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1.  Dr.コトー診療所 《ネタバレ》 
若い研修医がトリアージの重要性を説いていたが、全員を助けたいコトー先生が無視して結果みーんな助かっちゃった。 これでいいの?ないよね。
[地上波(邦画)] 3点(2024-01-08 00:10:12)
2.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
公開が遅れ待ちに待った1本。  ま~オープニングから、まさしくファンが観たかったオープニング。これで一気に80年代まで 感覚が戻されますね(笑)  ストーリはといえば、前作トップガンの教官として赴任したはずのマーベリックは勿論教官が務まる筈もなく、 相変わらず孤高の最強パイロット。 まずは若きエリート小僧たちに実力差を思い知らせ、グースの息子との確執や厳しい訓練を経てチームワークが育ち、 盟友との別れを経て生還の可能性が低いミッションへ!本来の場所へ帰ったマーベリックの生き生きとしてること! ラストはもちろん・・・皆が望んでいる通りですよ!  作戦の顛末が少々てんこ盛りすぎる気もしましたが、それだけ難しいミッションだと割り切れば。 ピンポイント爆撃のシチュエーションはスター・ウォーズのデススターを彷彿させますね。(そのスターウォーズは 633爆撃隊からヒントを得たとか。たしかに・・・)  1作目が好きな人なら素直にじゅうぶん熱く楽しめる内容になっていると思います。
[映画館(字幕)] 8点(2022-05-29 18:14:11)
3.  ウエスト・サイド・ストーリー(2021) 《ネタバレ》 
封切初日に鑑賞。 旧作との違いを脳内で比べながらの鑑賞になりました。  今回は配役をメインテーマ通り人種で統一、ラテン系役者を起用してます。ジョージ・チャキリスやナタリー・ウッドみたいなのも出て来ませんがそういう意味でリアルです。  もう一点リアルといえば、旧作でボーイッシュな女の子が今回は性同一性障害っぽく置き換えられていたり(ジェッツの中では比較的重用な役回りとなってます)、タイミング的に現在の社会、とりわけアメリカが抱えるここ数年の人種的な分断をスピルバーグはいま提起しておきかったのかなと。これは勝手な想像ですが。  ミュージカルとして歌と踊りは文句なしに素晴らしい。大画面で観る往年のナンバーは圧巻。ストーリーや曲構成は旧作に割合忠実なので安心して観ることが出来ます。今回は序盤のトニーが何故更生してるのかとか、細かい理由付けがはっきりしていて入り易い。にしても旧作が完璧に素晴らしいからこその新作のクオリティですね。見比べるのも一興かと。ドラッグストアのあのお婆さんは・・・!今回製作にも関わっているそうです。  私個人としては前作の雰囲気を壊さずに楽しめる良い作品でした。おそらく何度も観るでしょう。  ※どうでもいいのですが、最近は不良がテーマの映画でさえ禁煙なんですね。 ※パンフレットが分厚くて無駄に高価 そのくせ役者プロフィール等欲しい情報が無い そういうのは減点(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2022-02-11 18:29:03)(良:1票)
4.  三島由紀夫VS東大全共闘 50年の真実 《ネタバレ》 
三島由紀夫の作品は全く読んだ事はありません。読めばその魔力に吸い込まれるような気がして。 この映画を見ればその断片だけでも知る事が出来るのではないかと思い視聴しました。  しかしたった一人で1000人の中に飛び込むという肝の座り方。 この討論の冒頭三島由紀夫のスピーチがあるのですが、最も耳に入ってきました。 おそらくここで勝負あったんだと思います。  討論のメインである全学連の芥氏との討論は、東大随一の論客といわれる芥氏が三島をやり込めようと難解(というか、観念をこねくり回したような、人に伝えるつもりのない独りよがりな言論)を三島が丁寧に聞き取って優しく答えていくという展開。解放区、時間、空間、それみんなが目指した革命と関係あるの?これ皆が望んだ討論?ただ三島の対応能力の高さだけが目立っていく。論破するでもなく、誠実に答えていく姿が印象的。ただ見て何か感じるものは無し。  おそらく芥氏は同じ表現者(芥氏も表現者として仕事をしていたらしいが)としての格の差に嫉妬しており、敢えて分かりにくい言葉で議論を吹っかけている個人的な戦いの図に見えます。話をさえぎって揚げ足取りしてみたり、見下したように笑みを浮かべてみたり。途中で横やりを入れた学生の「俺は三島をぶん殴る会があるというから来た」のほうが本質を突いた議論になったのではないか。  そして50年後に芥氏本人へのインタビュー。自らを総括するでもなく彼自身の自己弁護なのか、キャラクターを含め彼の人間としての小ささが鼻についてしまって・・・。本人の思いは別に何かあるとしてもかなりガッカリな印象。   私としては、学生運動によってどんな世の中を目指していたのかが分かる議論になっているのだろうと思っていたのですが、そのへんの答えに近づくことは無く、あの討論で学生たちはいったい何をしたかったのだろう。あの討論で何かを得たのだろうか。三島に思いは伝える事が出来たのだろうか。「近代ゴリラ」なんて揶揄して三島を挑発したのはいいけれど、彼の圧倒的な存在感とユーモアと優しさの中で討論ごっこをさせてもらっただけなのでは。  映画としては、この時期の学生運動の様子や三島の行動等も同時に紹介されていたので時代のディテールは少し押さえることが出来たのは良かったですね。(雑誌の人気ランキングでも三島は男性で1位だったとか。当時の影響力と男の嫉妬が想像できる話。) 三島は学生たちの純粋さと一途さだけは認めようとしていた。 時代は流れ、終わってみればかの革命戦士たちは社会人として体制の中で何食わぬ顔で堂々と働いている・・・ 今を生きる若者は何か参考になった事はあるのだろうか。  さて、三島の作品を読んでみるか・・・そちらも未だ迷ってます。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-09-28 09:28:05)
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