1. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 最初はどっからどう見ても有罪でしょって思わせて、徐々に無罪だなと理解していく内容。 死刑判決の裁判官のやる気のなさと、犯人の善人っぽすぎに、若干無理があるが… 基本、11対1からひっくり返ることはないらしい、人間はみんな多数派に押される。 実際、陪審員8番も、無記名投票の結果次第では、諦めると言った。 そこへ、「てめえ、なんで寝返った!」と怒られる陪審員5番(笑) 「わたしですよ」と、陪審員9番のおじいちゃんが最高★★★ で、映画だから許されるナイフ、机にバーン! そして電車の騒音。 「聞こえるわけないよ」とこそこそ話す陪審員5番と6番。 そして9番のおじいちゃん、とどめに陪審員4番にめがね★★★ 陪審員10番、スラムへの偏見丸出しでみんなから無視。最後は小さい机。 で、1対11。 親を殺す息子と、自分の不仲な息子をだぶらせて、最後は涙ながらに「無罪だ。。。」と語った陪審員3番。 みんな白熱して怒ってて、「怒れてる」とまで言われ、これほどの人間ドラマはないだろうな。うん。 [DVD(吹替)] 10点(2016-04-13 23:50:38)(良:1票) |