1. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 橋の爆破シーンだけで名作と呼べる作品ですね!爆破する意味は戦争がいかにバカバカしいことかを物語っています、人が作りあげたものを一瞬にして無にかえてしまう愚かさが伝わってきます。中盤は中だるみがして眠くなりましたが、終盤爆薬をしかけるところからドキドキでした。あわよくば中盤はシアーズ達が橋にたどり着く描写よりも、いかにして橋が作り上げられるかを中心にすることによって、更に終盤の橋の崩壊の意味が際立ったような気がします。正直、現地の娘とのイチャイチャシーンは要らないでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-19 11:50:02) |
2. ベン・ハー(1959)
《ネタバレ》 初めて見たのは何十年も前。ベン・ハーが何で復習の鬼になったんだっけ?と思ったら、あ~“原因は瓦ね!”てな訳で、馬車競技までは興奮しきり、あの撮影何人か死んでんじゃないの?と思わせる位の迫力でした。が・・・その後の宗教的な物語は自分的には余計な感じがした。あくまでも私見ですが、多分この辺は多くの日本人には合わないのでは無いでしょうか?まー全体的には時間が長いわりに退屈することも無くとても興奮して見れました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-12-08 19:15:23) |
3. ローマの休日
恥ずかしながら、この映画を通しで見たのは初めてでした。 何度となくTV等では所々の場面は見てたのですが、実は見始めるまでカラー映画だと思ってたのです。 見始めたとたん“あっれ~モノクロだっけ?”みたいな感じで・・・ 見終わって納得!オードリーの可憐さがこの映画をカラーだと思わせていたのだ、それだけ彼女は存在感があった。誰からも愛される映画スターってなかなかいないですよ! [DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 12:45:40) |
4. 王様と私(1956)
凄いねぇー名前が、ユルだよユル?おっと“のっけ”から話が外れたけど、ユル・ブリンナーのメチャメチャオーバーアクションに引くね、「ハッ!」とか言いながら現れたり、『パンパン』といきなり手を叩いたり、ミュージカルだからある程度のオーバーアクションは仕方ないけどありゃ、怖すぎる。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-02 00:27:12) |
5. 情婦
《ネタバレ》 何故こんなに高得点なのでしょう?確かに最後は、成るほどと思うところは有るものの、後味は良くないでしょう・・・?あまりにも奥さんがかわいそうですよね?無罪になった犯人に“してやられた”とは思いますけど、最初の登場場面から“なんかこいつ犯人らしくないなぁ”とおもっていたので、逆転の発想で、“こいつが結局犯人なんじゃないかなぁ?”という気になって見てたら、「やっぱりね!」と言う感じで自分的には盛り上がりませんでした。 6点(2004-12-23 00:13:16) |
6. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 およそ半世紀も前の、まして白黒の映画がどうしてこんなに高得点を付けているのか余りにも不思議だったので、興味本位でレンタルして見ましたが、ほんとに面白いです。冒頭12人の陪審員による容疑者への判決は、11人が有罪で、1人が「有罪とは思わないが、無罪とも言い切れない」という、死刑判決ギリギリの所から始まり、最後は全ての陪審員が無罪と主張します。人それぞれの考えが違う中、まさにどんでん返しのストーリーが堪らなく良いです。それもシチュエーションは真夏で男が12人入るとむさ苦しいと言わんばかりの部屋の中でのみの展開、シンプルでテンポが良くて何とも言えないストーリーでした。ただ、シチュエーションとはいえ、汗グチョグチョ、タバコプカプカはマイナス点でしょう(時代だから仕方ないけど!) 8点(2004-07-15 23:20:44) |