1. 刑事グラハム/凍りついた欲望
《ネタバレ》 とても「レッドドラゴン」のオリジナルとは思えないくらいショボイ。もし「羊たちの沈黙」が世に出ていなければ、この作品はビデオやDVDにもされず闇に葬られていたであろう。そのくらい地味~な作品。これを観て思ったことは、俳優の力は大きいと改めて実感した。 [DVD(字幕)] 3点(2008-06-19 23:28:04) |
2. シャイニング(1980)
主人公一家ベストマッチングです。S・キングが気に入らず新たに撮りなおしたのは有名な話ですが、ある意味原作の枠を超えてしまっていると思う。それだけ演出、ロケ場所、俳優などすべてがマッチしている。内心キングは自身の作品を超えられてしまったと判断し、新たに映像化に着手し原作を守ろうとしたかどうかは定かではありませんが、原作者が驚愕するほどうまくまとまっていると個人的には思う。またDVDの特典にある当時のメイキング映像は、マスコミ嫌いの生キューブリックの姿を拝むことが出来る貴重な映像である。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 12:39:19) |
3. バッド・ボーイズ(1983)
《ネタバレ》 隠れた名作です。暴力では何も解決しないとわかってはいても、暴力がすべての無軌道な若者達。大人になる一歩手前の、痛い青春群像劇。強姦された恋人を少年院を脱走してまで会いに行ったS・ペンの表情がとても切ない。ハッピーエンドではないラスト、ビル・コンティの寂しげな旋律がとても印象的。S・ペンファンでまだ未見の方には是非お勧めです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 12:17:28) |
4. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 何度観ても見入ってしまう魔法のような作品。怖いホント怖い・・・ 熱線での血液検査のシーンは、映画史に残る名場面(個人的に) R・ボッティンの造形物は、こちらにまで匂ってきそうな出来栄え。とても26年前の作品とは思えない。ハロウィンと並びカーペンターの最高傑作。観てまず損はしない作品。最近知ったのだが、後日談のゲームがあるらしいが、はたして・・・ [映画館(字幕)] 10点(2008-01-08 19:36:44) |
5. エルム街の悪夢(1984)
《ネタバレ》 最初に鑑賞したのは、第1回東京ファンタスティック映画祭でのこと。J・ディップはこの作品に出演していることを自分の履歴から抹消しているらしいが、数あるホラー作品の中では傑作の部類に入ると思うんだけどなぁ。今観ても、よく練られた脚本である。ただし13日金曜~同様観れるのは初回だけではあるが・・・ [DVD(字幕)] 8点(2007-05-10 18:23:23) |
6. プリズン(1988)
《ネタバレ》 刑務所とホラーを融合した変化球な一品。とにかくブレイク前のV・モーテンセンが若い。R・ハーリンの半ば強引な演出もなりを潜め、話は坦々と進んでいく。個人的に刑務所モノと法廷モノでハズレ作品に出会ったことはない。この作品も秀作ではないが、最後まで飽きずに鑑賞出来た。ちなみに何故この作品かと言うと、最近ハマってるプリズンブレイクのコーナーに、題名が一部同名というだけで置いてあり何気なく借りてしまった。この出会いがなければ、この作品を生涯知ることはなかったと思う。そんな意味でも拾い物な作品である。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-08 12:50:39) |