1. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 世界観やら設定はまぁ悪くないでしょう。 問題は急ぎすぎる展開でしょうか。 メインの2人は出会ってから累積数時間でどんどん進展するのが違和感あります。 違和感と言えばお父さん(笑)。 だめですよ、キャスティング~。素人の棒読みの 中でもかなりレベル低い部類に入ります。 一応主要キャラなんですから ちゃんとした声優さんを選んで欲しかったですね。 あとは鉱物云々……何か意味があったのでしょうか?ただ鉱物ネタを使いたかった だけに見えるのですが。 とどめは最後のアレですか、観ていてコントの様にズッコケました。 天沢聖司くんはもっとクールで知的な好青年だと思ったいたのに最後で株急落。 これじゃ最近の携帯小説と変わらんではないですか。 [地上波(邦画)] 4点(2008-02-26 12:25:55) |
2. エントラップメント
無駄なくスッキリ、特に後味が良いですね。 どっちがどっちを騙してるんだか分からない演出や進行も非常に良いです。 肝心の“盗み”に関してはいろいろ無理があるようですが……。 今時(昔もだろうけど)レーザがあんな無駄な配置で仕掛けてある訳が無い。普通エリアセンサか今時ならモーションセンサが一般的でしょうね。 その辺り、もう少し凝った仕掛けや小道具を使ってくれると良かったかな、でも あの女の“レーザダンス”を見せる為の演出なんだろうという事も考慮して、マイナス2点。 後は申し分ないですね。 退屈せずに観られる良い作品です。 [DVD(吹替)] 8点(2007-08-20 23:05:52) |
3. 12人の優しい日本人
地味~な雰囲気の映画ですし、どうかなぁと半信半疑でしたが、かなり面白かったです。 濃いキャラクタを大勢出して、細かい複線をたくさん張って、それを最後にうまく 1つにまとめるあたりは三谷さんの技術力には恐れ入ります。 映像としては部屋の中だけで完結してるし目立ったアクションもなく、ただただ 会話だけの展開なのに、だんだん引きずり込まれていく。 気が付いたら一緒になって事件について検討している自分がいる。 最後は「そういう事か!そう来たかーっ!」という結末で、とにかく面白かったです。 満足満足! [ビデオ(邦画)] 8点(2007-07-23 17:00:45) |
4. インデペンデンス・デイ
基本的にこういう映画は好きなので片っ端から観てるんですが、映像としては とても面白い。 が、シナリオというか世界観というか、全体的に薄っぺらい。 つーか何も考えずに作っただろう!?って感じ。 映像が良ければとりあえずOKか、という人にはある程度の満足感はあるかも。 何と言ってもアメリカ万歳映画だわな(笑) 宇宙人相手に今世界は一つに!とか 言いながらなぜアメリカ大統領が仕切ってるんだろうという。 未知のUFOにコンピュータウィルス???UFOのシステムはWindowsか?Macか?Linaxか? あれだけ何やっても全く刃が立たなかったのに、最後はF/A-18Cが1機特攻して終わり? んなアホなという感想だが、あのくらいムチャな設定だとある意味そういう映画だと 割り切れるかも。 何だかんだ言っても数回観たし、全然面白くないって訳ではない。 映画としての 娯楽性だけは評価できると思う。 [DVD(吹替)] 6点(2007-07-23 16:40:07) |
5. 羊たちの沈黙
猟奇殺人系のサスペンスでは非常に面白いですよね。 ハンニバルシリーズの中でも 羊たちの沈黙は最高傑作だと思います。 とんでもない殺人鬼なのにどうしても憎めない、実は周りの誰よりも純粋で正義感が あって、良い人なんじゃないかと思わせる、その辺りの演技が秀逸です。 アンソニー・ホプキンスの完全ハマリ役でしょう。 何度観ても面白い作品です。 [DVD(吹替)] 9点(2007-07-23 16:22:30) |