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1.  ハウルの動く城
いい映画でした。そしてちょっと考えさせられた。 冒頭、ごく普通のにぎやかな街角、でも、誰にも見えないへんな幻のようなあやかしが出没している。 ソフィーはひょんなことでこの変な世界に触れ、理不尽にも呪いを掛けられて、老婆に変身させられてしまう。動転しながら、「落ち着かなくっちゃ、落ち着かなくっちゃ」というソフィーに感心した。ソフィーは町から抜け出し、ハウルの動く城にたどり着く、そして・・・おもしろい物語がひろがっていく。 でも、最初に気になったこの映画のバックグラウンド(図柄)に注目したい。 物語の進行につれてだんだんこの世界の姿が見えてくる。まず戦争がある。国王が勇み立つ戦争。じつは国王の背後でこれを動かしていたのは大魔法使いサルマンだった。ハウルはその弟子で、後継者に目されていたのだが、それをすてて自由を求めた。サルマンが描く図柄に抵抗している。動く城はその象徴だ。でも動く城自身も呪いに囚われているようだし、ハウルも内部に矛盾や弱さを抱えている。お城の内部の混雑ぶりやギーギーガタゴト動く様子がそれを現しているようだ。でも、人々の間には動く城やハウルについてこわい噂がある。荒れ地の魔女もサルマンの弟子だが、悪魔に魂を売って破門されたらしい。ハウルと敵対している。町の敷石の間からゾワーとわき出してくる妖怪は魔女の家来たちである。いっぽう戦争については、人々は爆撃に逃げまどいつつ、勝て勝てと奮い立っている。一番ゾワーとこわい存在なのだが、大いなる矛盾である。もっともよくある話だ。 この世界でどう生きたらいい?サルマンの図柄を変えられるか?ソフィーの活躍やいかに?というわけで、あとはおとぎ話の約束に従って楽しむことが出来る。 
10点(2005-03-15 10:26:27)
2.  シンドバッド/7つの海の伝説
ハワイにいく飛行機の中で見た。英語版なので3回くらい見てやっと筋がわかり、見るたびにおもしろさが増した。 シンドバッドといえば、とにかく驚異と不思議と危険と、そして金になる冒険の世界に飛び込んでいく物語。 海でおぼれて死ぬるところを魔女に助けられたシンドバッド、魔女に気に入られてしまう。魔女はシンドバッドが必ず自分の所に来なければならないように、巧妙な罠を仕掛ける。こうしてはじまるワクワクドキドキハラハラの航海。CG効果も満点で100%楽しめた。
8点(2004-03-09 22:01:16)
3.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
さいごのシーンでなっとくできた。 マーサがいきつけのカウンセラーが、作った料理をマーサに食べてもらう場面。レシピ通りに作ったというがどこかちがう。「すごい、マーサは何があるかすぐわかるんだね」という医師に、マーサは「何があるかはわからないけど、何が欠けているかはわかるのよ」という。・・・それは、自分だけではわからない、誰かと一緒に食べて初めてわかるのだ。
8点(2004-02-27 06:45:48)(良:1票)
4.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
上意討ちで倒す相手にも正当な理由があった。不条理だ。しかし自分の仕官のためには仕方がない。本来罪のない者を討ち取った清兵衛だが、藩命で正当化された。 この映画は原作にない終わり方をする。私たちは、娘のナレーションの形で清兵衛が維新の時の戦いで、藩に殉じて死んだことを知らされる。維新後生き残って幸せな晩年を全うしたのではなかった。 上意討ちに含まれていた不条理に対してバランスが回復する、私はこの終わり方に満足だ。 現実の世の中はそうはいかない。不条理がまかり通り、バランスが回復しないままだ。この映画のように、タイムラグのなかでいつかは因果応報という具合になってほしいものだが・・・・
10点(2004-02-27 05:57:11)
5.  至福のとき 《ネタバレ》 
少女にとって父親の存在がわずかな希望だった。私も見ていて、最後に父親が現れて救い出してくれるのかと思っていたが、じつはあの養母がいっていたとおりのだめおやじだった。そうしてみると、意地悪な養母も案外よくやっていたわけだ。 苦い味わいの佳品。わたしはテレビという切り札が出てくる「あの子をさがして」より高い点を付けたい。 最後の終わり方もいい。男はだめな父親になりかわって嘘の手紙で少女を励ます。善意のこもった「まがいもの」。 O.ヘンリーの「最後の一葉」と似ているところで-1点。
9点(2004-02-27 05:40:00)
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