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最高です。私の中の映画ベスト1です。エド・ウッドの生き方っていつの時代の業界人や経営者にも相通じるものがあるし、嘘とはったりで、自分の夢を追い求めていく姿勢は滑稽でもあるし、実は純粋に人間臭かったりします。側にこんな人がいたら、きっと、めちゃくちゃ自己中なヤツで疎んじられるか、その真っ直ぐな生き方から、カリスマ性とか美化されちゃうんでしょうけどね。ウッドは後者の方だけど。ウッドは53歳で心臓マヒで急逝します。その晩年作品はポルノ的なモノや、日本でも公開された「死霊の盆踊り(脚本)」など、駄作や愚作ばかりです。見る価値は望めません。でも、バートン監督はエドの一番輝いていた50年代を描いたところが着眼点として功績大です。映画産業が古き良き時代真っ盛りだからです。また、ヴァンパイラ、トー、ルゴシなど演じた役者たちは、実在にそっくりなのも驚きです。オープニングの棺桶シーン、オーソン・ウエルズの事、性転換、女装の事など、ウッドの伝記本を読めばこの映画の面白さ倍増です。デップも素晴らしい演技です。アカデミー主演男優賞を挙げたい程です。あの大げさな演技も、あの時代の生きた人達は本当にこうだったんだろうな~と思わせます。諦めず夢に向かって生きるエド・ウッドを見て私はいつも「明日」に希望を繋げます。
【恵】さん 10点(2003-05-09 12:56:02)
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