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うーん、こういう社会派ドラマ、それも「闘う男」のドラマは好きなほうなんですけど、もう一つ感情移入できなかったんですよ。思うに主人公の汚職と闘う動機っていうのが「潔癖症的正義感」から来るもののように感じられてしまったからじゃないか、という気がします。これが弱者や虐げられている人々(例えば警察官へのワイロ代の為にこき使われる下っ端のチンピラとか)に対する同情の気持ちとかがあった、というのなら別ですが・・・。ま、モデルになった人がどういう人かはわかりませんが、この映画の主人公は一歩間違えると「アメリカの正義」とか言い出しちゃいそうな気がしたんですよね。いい映画だとは思うんですけど・・・。
【ぐるぐる】さん 7点(2003-10-29 21:55:20)
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