1. ルパン三世 カリオストロの城
宮崎作品の中でも絵の色合いがとても美しい、秀逸な作品と感じる。城のカラクリや物語の展開も見る者を引き込む。アニメーションの名作であることは誰しもが認めるところであろう。ただ惜しむらくはルパンが良い人過ぎる点であろうか。しかしこれこそが、マンガやテレビ版の悪党ルパンではない、宮崎流の解釈による所以であり、別のキャラクターを持ったルパンの魅力であるとも言える。この、イイモノルパンをどこまで受け入れられたかで評価を付けたい。 7点(2004-02-10 00:18:13) |