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《ネタバレ》 森に住む《彼ら》ってやっぱ流し台の下に潜む《彼ら》か。ってことは後半はメルギブソンが出てきて水かけるのかなあ。と、いらん妄想に期待を膨らませてくれた本作。でも今回は引っ掛けどころは《彼ら》ではなかったんですね。見事に裏切られました。アイヴィーが森を抜けると砂利道って時に「もしや」と思ったのが四駆の出現で決定的に。衣装から生活スタイルまで19世紀と思わせといて、実は現在のお話であった。このトリックはこの世界を作り出した長老達しか知らないんだから、だったら自分達で薬を買いに行った方が普通だと思うんですよね。なぜ盲目のアイヴィーを行かせたのかがちょっと疑問。シックスセンスの時は騙されたのがわかった時点で、胸がキュンとなりましたが、本作ではそれはありませんでした。ただ今までと一味違った騙され方だったなあと、後からジワジワきました。お約束のシャラマン登場シーンは、カメラワークが妙に凝っています。賛否両論ある本作ですが、個人的には冒頭のような妄想を暴走させる楽しみもあったので良いとしましょう。
【tantan】さん 7点(2004-09-20 22:31:14)
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