1. 少林少女
これほどぶっ壊れてる映画は初めて観ました。観終わった後不安になって、ここのレビューの平均得点を見てちょっと安心。ストーリーに矛盾があるとか、感情移入できないとか、そういうレベルではなく、始めから物語を作る気がないとしか思えません。これより酷い映画にこの先出会わない事を祈って、この点数です。 [DVD(邦画)] 0点(2010-03-16 00:27:06) |
2. 大日本人
脚本は面白いと思います、オリジナリティーあるし。ただ、監督としての経験不足でしょうか、映画を観てる気がしないのです。特に冒頭のインタビューシーン。「ボソボソ喋る演技」と、「本当にボソボソ喋る」のは違うんだなぁと感じました。 あとは主演ですね。松本さんは個性の強い顔立ちなので、カツラへの違和感がどうしても拭えませんでした。 違う監督、違う主演で撮った方がよかったんでは、と思いました。 [DVD(邦画)] 3点(2009-09-02 12:56:18) |
3. ゲゲゲの鬼太郎(2007)
あまり期待せずに鑑賞したのですが、予想を上回るダメ映画でした。監督が何をしたいのかが全く伝わってこない。「こういうキャストで、こういう脚本で、これぐらいの予算で、こういった客層を狙って映画を撮れと言われたから、ハイッ撮りましたよ!」みたいなやっつけ感。 CGもチープだし、豪華なキャストの学芸会を見てるような、そんな感じ。 [映画館(邦画)] 2点(2009-09-02 12:07:43) |
4. グラン・トリノ
《ネタバレ》 鑑賞時はただただ感動。そして鑑賞後、思い出しながらいろんな発見がある。そんな素晴らしい映画でした。 最初はただの偏屈ジジイに見えるコワルスキー爺さん。でも、とんでもない心の傷を抱えて生きていた。誰のせいにもできない、自ら進んで犯した過ち。神父が安易に口にした「救い」を拒む爺さんの迫力には、ただ圧倒されました。 そしてラスト。負の連鎖を断ち切るために爺さんがとった行動は、爺さん自身、そしてタオ少年と家族、さらにはギャング達をも救うとんでもない行動でした。 シリアスな中にもユーモアがあり、ストーリーはテンポよく進んでいく。感動の押し売りもなく、淡々としたエンディングロール。美しい映画でした。お金をかけなくてもいい映画って作れるんですね。 [映画館(字幕)] 9点(2009-09-02 00:11:50) |
5. やさしい嘘
《ネタバレ》 ラストは全く読めませんでした。正直に言うと、途中まで、このお婆ちゃんにただ「同情」していました。だけど、このお婆ちゃんはとても強い女性でした。あの短時間で、真実を受け入れ、娘と孫の嘘を受け入れ、しかもあんな嘘を演じきるなんて・・・。 上から目線で見ていた自分が恥ずかしくなる程です。 ちょっと欠点が見当たらなかったので、10点献上いたします。 [DVD(字幕)] 10点(2009-09-01 23:36:01) |
6. 96時間
《ネタバレ》 面白かったけど、オヤジの強さ以外何にも残らない映画でした。起きる出来事も、ただオヤジの強さを際立たせるためのイベントにしか見えず・・・(あのコンサート会場にいた男は、何の目的で歌手を刺そうとしたんでしょうか? 笑) もうちょっと謎解きや人間ドラマを期待してたんですが。ま、中途半端にやるよりかは、このくらいご都合主義で突っ走ってくれた方がいいのかもしれません。 それにしてもアメリカ人は「どんな手を使ってでも娘を守る、強い父親」って話が好きなんですねぇ~ [映画館(字幕)] 6点(2009-09-01 23:06:48) |