1. ジェシカ・ラングの スウィート・ドリーム
ジェシカ・ラングが伝説のカントリー歌手パッツィ・クラインの生涯を演じた作品。 ジェシカは本当に自分で歌っているのではないかと思えるほどパッツィの声にそっくりで完全に成りきっている! 私生活での不運、歌手としての大成、年を追うごとに身体に肉までつけて?の力演。オスカー候補も納得といえる彼女の代表作の1本。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-27 16:23:33) |
2. アグネス
ジェーン・フォンダvsアン・バンクロフト、これだけで十分楽しめる作品です。 (それにしてもアン・バンクロフトは「愛と喝采の日々」でもシャーリー・マクレーンとの対決。似合うんだよなー、こういう役が!) メグ・ティリーも確かにオスカー候補になるくらいだし、頑張ってはいるんだけど、この二人の前ではガキもいいところ。 その二人が牽制しあっていた中で、フッと心を通わせる場面が素晴らしい。しかも取り持ったのは「タバコ」、粋な小道具でした。それにしてもジェーン・フォンダの美しさときたら!生き生きと仕事をしている女性を演じさせたら天下一品です。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-27 16:16:37) |
3. 背信の日々
《ネタバレ》 ただでも上手い役者だと(私は思う)デブラ・ウィンガーとトム・ベレンジャーだが、 この作品の二人は特に素晴らしい! お互い惹かれながらも成就することのない気持ち。トムのデブラを見つめる「目」はあまりにも悲しすぎる・・・。そして、こういう内容を映画にしてしまうアメリカもスゴい。しっかしこの頃のトムはカッコ良かった!今から20年も前の作品では仕方がないが、今では還暦に近いデップリしたおっさんに。役者にとって月日とのつきあいが一番大変なのかも。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-27 16:05:09) |
4. ブラック・ウィドー(1987)
久し振りにDVDでこの作品を観賞しましたが、大ドンデン返しと言われたほどの オチではなく、今にしてみると「なーんだ」程度のものでした。 が、実はこの作品のおもしろいところは、追う女(D・ウィンガー)が 追われる女(T・ラッセル)に知らず知らず惹かれていくところにあるのでは ないでしょうか? 特に結婚式のシーンで面と向かってのやりとりは、何とも言えないすさまじさ。 あれは男には出せないリアリティがありました。 主演のデブラ・ウィンガーは全盛期。ヤボったい司法省の女がどんどんと のめり込み、磨かれていく様子はファンとして大満足でした。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 15:44:53) |
5. 愛と追憶の日々
これほどまでに前半の「笑」と後半の「涙」と二分された作品も珍しいのでは? また、主要キャスト3名の演技が何と言っても素晴らしい。 私にとってこの映画が公開されてから22年、不動のNO1作品です。 時に邪魔くさく、でも本当は誰よりも理解しあっている母娘。 それだけにあの展開は胸がかきむしられる思いがします。 シャーリー・マクレーンのオスカーは当然の結果。でも、私の気持ちとしてはデブラ・ウィンガーに取って欲しかった・・・。 [映画館(字幕)] 10点(2005-11-10 15:24:55)(良:1票) |