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この監督の作品を見るのは3作目ですが、ストーリーを展開する中で一人の人物のみを柱にして描くのでなく、いろんな人物の問題や悩みを取り入れながら話を進めますね。現実では一人一人がそれぞれの主観で生きてるわけだし、こういう手法は実話を描く上でかなり効果的だと思います(実際、『レナードの朝』ではこの手法が成功してます)。 しかし、、、今回の作品いついてはいろんなところに手を伸ばしすぎて、監督の言いたいことが伝わりにくくなっている気がします。「小説に感動した→映画化しよう」というプロセスには、監督が「映画として見せる際にはここに注目してもらいたい!」っていうメッセージがもっと強く出てもいいと思うのですが、、、 あまりに中性的な印象を受けたのでキビシめの点を付けさせていただきました。
【wood】さん 6点(2003-11-10 21:50:29)
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