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亜酒藍さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 271
性別 男性
年齢 82歳
自己紹介 定年後、以前にまして映画を観るようになりました。シニア料金制度万歳です。やや人とは異なったと自覚する死生感を持っているので、少々変わったコメントをアップするかも知れません。
宜しくお願いいたします。

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  デュエリスト/決闘者 《ネタバレ》 
以前よりリドリー監督の原点にして、最高傑作の1つとは聞いていましたが、その噂にたがわない素晴らしい映画で、感動しました。生涯のライバルと出会えるという好運に恵まれた軍人が、互いに成長してゆく過程の区切りとしての決闘と捕えました。それにしても美術館でロマン派の絵画を見ているように、次から次へと美しいショットでビックリしました。こんな映画は初めてです。自分自身の命をかけられる子供が妻に宿ったことで、ライバルの存在価値がなくなってしまつたのだなと感じましたが、男という生き物は何時になっても同じようなことを繰り返しているのだなとも感じました。久々に充実感に溢れた映画でした。
[DVD(字幕)] 10点(2012-01-25 00:23:25)
2.  ザ・ヤクザ(1974) 《ネタバレ》 
ただただひたすらに、健さんがカッコよく、「ブラック・レイン」の刑事の時よりもヤクザが似合っていました。殴りこみの時の殺陣を俯瞰から撮っていたのは、新鮮味があり、very good!でした。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-01 00:54:11)
3.  告訴せず 《ネタバレ》 
持ち逃げした選挙買収資金で、小豆相場で大儲けしたまでは良かったが、その後は、砂糖に群がる悪党蟻に全て取り上げられ、自殺(?)してしまう、といった何とも冴えな い男の話でした。松本清張原作というので、もっとどろどろ、ぎらぎらした映画を期待 したのでしたが、何せ主人公があの風采の上がらない、元都知事でしたので、半分は喜 劇となってしまいました。
[DVD(邦画)] 3点(2008-04-17 22:38:01)
4.  隠密同心 大江戸捜査網 《ネタバレ》 
まあ、大甘の脚本で、どうしょうもありませんでした。 殺陣は、さすがに松方弘樹は迫力がありました。 芦田伸介の悪ボス役は凄みがあり、存在感のある 俳優さんであった事がさらに印象強く残りました。 美人女優さんが、土田早苗、三林京子(かなりスマートだった)、 岡田奈々と揃って、その女優さんを観れただけで良かったです。
[DVD(邦画)] 4点(2008-04-17 18:21:04)
5.  華麗なる一族 《ネタバレ》 
山本薩夫監督の映画はいつも重く、迫力が凄いですが、本映画では特に大介の迫力が凄かったです。何方かも仰っていらっしゃいましたが、この続きの、銀行局局長との勝負も見たかったです。壮絶な勝負になったと思います。しかし、鉄平が自殺するとは、予測していませんでした。自殺するとさらに敗北者として惨めになってしまうことが分からなかったのでしょうか?復讐の方法は幾らでもあったと思うのに!家族の事を思いやることのできなかった敗残者と感じてしまったのは私だけだったのでしょうか?
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-13 20:00:31)
6.  金環蝕(1975) 《ネタバレ》 
今から30数年前に作られたのに、まったく現在と変わらない体質の日本の政治である ことがはっきりと分かりました。しかし、権力サイドでは最も良心的だと思われた前電 力開発総裁も土壇場で裏切るとは思いませんでした。これで一気に脱力感に襲われまし た。真ん中が黒い、という題名の意味だそうですが、これでは、唯、真っ黒というだけではないですか!しかし、名優ぞろいの中でも宇野重吉のいやらしさは抜群でした。  
[DVD(邦画)] 6点(2008-04-10 01:16:26)
7.  狼よさらば 《ネタバレ》 
愛妻を殺され、娘を廃人にされたら、犯人を殺そうとする気持ちは理解出来ますが、 この映画のように幾ら無法者とはいえ、無差別に殺す、という発想はやはり米国的です。拳銃撲滅といっても、多分米国では絶対に不可能であることを示す映画でした。 「ツーソンではガンを持っているから夜歩ける」というセリフが発端だったような気がします。シカゴで拙宅のパーティに来た1人暮らしの女性が皆デリンジャー小型拳銃を持っていると聞いたときにはビックリした記憶が蘇りました。でも使用するのは怖い、とも云っていました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-21 23:11:18)
8.  ビッグ・ガン 《ネタバレ》 
ただただ復讐に狂った殺し屋で、ドロンであれば、もう少し哀愁・孤独感をにじませても 良かったような感じがしました。「ジタン」あたりの物憂げな感じが欲しかったです。ま あ、それにしても敵役のリチャード・コンテは、マフィアのボス役がぴったりの凄みがあり、思わず 「ゴッド・ファーザーⅠ」のボス・バルツィーニと重なってしまいました。それにしてもお墓や色々 な葬式を観られて、世界の風習には色々なものがあるのだと思いました。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-17 22:14:55)
9.  アウトロー(1976) 《ネタバレ》 
西部劇の面白さがてんこ盛りになった復讐劇で、お気に入りの1本です。特にお気に入りの場面は▼コマンチの酋長と相互不可侵条約を結ぶときに、お互いの手のひらを切って血を混ぜあう握手の場面、▼最後に悪役ボスを倒すのに拳銃ではなく、相手のサーベルで刺殺する場面、▼赤い靴ギャング団の襲撃を皆して撃退する場面などです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-02-13 19:05:48)(良:1票)
10.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
これは記録映画?と思わせるくらい、本物が出てきて、まさに物量作戦映画でした。それにしても、市街戦の凄まじさや、戦車の怖さがまざまざと思い知らされました。まあゲルマン騎士道みたいな凛としたところも観れたことは、戦争そのものが狂気と判っていてもやはり少しは「ほっ!」としました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-04 20:24:48)
11.  病院坂の首縊りの家 《ネタバレ》 
さすが市川昆監督の映画でした。独特の映像美があり、古い日本の家屋を俯瞰で撮ったシーンなどは、思わず唸ってしまいました。それにしても原作者が最初と最後に出てくるおまけまでついているとは思いもしませんでした。佐久間良子と桜田淳子が、これ以上ない位美しく撮られていました。草刈正雄がこんなに芝居がうまいとは以外でした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2007-12-29 22:39:28)
12.  赤穂城断絶 《ネタバレ》 
いわゆる「忠臣蔵」オールスター映画ですが、深作欣二監督という事で一味違ったもの に仕上がっています。吉良上野介はひたすら嫌らしく描かれていました。▼初めて気がついた事など列記してみます。吉良家の紋所が太閤秀吉と同じ五七の桐紋であったことは初めて知りました。高家筆頭と威張る訳です。最後のお茶会に山田宗偏が持参する光悦の「白雪」は、かなり本物の光悦ぽっくって良かったです。討ち入り後の殺陣はかなり壮絶で迫力がありました。剣客・小林平八郎に扮した渡瀬恒彦が2つの助演男優賞を受賞したそうですが、納得しました。その討ち入りに気づいて支度しながら「打つも武士道、打たさざるも武士道」と云った台詞は本当に印象的でした。▼赤穂浪士の最初の血判同盟者56名から47名(+1名:寺坂吉之衛門)まで8~9名の脱落者がでているのですが、この映画では、特に近藤正臣扮する男がサイド・ストーリーとして取り上げられています。江戸から赤穂へ場面展開の最初が彼らの結婚式でした。どんな集団にも必ず種々の理由で脱落してゆくものがおり、その心情は切ないものがありますが、それをかなり印象的に描いていました。瑤泉院が討ち入りの事を聞き、「殿様1人の為に、47人もの方々が命を投げ出して・・」と感歎しますが、本当にそのとおりで、浅野内匠頭は堪え性もないオボッチヤンであったが、その家来達が男の意地を通した、という事を改めて感じました。
[DVD(邦画)] 8点(2007-12-24 23:08:11)
13.  不毛地帯 《ネタバレ》 
現在マスコミを賑わしている防衛省が防衛庁時代の話の映画です。時代は繰り返すといいますが、多分同じような事が防衛省内で行われているのだろうと言う事を意識するとかなり面白いと思います。お決まりの役人と商社の権謀術策に帝国軍人(敗残の)がからみ、所詮は商人に負けてしまうという話にみえました。▼山本薩夫監督は、この映画では、そのプロパガンダ精神を遺憾なく発揮し、捕虜になってからの自尊心を踏み潰すような過酷な扱い、シベリヤ抑留生活、満州事変の日本軍の侵略場面、安保闘争の場面など、直接挿入しなくても良い、あるいはあんなに長々とみせる必要もない画面を多数箇所挿入し、非常に観辛く、違和感を感じました。それ以外は、お座敷での幇間芸をじっくり見せてくれたり、轢死体を「まぐろ」と呼ぶのは知っていましたが、あんなに粉みじんになってしまい、バケツで処理されるなど、今まで観た事もないような事項をみせて呉れました。▼話は、例のごとくで「まあ、そんな物だろう」と納得しました。しかし、丹波哲郎演じる空将補が一番日本の防衛を心配していたのに、たかだかあんな事位で自殺してしまうなんて、やや納得いかないところもありました。あの潔さは大好きです!小沢栄太郎の憎憎しげでかつ頭脳明晰な悪党ぶりは、惚れ惚れするくらいの凄みがありました。田宮二郎自殺に関わっていたというG資金の話もちらりと出ており、彼の遺作としては相当な皮肉に感じられましたが・・・。▼主役の仲代達夫に覇気が感じられづ、いつも充血した眼でいたのは「不毛地帯」の題を表すようにわざとだったのでしょうか?まあ、これだけのエネルギーを感じさせる映画は最近の邦画では観られないので 敬意を表して高得点となりました。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-12-16 19:52:27)
14.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 
始めはこの題目がどの様な意味だったかに興味があったのですが、これがレコードのタイトルで、それもドイツ語(Der kaiser ist nicht am August)と書かれていたごとくの交響曲だったとは!これは音楽担当の佐藤勝氏の書いた交響曲という訳だったのですね (予告編にそのオーケストラ撮影風景が1瞬ですが出てきていました)。▼78年に製作されたと云っても、そんなに古臭く感じなかったのは、政治的な背景やら、その他の部分が現代と重なっていると感じているからなのでしょうか?藤崎1尉が山崎努演ずる同期生を射殺し、敬礼するところは筋を通す軍人魂が感じられて清々しい感じすらしました。それにしても巨悪を演じさせたら凄い俳優さんたちをこれだけ集め、揃えたものと感心しました。三国連太郎によって、憲兵の拷問の怖さを見せ付けられました。しかし、その陸将補もロボトミーを施されて廃人にされてしまっていました(ややクドイ感じがしましたが)。それにしても太地喜和子が巨悪の愛人役で出ていたのは、山本薩夫監督の意図だったのでしょうか?その巨悪の愛人が内閣調査室長と出来ていたとは少し創りすぎです。その愛人も裸で殺されてしまうえぐさは少々鼻につきました。サービス過剰な「寅さんが出てきて、ソ連に亡命した岡田嘉子を背負って爆破寸前の列車から逃げる」と言う訳の分からない場面もあり、あんぐりです。▼クーデターの目的がややはっきりしなかった(一生懸命、渡瀬恒彦が日本の美しさを強調してはいましたがやや弱い感じがしました)のは、他のエピソードを描くのに時間をとられ、説明不足だったように感じました。同じ吉永小百合が出ていた「動乱」の方が、貧困にあえぐ農村の悲惨さを映し、2.26の動機付けがなされていたと感じました。吉永小百合の存在感は大した物です。本邦を代表する大女優さんになっていました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-08 09:07:10)
15.  女王陛下の戦士 《ネタバレ》 
非常に珍しいオランダの対ナチレジスタンスが主の映画でした。エロも適当にありましたが、緊迫した場面もあり、一応の見ごたえはあったと思います。潜入した主人公の友人がギロチンで処刑されたのには、ビックリしました。全体的にややフランスのレジスタンス物よりは、のんびりした感じもありましたが、随所にでてくるナチの拷問法は、結構医学的にも理論的でした。腎臓部位を殴るなんて、最近のボクシング試合でもあったような・・・?
[DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 00:11:55)
16.  007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 
まったく緊迫感のない007でした。結構いいロケを行い、風景もきれいだったのですが、如何せん話がメタメタで支離滅裂のB級映画に成り下がっていました。宇宙まで引っ張っていったのは少し強引すぎたと思います。
[DVD(字幕)] 2点(2007-10-14 23:23:56)
17.  ワーテルロー 《ネタバレ》 
1970年に観たときは仰け反りました。映画というのはこんな凄いことが出来るのだと思い知らされました。でも製作者であるディノ・デ・ラウレンテスは小生と感覚が似てると思ったビデオでした、すいません。「砂の惑星」「ハンニバル・シリーズ」などなどです。ナポレオンは天才でしたが、少しの油断が、緻密なウエリントンに敗れたということだと思っています。でも英軍のスクエア陣は無敵ですね。「サハラに舞う羽根」でも組まれた陣形でした。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-09-02 22:58:17)
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