1. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 「用心棒」の方が良かった。向こうのひりつくような感じに比べてこちらは些かスマートすぎるし、最後の決闘も向こうの方のが好き。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-10 17:31:09) |
2. 天国と地獄
10点付けてないのにこんなことを言うのも何ですが、基本的に文句の付けどころのない娯楽大作ですね。たしかに少しマイナスがあるとしたら、後半をもう少しコンパクトにできなかったかという点くらいです。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-10 17:19:43) |
3. 東京オリンピック
ところどころ良い映像はあるのだけれど、レニ・リーフェンシュタールの「民族の祭典」「美の祭典」と比べてしまうと、どうしてもこちらの方は凡庸な印象。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 14:22:55) |
4. シェルブールの雨傘
同じジャック・ドゥミ監督、ミシェル・ルグラン音楽、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の「ロシュフォールの恋人たち」の方が好きですね。こちらは、音楽も例の有名なタイトル曲以外は目立つものないし。でも、ラストシーンは素晴らしいと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2011-07-08 19:07:49) |
5. 飢餓海峡
少しストーリーに粗さはあるけど、独特の骨太な迫力に引っ張られて、楽しめて観れました。戦後すぐの混乱期を描いた映画は数あれど、この映画の映像が一番説得力がある気がする。ラストシーンも素晴らしい。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-06 23:51:30) |
6. 用心棒
《ネタバレ》 最後の仲代達矢との決闘シーン、一瞬だけど、これがまたとんでもなくカッコいい。音楽もカッコいい。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-06 23:22:31) |
7. 続・荒野の用心棒
「荒野の用心棒」よりは、こっちの方が哀愁の雰囲気が全編に漂っていて好き。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-06 23:18:51) |
8. 荒野の用心棒
《ネタバレ》 爺さんがせっかく死ぬ気で盗んできたであろうダイナマイトを自分の登場をかっこよくするために使ってオシマイ、というところは素晴らしかった。あと、このダイナマイトの煙がふっと消えてイーストウッドが現れるシーンも美しかったし、夜にイーストウッドが馬で駆けるシーンの煙の立ち具合もなんかかっこよかった。でも、本家に比べると、なんだか殺伐としすぎているのと最後の決闘シーンの質が落ちる。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-06 23:15:50)(笑:1票) |
9. ロシュフォールの恋人たち
《ネタバレ》 小生もこの映画には100点か1000点くらい付けたい。人生最高の映画。DVDも持っていてもう50回くらいは見たであろうか。圧倒的な人間讃歌・人生讃歌・恋愛讃歌。映画というか芸術を、制作者の頭や心の中にある理想の世界観(「妄想」とも言い換えられる)を作品という形に昇華させることと定義するのであれば、この作品ほどそれに成功した作品はないように思える。見るときはいつも、冒頭の広場のシーンでポールダンスみたいな棒を使ったダンスの後、パステルカラーのヴェールに身を包んだ女性たちが横から跳ねてやってくるシーンあたりで、なんだか自分の中でスイッチが入って、その後は「ロシュフォール的世界観」の中を2時間近く浮遊している感じで、この浮遊感がたまらなく気持ちいい。音楽も最高だし、街も人もパステルカラーと白に統一し、カメラの端の方に写っている人にも全て踊らせて、世界観を完全に構築しているのがポイント。ストーリーの適当さやジーン・ケリーとチャキリス以外のダンスの粗さも、この映画にはむしろプラスに働いているような気がしてならない。 [映画館(字幕)] 10点(2011-07-06 12:47:01) |