1. サタデー・ナイト・フィーバー
ディスコキングが踊り狂う映画だという先入観を持って見たのだが、ストーリーは想像以上に良かった。不景気による先行き不安、戦争の影、現実から逃避する若者など、現代社会と通じる部分が多く、古い映画なのにテーマは古さを感じさせない。若者と社会の乖離は映画の不変のテーマだな、と改めて認識した。ただ、70年代のファッションやら流行やらに、どうしようもない気恥ずかしさを覚えた。自分の親の世代が「フィーバー」しちゃってたのか、とかリアルに考えると、妙にこっぱずかしいぞ。これが50年前だと「歴史」になっちゃうから新鮮に見られるんだが…。20年後に改めて見たら点数上がるかな? 5点(2004-02-28 01:01:43)(良:1票) |