまった あのころの日本映画を研究されたのでしょうかね 真田広之が、この映画にリアリティを与えてくれてると思いました 7点(2004-01-28 20:42:44) |