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なたねさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1219
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年齢 59歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  毒薬と老嬢 《ネタバレ》 
これは、つまらない。主人公のケイリー・グラントが、トラブルに巻き込まれた新進気鋭の演劇評論家というより、コメディ話の主人公を演じている。ようするに、クサいんですよ。ものすごく騒がしいんだけど、観終わってみれば、実は彼だけ何もしていなかったような印象です。【追記】死体を一度も写さないという、当時の良識が新鮮な映画でもあった。
[DVD(字幕)] 4点(2024-07-07 20:20:08)
2.  白熱(1949) 《ネタバレ》 
イマイチ乗れない。その理由は、①ラジオを改造して追尾ができるような発信機を作れるんだろうかとか、②内圧が高まっているように見えないガスタンクがああも盛大に爆発するもんだろうかとか考えてしまったから。加えてそれ以上に、無慈悲な悪党が頭痛持ちのマザコンというところはいいんだけど、さらにそれが結構なおじいさんというのが受け止めづらかったからです。コーディは何歳の設定なんだろう。なんでもう少し若く見える人にしなかったのだろう。コーディの母親役の人はよかったですね。ドーラ(@ラピュタ)の原型ではないかと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2023-11-20 18:57:45)
3.  みかへりの塔 《ネタバレ》 
うんざりする映画だと思いました。■ニセの家庭に素行の不良な少年少女を囲い込み、矯正する。家庭内では、お母さん役の保母とお父さん役の先生の裁量でルールが決まっていく。その外側では教護院のシステムで物事が決まっていく。■「家庭」をことさら標榜する組織は怖いですよ。■土木のプロが監督するわけでもなく、2㎞の水路を手作業で切り開いていく。子供たちが。作業中に倒れる子供、体調を崩してなお、医務室から現場に行こうとする子供。合理性とか、成功にむけての道筋とかがみられない。ただ、従ってがんばるだけ。これらが美談として流通されていたんだから。■最後の卒業式のシーンでは、マインドコントロールの終わった子供が野に放たれていくよう。■戦前を強く意識する作品でした。そういった意味では意義深い。■清水宏ですら。
[DVD(邦画)] 2点(2023-01-02 19:54:23)
4.   《ネタバレ》 
情婦であることから逃れて東京からきた若い女性が、湯治場の客との交流で再生していく物語。恵美も納村も近い気持ちはあったのだろうけど、さっぱりしているところが良いです。恋愛の泡立つような気落ちの「その前」の状態が続いているようでした。ほんのり暖かい気持ち。以下余談。のんびりした映画。これが真珠湾の半年前って、戦争って考えているよりいきなり来るのかもって思いました。
[DVD(邦画)] 6点(2022-04-02 11:34:07)
5.  深夜の告白(1944) 《ネタバレ》 
けっこうエゲツない話。最後はローラまでは仕留めようとしていたんだから、フィリスによるディドリクソン一家惨殺事件(未遂)じゃないですか。自分で手を下さない計画なのがまたひどい。そんな中、ワイルダー色を一手に引き受けていたキーズが好き。いつか、追い詰められたネフがギースにタバコの火をあげない瞬間がくると思ってみてましたが、最後にキーズが点けてやるんじゃないですか。頭のいいチビ、カッコいいよ。
[DVD(字幕)] 9点(2020-02-23 21:15:46)
6.  心の旅路 《ネタバレ》 
強引ながら目が離せない物語運び。ワタシ、タイムスリップものを見たような印象です。13年の時を超えて、現代に戻ってきたと言う風。そんな印象が良かったことなのか、そうでもなかったことなのか、なんだか分からないんですよね。【追記】触手が動かない邦題、「心の旅路」。ある程度の期間が経過するドラマであれば、どんな作にも使えそうだ。原題の「ランダム ハーベスト」になにかこの不思議な物語を解釈するカギがあるような気がしてなりません。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-03 12:45:13)
7.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
「家庭の幸福は諸悪の本」は太宰治の小説の一節です。決して息子に見せてはいけない醜態を演じたお父さんは、でも息子がいなかったらあんな無謀なこともしていないワケです。家族の幸せのための行動でした。我が身を省みて、子供のために行ってしまった、犯罪まではいかないが小ずるいこととか思い出して、身をよじるような気持ちになりました。しかし。映画としてどうかというと、あまりにも率直に切なすぎて。盗み返した自転車をよく見てみたら、あの自転車だった!なんてね。うーん…。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-19 18:43:52)
8.  生きるべきか死ぬべきか
いい作品の気配はするんだけど、いまいち物語に入っていけない。先のレビュワーの方がおっしゃるとおり、変な字幕。これじゃ正しい評価は困難なので、現在の平均点を一応入れさせていただきます。ワタシが観たのは、販売元:ジェ○オン・ユニバ○サルのもの。残念なことをしたと思っています。
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-13 12:10:21)
9.  王将(1948) 《ネタバレ》 
なにより小春に「日本一の将棋指しになって欲しい」と励まされて、再度将棋の道を歩き始めているワケですので、名人位にはもう少し執着する姿を見せて欲しい。結果、関根棋士に譲ることになるとしても。また、将棋も詰まるところは心理戦。2五銀が破れかぶれであろうと、相手のペースを乱した立派な一手。反省などする必要は全然ありません。阪妻の坂田三吉は無垢で魅力的なんだけど、もう少し行儀が悪くても良かった。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-09-23 14:46:54)
10.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
ジョージとメアリー、そして子供たちとの抱擁シーンでは、見ているワタシにもヒトのぬくもりが伝わってくる映画でした。見て良かった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-05-29 09:10:37)
11.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
将校にはさまれて、肩を落として、演説台に向かうシーンが印象的。製作されて67年、いまや、いろんなエライ皆様から似たような言葉を拝聴し、聞き飽きてしまったようなあの「大演説」がグッと胸にくるのだから名作。【追記】でも、この作品が、ヒトラーに油を注いでたかもと思うとコワい。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-28 16:09:56)
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