1. ダイ・ハード
アクション映画の最高傑作。マクレーンが不死身ぢゃ無く、生身のところがいい!「やつは裸足だ。ガラスを狙え」→マシンガンで掃射され、ガラスの上を突っ走る。→後で顔しかめながら足からガラスを抜く。いい!!ぶつくさぶつくさ言いながら必死なところもいい!個人的には「あ゛~もぅ、知らねいぞぉ~きしょう!」「はぁんすぅ~」とかTV吹き替え版の方が好き。ラストの一幕もアメリカ映画って感じで嬉しくなる。いまだこの作品を越えるアクション映画は無い。 9点(2003-03-12 18:07:26) |
2. シャイニング(1980)
J・ニコルソンは完全にミスキャスト。最近放映されたTVドラマ版の方が断然恐い。でも一番恐いのは原作。キングがこの映画を全く認めていないのは良く解る。 5点(2003-03-10 15:07:25) |
3. プラトーン
雨の中で眠るシーンが印象的だった。屋根の下に入ることも出来ず、そのまま雨の中で眠らなければならないのが、戦場なんだと・・・ ケビン・ディロン(マットに似てるね)が、なんの気無しに村の豚をショットガンで撃つのもリアルだった。 8点(2003-03-07 15:09:09) |
4. 48時間
TVでかかる度に観てしまう。無骨な大男と軽薄な小男のコンビが喧嘩しながらも解り合っていく、事件が終わった後の幕切れの一こま・・・アメリカ映画の王道です。ニック・ノルティは無口な西部男という感じで大好き。ジョン・ウェインの後継者は彼しかいないと思う。イーストウッド監督&特別出演、ニック・ノルティ主演で無骨なウエスタンを撮って欲しい。 8点(2003-02-18 19:28:22) |
5. ブラック・レイン
優作兄貴の最後の映画。ろうそくの炎が最後にぱっと燃え上がるみたいな鬼気迫る兄貴だ。登場シーンなんかオーラが出てます!鳥肌がたった・・・のっけからハーレーと国産のバトルで、後、そこら中に出てくるバイク。バンナウトしながら刀抜いて、火花散らしながら急発進する優作兄貴。最後の方のモトクロッサーのキックがけもかっちょ良い。バイク好きにはたまりません。あと大阪には住んだ事無いけど、あんな感じだったら住んでみたいと思った。 8点(2003-02-18 14:43:32) |
6. ベルリン・天使の詩
「天使の目」になってセピア色のベルリンをゆっくり浮遊するカメラが美しい。解散前日のサーカス団、満月の夜、最後の舞台に緊張する空中ブランコの少女・・・ポツダム広場を探し続ける老人、吹き抜けのある真っ白な図書館、真っ黒な鳩の大群・・・全てが切ない。異邦人ピーターフォークのキャスティングも絶妙!! 8点(2003-02-18 13:38:27) |
7. ランブルフィッシュ
D・ホッパー扮するアル中弁護士の父から、「お前はミスキャストだ。生まれる時代を間違えた天使だ」と言われる、難聴で色盲のバイクボーイ役をM・ロークが鮮烈に演じている。色盲のバイクボーイの目から観ているからなのだろうか、全編モノクロ、ただランブルフィッシュ=闘魚=ベタのみ、赤・青の原色が美しい。元ストリートギャングのリーダーだったバイクボーイを尊敬する弟にM・ディロン。兄が何故ストリートギャングから足を洗ったのか?どうしても理解できずに、いらいらとギャング仲間達と喧嘩に明け暮れる焦燥感を、流れる雲や廻る分針が象徴する。閉じこめられたような街から兄のバイクを駆って海に行くシーンが清々しい。M・ロークのハスキーな声と妙に浮遊感のある映像が印象的な傑作。 9点(2003-02-13 17:00:09)(良:1票) |