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もっこり八兵衛さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 16
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 ラブコメ以外のジャンルは何でも観ますが、特に好きなジャンルはアクション、サスペンス、SF、ホラー、ドキュメンタリなど。

1~3点…途中で見るのをやめたくなるレベルのつらい作品。
4~5点…映画の出来はさておき、ツッコミどころ満載で好事家と観れば楽しいかもしれない作品。
6点…特段心に残るところはないものの、不満もない作品。
7点…これはいいモノ見た!という満足感のある作品。
8~10点・・・大満足。DVDを買って永久保存したい作品。

という感じで点数付けをさせていただいています。

好きな監督は

テリー・ギリアム
エド・ウッド
メル・ブルックス
黒澤明
スタンリー・キューブリック

といった面々。

ミーハーですがサイテー映画、トンデモ映画のファンだったりもします。

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1.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
本作品はエニグマやアラン・チューリングの人生をモチーフにした暗号解読機作製に関するドラマの体裁をとっておきながら、本質的には「価値を誰が判断できるのか」そして「誰の判断が正しいのか」という問題を投げかけてくる作品であると感じました。  セクシャリティに関する善悪の判断の正しさ、救うべき人命とそうでない人命を選別する正しさ。いずれの判断も絶対的な「正しさ」は存在し得ないのでしょう。それでも人間の価値判断によって罪悪が規定され、感情によって誤った判断をし続ける。これに対して機械(エニグマや解読機)の判断には主観はなくブレもない。本作はそうした人間の不確かな「正しさ」の基準によって翻弄された天才の姿が時にコミカルに、また悲哀に満ちて描かれていました。  それでも結末に希望を見出すとすれば、現代という時代が過去の判断の過ちを認め、多様性を包摂する社会へと変わりつつあるように描かれていることではないでしょうか。人間は間違える。それでも、人間は捨てたものじゃないよ、といったメッセージを私は読み取りました。味わい深く素敵な作品でした
[映画館(字幕)] 8点(2015-06-10 22:41:57)
2.  ラン・オールナイト
最近のリーアム・ニーソンの作品にはハズレが少ないですね。特にジャウム・コレット・セラとの相性がとてもいいんですね。  作中ではシームレスなカットで場面を切り替える方法で「あっち側」と「こっち側」を対比する演出が多様されているのが印象的でした。  本作品ではリーアム演じるジミーが「あっち側」と「こっち側」の境界線上に位置する存在として描かれており、絶望的な状況のなか、息子を「あっち側」へ行かせまいとする姿がとても切なくスリリングでした。  特にそれを感じさせたのは終盤の『US BEFORE YOU』のメッセージ。あのメッセージによってジミーのbehindに迫る世界と、beforeにある世界を改めて強調し、ジミーの使命に対する意思の強さを感じさせる効果があったと思います。  ずっと家族のことを考えながら生きてきたという描写もさりげなく、しかし効果的になされていて、作品に深みを増していました。しみじみといいサスペンス映画でした!
[映画館(字幕)] 7点(2015-06-10 21:09:05)
3.  悪の法則 《ネタバレ》 
本作品は確かに不親切というか、あえて描いていないところ非常に多いと思うのですが、このために「描かれていない」部分に対するイメージが膨らみ、恐怖感が煽られます。そもそも、「カウンセラー」がバイカーの弁護士に選ばれたことが全ての発端ですが、どうやって彼が「国選弁護士」に選出されたのか。その背景を鑑賞後に想像したらおぞましい余韻がこみ上げてきました。映画はストーリーのテンポが速すぎてついていくだけで精いっぱいですが、「あのシーンはどういう意味だったのか、どういうメタファーだったのか」を後で思い返したり議論をすることで味わい深くなる類の珍しい作品かと。ハビエル・バルデムがかませ犬的なポジションだったのも観客の期待をうまい具合に裏切り、絶望感を味あわせるのに一役かってくれたかもしれません。邦題の『悪の法則』というのはあまりピンときませんでしたね。そもそも悪には法則自体が存在しないことを描いた作品だと思います。原題の『カウンセラー』が最初は弁護士先生のことを意味していたのが、最終的には弁護士先生自体が助けを求めるクライアントになってしまうという構図が興味深かったので、原題のほうがテーマ性があるように思われますが、日本語で表現するのは難しいですね。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-26 22:02:27)
4.  永遠の0 《ネタバレ》 
原作未読です。原作で取りざたされる右翼的な何か、という感じはあまりしません。戦争を美化するとかそれ以前に、映画のづくり自体が散漫な印象を受け、鑑賞後非常にもやもやした感覚が残りました。この作品には大まかに①演技力の問題、②演出の問題、③プロットの問題、があると思っています。まず①演技力の問題について。特攻で命を捨てた宮部の孫である三浦春馬と吹石一恵の演技が終始オーバーアクトであり、表情作りもわざとらしいのが気になり、最後まで安心して観ることができませんでした。その演技力のなさをカバーするために生じているような気もするのですが、②演出についても「お涙頂戴」するために、登場人物が泣いている姿を(「感動的」なBGMと共に)繰り返し見せられるのが酷く苦痛でした。悲しくて泣くか、うれしくて泣くかは鑑賞者が決めることで、人が泣いている姿を見せて悲しませようとするのは表現手法としても浅はかすぎやしませんか。また、これも演技力のなさをカバーするための小技かわかりませんが、やたらと飲食をしながら話すシーンが目立ったのが気になりました。スポンサーへの配慮かと想像されますが、ひたすら酒やコーヒーを飲んだり煙草を吸ったり、妙にお腹がすく演出でした。また、想像に任せることによって膨らむはずのイメージも説明過剰であることでぶち壊されてしまっています。最後に宮部が特攻するシーンや、ヤクザの刀のエピソードもクドイですし、映画が長くなる原因になっているかと。最後に③プロットの問題ですが、三浦数馬の祖父が宮部の戦友だったことがわかるシーンはギャグかと思うくらいずっこけました。「お前がラスボスだったのか!!ていうか最初から言えよじじい!!」と、心の中で叫んでしまいました。宮部が特攻を決意する経緯も十分描き切れているとは思えませんし、ラブストーリーなのかサスペンスなのか戦争アクションなのか反戦映画なのか、そのいずれもが中途半端で、とても満足のいく作品ではありませんでしたが、トンデモ映画として友達と語り合うネタには十分なるかな、と思いました。正直、ラブストーリーをやりたいのであれば、特攻隊をネタに使うのは卑怯だとすら感じました。
[映画館(邦画)] 3点(2013-12-26 21:38:57)(良:2票)
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