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レビュー情報
ウォレスとグルミット、初の長編作品という事で、大きな期待を胸に鑑賞。結論としては、短編ほどではないものの非常に完成度が高く、これまで紡がれてきた二人の関係がよく描かれていた。ただ、ラストでウォレスが生き返る部分に唐突な印象を受け、その1点が非常に惜しく感じられた。 (後日、DVDで鑑賞)。ドリームワークスが作品を台無しにした事が、監督のコメンタリーを聞くと非常に良く分かる。「会議で『ここはCGを使え』と言われた。担当はジェルで表現できないかを必死に模索していたが・・・」「ラストは、話のつながり的にも、もっと納得のいくストーリーを考えていたが、ドリームワークス的なものになってしまった。」また、「エンドロールはもっと楽しめるものにしたかったが、締め切りに迫られてしまい、あれが限度だった。」などなど、、、 個人的には、二度とドリームワークスと手を組んでほしくない。アードマンが愛情込めて作り、納得した作品を、何年かかっても待ちたい。その作品こそ、ファンが本当に待っている『ウォレスとグルミット』だと思うので。
【wood】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-18 12:14:49)
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