| 1. チャンス！(1996)
女性社会に冷たい業界で、主人公が立ち回るためには、ある男が必要だった・・・、というお話。ウーピーのコメディセンス炸裂の作品。どんどん業績を伸ばしていくシーンは楽しく見られる。ラストの演説シーン（←一ひねりあり。）には爽快感が味わえるかも。ただ、中盤から終盤にかけての展開と、ラストのとある展開が少し納得いかないのと、描き込み不足を感じた。 5点（2003-05-31 02:15:22） |
| 2. 不夜城 ＳＬＥＥＰＬＥＳＳ ＴＯＷＮ
日本人監督に監督させなかった事により、違った目線からの歌舞伎町というものを描いていて、好印象。物語が、脇に逸れすぎたような気も。もう少し短くてもいいのでは。演技力に関してはメイン所２人にもう少し頑張って欲しかった。その点１点マイナス。演出は健闘しているが・・・の典型的なケースかも。 4点（2003-05-16 22:48:58） |
| 3. アナライズ・ミー
まあ、それなりに笑える作品だとは思う。まあ、細かいアラが、そこそこ見えてくるのが残念だが、そういう面を言うのは野暮かも。ビリー・クリスタルのどんどん巻き込まれていく様を楽しむ作品です。トラウマの話は、意外な展開を見せますよ・・・・。 5点（2003-05-09 23:51:02） |
| 4. ホワイトハウスの陰謀
ホワイトハウス内で起きた事件というお話で、「機密」扱いというのをうまく使った作品だと思う。物語の二転三転もなかなかよく、この事件が起きた理由も重みがあった。で、その理由を知ると、邦題が活きてくるという印象も受けた。それなのに、全編を通しての、この何か物足りない感は何なのだろうか。それはそつなくまとまっているという証拠なのだろうか・・・。 5点（2003-04-26 01:21:12） |
| 5. ヘヴンズ・ドア 殺人症候群
低予算ながら、頑張っている作品。田中美奈子がイイ。物語も、典型的だがミスリードをちゃんと効かせていて好印象。最初逮捕されてくる少年の演技を受け入れるかどうかで、この作品に対する印象が変わってくるかも。最後のオチはどう解釈すればいいのか、少し気になりますが。 5点（2003-04-15 19:39:44） |
| 6. 乱気流／タービュランス
「タービュランス」シリーズ３作の一作目。（「乱気流」シリーズのニ作目以降は正当な続編ではない。）飛行機パニックモノの王道を王道通りに描いている作品。他の人も書いている通り、自動操縦の部分が賛否を分かれるかもしれないけど・・・・。まあ、それなりに楽しめる作品だとは思います。登場人物のキャラ設定に若干の疑問もあったりしますが。 5点（2003-03-18 20:48:52） |
| 7. サムライガール２１
昔気質な主人公と、主人公が用心棒をする人にまつわるエピソードを描いた作品。第一幕では、友人の女の子が疎遠になったモトカレを追いかけて、という話。まあまあの話でそれなりに楽しめます。キャストも適材適所な感じ。第二幕は、第一幕の友人の女の子から紹介されたストーカーに困っている女性を守る話。ひょんなことから主人公がキャバクラ勤めをすることになる顛末のエピソードは面白い。ただ、ラスト付近の格闘シーンが、それまでより迫力が大幅ダウンしており、その辺に冷めてしまった。作品に妙なユルさが漂うのは確信犯！？。 4点（2003-02-23 22:35:00） |
| 8. すばらしき臨終
葬儀屋業界の裏側をコミカルに描いた作品。HOW TO的なモノを教えてくれる部分は良いが、後はダメダメ。ジョークも滑ってるし、劇中歌もどうかなぁ、と思う出来。もう少し全体を練り直した方がいいんじゃないかと言いたくなるんですが。作品に出演し、劇中歌も歌ったプロデューサーだけがノリノリだと思わざるを得ない作品。 2点（2003-02-22 16:07:03） |
| 9. ハイスクール・ジャック／怒りの教室
ふとした事をきっかけに、生徒が学校に人質をとり、立てこもる話。意外といっては失礼ですが、見応えのある作品だったと思います。間違った方向にいく報道、それに対する立てこもった主人公側のアプローチ、人質の警官とのやりとり、仲間分裂を引き起こしそうな仲間の男、警察内でも命令系統の乱れや考えの相違など、いろんなエッセンスが入っており、それぞれが主張しすぎる事なく、うまく作られている作品だと思う。要求に関するエピソードも、突然の事件形成となってしまったため、うまく見つからないというのが描かれ、そして「要求」を出し・・・、というのが描かれ好印象。ラスト付近の落ちはあまり好きじゃ有りませんが、このテの作品の宿命か。 6点（2003-02-17 00:16:38） |
| 10. バレンタイン
実は、「ルール」の１を撮った監督による作品なのだけど。これは脚本がイマイチなのかも。冒頭のいじめられっコの姿にいまいち同情がわかず、その影響で、のちの殺戮に関連付けられていく背景としても薄く感じた。スクリームなどの学園ホラーモノのそれぞれに比べても、殺害シーンが非常に弱い。（血の量が殺害方法に対して、全然出てなかったり、襲ったと思ったら、違うシーンが挿入後、すでに死んでる描写だったりする。）まあ、いじめた側が主人公達なので、その点でそもそも共感はしにくいのだが。犯人も、作品を見ていて、途中で何パターンか思いつくとおりの流れで、ラストの軽いどんでん返しも個人的には薄かった。ただ、そんな中でも、一応は楽しめます。 4点（2003-02-15 16:09:50） |
| 11. 奴らに深き眠りを
ギャングの抗争モノ。物語的にはオーソドックスなのだけど、重厚な雰囲気を漂わせている作品。何よりもティム・ロスが主役を喰う勢いでの演技を見せている。でもかといって、それほど印象に残る展開がある！という作品でも無いんだよなぁ。 5点（2003-02-09 19:36:54） |
| 12. 現代任侠伝
ヤクザ映画のパターンそのままに描かれた作品。親子モノの面も少し描かれている。ただ全体的に物足りなさを感じてしまった。カタギの主人公が覚悟を決めるまでもう少しスマートに描いてくれたら、と思った。 5点（2003-01-26 23:58:58） |
| 13. 未来は今
コメディ＆ファンタジーが見事に融合した作品。フラフープが世間に広まっていく展開の部分の軽快さに笑えた。また、カットの凝り方（撮影手法じゃなく、物語に合った感じの凝り方）もよく、作品に合っていた。ノーテンキ社長を陥れるための重役陣の動きや、主人公の傲慢と挫折を丁寧に描いていて好感のもてる作品です。 8点（2002-12-18 15:32:53） |
| 14. 友情 Friendship
白血病の難病モノというよりは、題名通り、クラスメートとの「友情」に重点がおかれた作品。白血病の少女のために、全員で丸坊主になった友情、その旅先で友情を育みあう姿の展開がよかった。若干ストーリーが雑だと思うところもあるが、キャストの選球眼（特に、生徒達）がよく思えたので、プラス一点という事で６点。 6点（2002-12-09 01:28:24） |
| 15. ディープ・ライジング
原題「SHARK ATTACK II」でそのままでもイイのに、なぜ変えたのかまず疑問符。あんなに都合よく襲われていくのには、逆に笑ってしまった。（しかも、主人公の友人がサーフィン大会で襲われるのなんか、なんとピンポイントかよ！、と。）物語的には、この手の王道の物語で、鮫が複数で襲ってくるのが新しいところか。でも、終盤まで殆ど一匹の鮫に描写は終始してるのですが・・・。 4点（2002-12-04 23:00:20） |
| 16. 呪怨２<OV>(2000)
その呪怨が「１」以上に連鎖していき、家に一度入った霊感の強い女や、家に入ってすらない（！）その女の家族、恋人など様々な人が連鎖に巻き込まれていく。１に比べて恐怖描写や物語が弱くなっているような気もするが、それでも怖い。 7点（2002-12-02 01:22:17） |
| 17. 呪怨<OV>(2000)
何ともいえない怖さ。怖さの原因になるモノに何の関わりもない人々が次々と犠牲になっていく。三輪明日美のラストシーンはコワイし、終盤の階段から降りてくる・・・シーンなんかも怖かった。とにかく独特の雰囲気の演出に成功している作品である。 8点（2002-12-02 01:15:21） |
| 18. 弁護人
1999年の作品なのに、この映像の古臭さは何だろうか・・・、もしこれが制作サイドの狙いとしたら失敗してると言わざるを得ない。弁護士とその弁護した相手が殺人を犯し対決・・・モノかと思いきや、最初はそうなのだけど、オチは違う方向に向いているので、なんだかな～と言う気がしてならない。犯人サイドも、理由は分かるが、あそこまでリスク背負わなくても、その計画実行できたんじゃない？、と言いたくなる。それにしても、主人公の弁護士はエロ顔だ。 3点（2002-12-01 13:33:13） |
| 19. 告発
権力による暗部を描き、重いムードながらも、新人弁護士と囚人との友情なども描いた作品で、良い作品だと思う。ケビン・ベーコンが怪演しており、作品を支えている。終盤「勝利」というモノの価値がズシンとのしかかる一作。 7点（2002-11-29 17:30:35） |
| 20. ハリー・ポッターと賢者の石
まあ、いろんな要素を詰め込んだために、これだけの長さになったのだと思います。ちゃんとワクワクする要素や、軽い冒険ネタなどで楽しめるんだけど、見る人によっては意見が分かれてしまうのではないのでしょうか。VFXによる魔法シーンは好きですよ。今回は第一作なので、ハリーが魔法学校へ来るまでと、ハリーの過去に関する話を描かざるを得なかったので、そういう部分を描かずにすむ二作目以降に期待します。 5点（2002-11-28 12:38:04） |