1. ペーパー・ムーン
《ネタバレ》 むかし、「丸の内ピカデリー」でロードショーを鑑賞しました。広告が上手だったのか、見る前から歴史に残る大傑作の予感が漂っていましたが、期待に違わぬ素晴らしい作品でした。あえて白黒作品にしたことがねらい通りの効果をあげています。テータム・オニールがパーフェクトです。できれば、劇中でライアン・オニールとツーショットでお月様の上に乗って写真を撮って欲しかったです。 [映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 21:20:30) |
2. ジョニーは戦場へ行った
ダルトン・トランボ渾身の一作です。公開当時ベトナム戦争は続いていました。戦争をニュース映像で知ることはあっても、別の世界の出来事に感じられたものです。この映画を見たときは戦慄が走りました。その後、戦争に対して以前のように無関心ではいられなくなりました。 [映画館(字幕)] 8点(2012-09-02 20:55:00) |
3. 華麗なるヒコーキ野郎
試写会での鑑賞でした。皆さんの平均点が高いのでビックリです。ジョージ・ロイ・ヒル監督、ロバート・レッドフォード主演なので期待が高かったせいか、「素晴らしきヒコーキ野郎」を先に見ていたせいか、私は「6点」クラスの感動でした。でも、ほのぼのしているし、時代考証はしっかりしているし、飛行機のシーンが素晴らしいし、良作と思います。 [試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:35:26)(良:1票) |
4. アデルの恋の物語
試写会での鑑賞でした。ケツの青いガキだったので話は半分もよくわかっていなかったと思いますが、イザベル・アジャーニの美しさにノックアウトされました。 [試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:20:31) |
5. アリスの恋
試写会での鑑賞でした。とにかく葉書を書いては試写会に応募していて、これがよく当たったものでした。エレン・バースティンが乗りにのっていた頃の作品です。話としては好みではありませんでしたが、彼女の演技はとても素晴らしかったです。お母さん役がよく似合う女優さんですね。 [試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:13:54) |
6. ハリーとトント
試写会での鑑賞でした。試写会を見つければ応募しまくり、ジャンル問わず映画を見ていた頃です。私の好みのジャンルではなく、おそらく前売り券を買って見ることはなかったと思いますが、この映画は「当たり」でした。ほのぼのとして実にいい映画でした。ハリーくらいの歳になったら(生きていられるか?)、じっくりとまた鑑賞します。 [試写会(字幕)] 7点(2012-08-27 23:09:57) |
7. 宇宙戦艦ヤマト
《ネタバレ》 テレビアニメのファンでした。劇場映画が公開されるということで期待して見に行きましたが、テレビアニメの編集作品だったのでがっかりした覚えがあります。「看板に偽りあり」でも、お客集めて金を稼ごうという悪しき映画興行にひっかかった感じです。ですが、もともとが名作アニメですので、そのダイジェスト版と考えれば許すことができますし、大づかみでも内容を知りたい人にはよいでしょう。ちゃんと作品を味わい感動したい方は、時間を割いてテレビ版を一話ずつしっかり鑑賞されることをお勧めします。 [映画館(邦画)] 6点(2012-08-26 15:16:38)(良:1票) |
8. ダーティハリー3
《ネタバレ》 なんとシリーズ第3作です。相棒は女性刑事となりました。しかし、彼女の存在がストーリーにふくらみをもたらせたとは思えませんでした。刑事映画の金字塔とも言える第1作の素晴らしさにはとうてい及ばない出来映えです。「ハリー・キャラハンが主人公である」、もうそれだけで作っちゃった感じです。最後はきっちりマグナムでカタをつけんかい!、と思ったものです。でも、ブーブー言いながら、それなりに楽しんで見てしまいました。はい。 [地上波(吹替)] 6点(2012-08-19 13:29:38) |
9. ダーティハリー2
掟破りの続編です。前作で、見事に完結していたのに。監督は「続・猿の惑星」で多くの映画ファンの期待を裏切った前科のあるテッド・ポストです。期待も何も、ダメダメ作品であることは火を見るよりも明らかです。でも、期待して見てしまいました。そして、やっぱりそんなに面白い訳はなく、予定調和的ながっかり感に包まれました。そんな感想を持ちながらも、テレビで放送されたりすると、思わず見てしまいます。やはり、ダーティ・ハリー、格好良いです。まさか第5作まで作られようとは思いもしませんでした。 [映画館(字幕)] 7点(2012-08-19 13:12:38) |
10. ダーティハリー
初公開よりやや遅れ、初鑑賞は二番館でした。劇場で見ることができたのは幸せでした。ハリーの格好良さにほれぼれしたものです。当時マグナム6インチバレルのモデルガンを買ってしまいました。また、悪役のキャラが際立っていて素晴らしかったと思います。刑事映画の金字塔です。 この後、まさか掟破りの続編が出来るとは思いませんでした。 [映画館(字幕)] 10点(2012-06-23 03:48:30) |
11. ルパン三世 カリオストロの城
これはルパンの名を借りただけの映画。潔く、0点です。 [地上波(邦画)] 0点(2012-04-16 02:33:33)(良:1票) |
12. オレゴン魂
「勇気ある追跡」の続編です。アカデミー賞主演男優賞を受賞したジョン・ウェインがふたたびルースター・コグバーンを演じ、キャサリン・ヘップバーンと共演しました。それだけで十分ですね。緊張感に欠けるのですが、文句を言わず、ゆったり見ると楽しい作品です。 [地上波(吹替)] 6点(2012-02-08 23:11:23) |
13. スーパーマン(1978)
スーパーヒーロー物をハリウッドが本気で作るようになった先駆けの作品ですね。ジーン・ハックマンを起用したことが話題を呼びました。出演者の中で、一番の高額ギャラで、名前も最初に出てきます。彼が出演したことで、この後、コミック作品の映画化に大俳優がイメージを損なうことを恐れずに出演するようになったと思います。作品の出来は期待度からすると7割くらいの出来で、満足感や、高揚感にちょっと欠けるのが残念です。若き日のクリストファー・リープはスーパーマンのイメージ通りで、素晴らしいです。 [映画館(字幕)] 6点(2011-09-24 11:39:45)(良:1票) |
14. 八月の濡れた砂
この映画は勢いですね。作品としては荒いと言わざるをえません。タイトルは秀逸で、そのテーマ曲は妙に耳に残ります。 [映画館(邦画)] 4点(2011-08-08 02:42:42) |
15. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
完成度は非常に高く面白かったです。この映画を見なければ知ることのなかったであろう事柄が随所にありました。ですが、見ていて実にいらいらする映画でした。名作と思いますが、私好みの作品ではないので、私の中の位置づけは7点です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-08 00:54:04) |
16. ジャガーノート
《ネタバレ》 長い間見逃していた本作をやっと鑑賞できました。見て良かったと思いますし、結構面白かったですが、あっさりしていますね。不満な点が多々あるのですが、それはよしのぶさんが上手にレビューされています。群像劇として見ると、個々のエピソードが生かされていないし、伏線が回収されていないのが致命的ですね。豪華客船の撮影は素晴らしいですし、荒れる海での降下作戦など随所に見せ場がありますが、たたみかけるようなテンポに欠けます。もっともっとよく作ることができたであろうに、惜しいものです。役者の顔ぶれはなかなかのものがあります。ジャガーノートの意味をウィキペディアで知らべ、びっくり。ジャガーは動物ではありませんでした。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-08 00:18:37) |
17. ボルサリーノ
主演の二人がカッコよすぎます。とくに帽子が素晴らしいです。粋な映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2011-07-16 01:11:44) |
18. 暗殺者のメロディ
本作のアラン・ドロンの演技は印象に残ります。「殺し屋」の内面を上手に表現したと思います。サングラスがよく似合ってすてきです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-07-16 00:58:41) |
19. わらの犬(1971)
今見返すと古くささは否めないと思いますが、間違いなくセンセーショナルな作品でした。最後に描かれる爆発的な暴力描写にカタルシスを覚えました。ダスティン・ホフマンにスーザン・ジョージというミスマッチ感覚の配役もよかったと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2011-04-29 21:56:36) |
20. ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦
どうって事のない話なのだけれど、男臭くて、格好いいです。とくに撮影がライブ感たっぷりで素晴らしいです。カット割りも小気味いいですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-04-29 21:46:54) |