| 作品情報
レビュー情報
これは僕だけなのかもしれませんが、ジャッキーのアクションシーンを観ていると、何故だか急に目頭が熱くなることがあります。なんでだろう?と長年不思議に思ってたのですが、きっとこれはジャッキーの「観客を楽しませる為ならどんな危険も怪我も恐れない、真摯な態度」に胸打たれているのではないか、という気が、最近してきました。もう少し詳しく言うと、道化師の哀しさ、或いは(ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが)お母さんを喜ばせるために一生懸命笑わせようとする小さな子供の健気さみたいなものを感じるんですよね。本作でもジャッキーは様々な小道具を使ったり、デパートのシャンデリアを伝い下りたりと、徹底的なエンタテインメント・アクションを披露してくれています。きっと彼は普段から何を見ても「これをどうやったらアクションに生かせるか?」ということを考えている人なのではないでしょうか?個人的には70年代の頃のカンフー物の方が好みではあるのですが、本作でもやっぱり何箇所か涙ぐんでしまいました。
【ぐるぐる】さん 6点(2004-01-04 22:38:56)(良:1票)
ぐるぐる さんの 最近のクチコミ・感想
|