1. シカゴ(2002)
ちょっと期待が大きすぎたためか、リチャード・ギア登場のあたりまでは冗長に感じられ、ミュージカル好きな私もやや眠たくなってしまいました(そのころ、連れは寝てしまってました)。が、途中からは話のテンポもよく、ミュージカルも楽しい調子になってきて、本当に引き込まれました。想像外の構成で、見ていて素直に楽しい映画です。でも、ストーリーやいろいろないきさつの細かい描写がないので、ミュージカルが苦手にはつらいかも。もちろん、苦手な人にもお勧めしたいくらいうまくできてますが。歌に関しては、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの評価が高いようですが、その迫力歌声より、レニー・ゼルウィガーのハスキー&キュートな声のほうが稀有。あんな声、なかなか出せる人いませんよー。 8点(2003-04-29 19:22:25) |
2. ブリジット・ジョーンズの日記
独りのきもちとか、かっこつけてしまってうまくいかないところには、自分と非常に重ねてしまいました。でも、ブリジットはかなり大胆な行動ができる人だし、魅力的で、実はモテモテ。にもかかわらず、これを見て、「イングリッシュペイシェント」のやなやつだったコリン・ファースふぁんになり、シンデレラ症候群に片足突っ込んでしまいそうな自分に気づき、かってに悲しく&恐ろしくなってしまった…。いかん!もっと現実の中で生きなければ。恋愛映画は基本的に非現実的で好きではないんだけど、これは、初期設定が設定だけに。…というのはすべて個人的事情なのですが、映画としては、あだち充の漫画的にとても素直な流れで、素直に見ればよい気分になる映画ですし、面白かったです。 7点(2003-04-29 15:27:40) |
3. 誰かに見られてる
<ネタバレ>誰かに見られてる映画かと思ったら違いました。そして、ジャンルとしては、サスペンスではなく、完全にラブストーリー。リドリー・スコット監督は、『再会の時』と『プラトーン』の人が同一人物と知って、トム・ベレンジャーに決めたとありました。でも、この映画でいちばん印象深い演技派は、待つ&強い母ロレイン・ブラッコかも。きれいな映像と雰囲気勝負の映画です。テーマ曲も超ステキ。 7点(2002-07-01 13:43:47) |
4. 硝子の塔
<ネタバレかもしれません>今、機会があって2度目を見ました。1度目の記憶が薄れ、犯人を二人のうち逆に記憶していたので、自分で自分を混乱させることができて(?)得した気分でした。でも、この映画、非常に低得点ですが、犯人は一応最後まで分からないですよね。そして、トム・ベレンジャーはやっぱり男前ー。だれかもっと人目につくところで使ってほしい。 5点(2002-06-24 22:39:24) |