1. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 いがみ合いもした二人が後半には心を通わせていく。ドーラが「憎らしいほど、いい子なのよ」と妹に電話するところで、ぐっと来て。ラストの自分の気持ちを正直に書いた手紙に、胸が詰まった。そして、ジョズエとドーラがお互いの思い出の写真を見て、それぞれに涙の後の笑顔を見せてくれて…この表情を見るために、この旅に付いていって(この映画を観て)、よかった…と思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-18 10:24:51) |
2. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 スタートレック好きでなくても十分楽しめるのですが、スタートレック好きで、冒頭に出てくるコンベンションにも行ったことのある身としては(笑)、更に更に楽しめた。コンベンションでのそれぞれがいかにも手作りしたようなバラバラなコスプレなんて…凝ってるよなー。キャラも全員いいよ~。何よりシガニー・ウィーバーの金髪キュート美女ぶりは、 彼女も楽しんで演じてたんじゃないかなあと思わせてくれる。船長のウィリアム・シャトナー風しぐさにくすくすしてたのはトレッキーだけでしょうね。アラン・リックマンも実に実にいいです。冒頭のメイクブラシをパフパフ鼻に押し付ける仏頂面と倦怠感。これでファンになりましたよ。トニー・シャローブの「さ、行こう」とか「ハグしよう」とかも、あの人の笑顔に合いすぎてていいなー。たこ足のサーミアン達が、あんな精密な物を純真に「にへー」と笑いながら作っているのを想像するのも面白い。助けになるのが、オタク少年たちというのも話として最高。って、キリないな。なにげに豪華キャストで、お金もかけてて、すごく丁寧に「これがアメリカのエンターテイメント。観客が楽しめる作品を真面目に作ったんだ」って感じ。あー、大好き。 [映画館(字幕)] 10点(2005-12-06 11:23:57)(良:1票) |
3. ルビー・カイロ
当時、試写会で観て、おみやげに赤いおにぎり型のホッカイロをもらいました。…そう、まさにルビー・カイロですよ! そんな宣伝部さんの粋な計らいのインパクトが忘れられません。 [映画館(字幕)] 5点(2005-11-19 21:35:48) |
4. 恋はデジャ・ブ
《ネタバレ》 「繰り返す一日」… SF小説やX-Filesでもあったなあ。そんな題材をロマンティック・コメディーとしてうまく見せてます。「やるとしたら?」という考え得るあらゆる事を一気に見せてもらった感じ。しかも、相当長い間です。あれだけの事をこなすには、最低10年分は同じ日を繰り返したのではない? 知り合いのほとんどいなかった町で、自分はドンドン町の事や町の人々の事を知っていくばかりなのに…そんな町だからこそ、最後にはあんなに自分の見つめ直せたのかな。「次の日に出会う時には自分はもっといい自分になっていよう」と、すごく前向きに過ごすフィルに感動します。だから後半からがすごくよい。心配なのは「やり直せない世界」に戻って、習慣が抜けない事(笑) でもやっぱり、何故始まって終わったのか、多少わざとらしくてもよかったので理由付けは欲しかったな。 [DVD(吹替)] 8点(2005-11-19 20:07:46) |
5. ひみつの花園
邦画で初めて買ったDVDかも。昔、テレビでたまたま見て「名作の『秘密の花園』か?」と勘違いしていた私の心を鷲掴みにしてくれました。なんじゃ、こりゃー!(笑)西田尚美さんはこれ以来、すっかりファンです。「ウォーター・ボーイズ」「スウィング・ガールズ」も良かったけれど、私の中では、やっぱりこれを越えてないです。車の後ろにカエルのように張り付いていた姿が忘れられない…あのシーンを思い出すだけでも笑える。 [DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 15:27:32)(良:2票) |